2024.04.23

ロエベ、エンダースキーマ... 2024年春夏に大人が選ぶべき「バッグ」6選【エディター激推し】 

01:L/UNIFORMのツールバッグ 「No.3」

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手持ちのハンドルに加えてショルダーストラップも付くため、ふた通りの持ち方を楽しめる。ところどころに見えるゴールドの金具も上品さがあっていい。その場でイニシャルなどのエングレービングを施してくれるサービスもある(三文字まで無料)。H33×W35×D19cm。¥152,460/リュニフォーム(リュニフォーム トウキョウ)

飾らない美しさと確かな機能性

丈夫なキャンバス地と丁寧なハンドメイドによってバッグや小物類を多く生み出しているフランスのリュニフォーム。昨年暮れには南青山に新店舗がオープンしたことも記憶に新しい。

ブランドが始まった当初からラインナップにあるNo.3のバッグは、見た目こそパリジャン、パリジェンヌにとても合うナチュラルな雰囲気だけれど、その実は、内外に多くのポケットを備える実用派。工具などを入れるツールバッグが着想源だというが、そうと思わせないデザイン力が素晴らしい。

カラーリングも豊富に選べるため、職種によってはプライベートと仕事用を兼ねる存在として選んでみるのもアリだろう。

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編集
西坂和浩

クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。

02:Brady for BIOTOPの「LEVEN」

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通常はキャンバス素材となるブレディーのバケットバッグ「LEVEN」を黒いオールレザーで別注。荷物の量に関わらず様になる、柔らかなシボ革をチョイスした。通常ゴールドの金具はシルバーに変更、グリーンのブランドタグは黒×白文字に。徹底したモノトーンでストイックな表情。H45×W31×D16cm。¥79,200/ブレディー フォー ビオトープ(BIOTOP)

バッグ迷子になってしまって

冬に差し掛かって以来、バッグの正解がさっぱりわからない。コートやダウンジャケットを着るとリュックは面倒。そして荷物の増加、特にデジタル関連の機器が増えすぎ。下手するとMacBookやiPadとWindowsラップトップまで複数持ちの日もある。トートやヘルメットバッグ等、いくつか試したけどしっくりこない。機械の重さをそれほど感じず出し入れもしやすいとなると、薄めのショルダーを脇に抱えるようなスタイルがいいんじゃないかと考えていた。第一、リュックだって普段は片方の肩にしか掛けてないわけだし。

ということでショルダーバッグを重点的にチェックしていたところ、BIOTOPの展示会で出会ったのがBrady別注バケットショルダー。レザー製だが、くったりしたシボ革で堅苦しさはない。脇に抱えられるほどよい厚みもいい。惜しむらくはPC用スリーブがないことだけど、フックである程度閉じられるから最悪飛び出しはしないか。バッグ迷子の自分にとって、現時点の最適解だと信じたい。

山崎貴之プロフィール画像
UOMOブランド統括
山崎貴之

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。
 

03:Kaanのワンショルダーバッグ

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手入れが簡単で色褪せしにくい耐久性のある撥水ナイロンキャンバス、OTTERTEXを使用。6.5cm幅のストラップを備え、内側にはキーチェーンループと内ポケットがひとつずつあるのみのシンプル設計。マチは薄めだが、13インチPCが余裕で入るサイズは日常使いに最適。H50.7×W33.8×D9.7cm。¥17,930/カーン(シップス インフォメーションセンター)

バッグを持つために荷物を作りたくなるという不思議

手ぶら生活が続くと、バッグへの関心が薄れてくるなか、久しぶりに興奮。展示会でほかの服の隣に控えめにぶら下がっていたコレ、ミニマルなルックスから日本の新進ブランドかな?と思いきや、アメリカ製の質実剛健なブランドと判明。ストラップは太さに対して長さは短く、脇下にコンパクトに収まるのが素晴らしい。そして、ややアンバランスとも思える縦長のシルエットは愛嬌を感じる。モノは深く入って正直取り出しにくい。でもいつも手ぶらで荷物がないから問題ない。
 

