2018.08.06

藤原ヒロシがこよなく愛する「あの店の一皿」#6すし 㐂邑の熟成カジキ

東京都内はもちろん、全国各地に遠征し、ニッポンのウマいものを味わう藤原ヒロシさん。舌の記憶に刻まれた、忘れられない味とは? 六皿目はすし 㐂邑(きむら)の熟成カジキ。

藤原ヒロシがこよなく愛する「あの店の一皿の画像_1

「コーヒーみたいなマイルドな味」

すし 㐂邑(きむら)の熟成カジキ
魚を熟成させるっていうコンセプトにまず驚いたし、初めて食べて「古い魚がこんなにおいしいのか」と衝撃を受けました。カジキはなんていうか、コーヒーみたいな不思議な味がしました。店主の木村さんは魚によって温度を変えたりして、毎日冷蔵庫をチェックし、ベストな熟成状態で出している。こだわりがすごい。


すし 㐂邑(きむら)プロフィール画像
すし 㐂邑(きむら)
カジキは59日間も冷蔵庫で熟成させたもの。シャリは硬めで、口に入れた瞬間にバラバラとほぐれていく独特の食感。寿司の味を高めてくれる日本酒のチョイスにもこだわりが。

藤原ヒロシがこよなく愛する「あの店の一皿」一覧


Photos:Tohru Yuasa
Text:Masayuki Ozawa Yukino Hirosawa Masayuki Sawada

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