中野健吾プロフィール画像
編集主任
中野健吾

ファッション担当。映画と韓流ドラマが好き。甘いものと炭水化物が大好きで、運動は嫌い。にも関わらず30歳半ばを過ぎても中学時代と体重が変わらない代謝の良さが自慢。ワードローブは、白、黒、ベージュ。
 

04:Hender Schemeの「flap shoulder big」

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フラップタイプのショルダーバッグ。ポリエステル×ナイロンの素材を使用しながら、ピーチスキンのようななめらかな仕上がりになっているのが特徴。軽量かつ撥水性を兼ね備えているのもうれしい。ブラック、ベージュ、カーキの3色展開。バッグ(H37×W34×D15cm)¥33,000/エンダースキーマ(スキマ 恵比寿)

このシンプルなデザインを求めていた

ずっと、ちょうどいいショルダーバッグを探していた。形はいいんだけど、ちょっとスポーティになりすぎちゃうんだよな…。こんなに小さかったら、荷物入らないよ…。ここまでポケットつける必要ないでしょ! とにかく、理想の条件をクリアするものが見つからなかった。

エンダースキーマの展示会でようやく出会えたのが、こちらのショルダーバッグ。ポリエステルとナイロン素材を使いながら、上品なレザーのような質感。大きなフラップがかわいいし、少し横幅長めのサイズもベスト。余計なポケットがないこの潔さ。バッグはこれくらいシンプルを突き詰めて作られているのがいい。すでに注文して愛用中。

心配性の自分としては欲をいえば、フラップの下がボタンではなくてジップだったら安心できて最高なのだが…。ただ、中の物が落ちることはまずなさそうなので、気持ちの問題か。

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編集
中林龍平

カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ(入稿・校了時、1.5倍増)。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。
 

05:SegeNのボストンバッグ

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上質なコットンリネンの表地に白ヌメ馬革、ヴィンテージライクなオリジナル本真鍮パーツを使用することで、クラシックでありつつラグジュアリーな雰囲気を醸し出す。H28.5×W49×D22cm。¥132,000/ゼーゲン(ディー・エル・ティー)

旅に出たくなる、ミニマルなエレガンス

思い立ってすぐ旅に出るのが好きな僕にとって、荷造りに時間が掛かるのは結構苦痛。いつものポーチや巾着袋に衣類などを纏め、それをドカっと詰められるバッグが好きです。

今年デビューのブランドSegeN(ゼーゲン)、その上品な佇まいで目を引きますが、機能的なポケットを無駄に設けないミニマルさがしっくりきました。内生地は滑らかな触り心地のスエードライクなポリエステルで、なんなら服を直に入れられる。サイドにはパスケースや文庫が入るポケットもあり。このバッグ、電車旅が似合うと思います。

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編集
堀池 光

2023年入社の編集部最年少。本誌では『プロゴルファー!HIKARU』としてゴルフ連載を担当。ときたまデザインの効いたアイテムを着ると、副編集長吉崎をはじめ先輩達にツッコまれがち。真夏生まれだが夏の暑さにも冬の寒さにも弱い。趣味はツーリングと音楽フェス。
 

06:LOEWEの「PEBBLE BUCKET LARGE」

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ウィメンズでは2023年秋冬にデビューし、すでに人気の「ペブル」シリーズがメンズにも登場。インサイドポケットを縫い上げたダブルステッチもアクセントに。H28×W33×D27cm。¥397,100/ロエベ(ロエベ ジャパン クライアントサービス)

すでに2024年のベストアイテム候補筆頭

どんなブランドにも「絶対いま着るべき」旬というものがあるが、この春はロエベ以外に考えられない。それくらいノリにノッているし、1月に訪れたパリでは「アナグラムデニム」姿のおしゃれなファッションピープルがそこら中を闊歩していた。デニムにも惹かれるが、この「ペブルバッグ」はその上を行く。タバコ色のブラウンスエードに、一分の隙もないミニマルなフォルムのボディと絶妙な太さのストラップ、そしてガツンと主張する銀色のペブル。高いバッグなんだけど、荷物をポンポンぶっこんで、できる限り雑に使いたい。
 

池田 誠プロフィール画像
UOMOプリント版編集長
池田 誠

身に着けるモノの中では365日かけているメガネが一番大事だが、気分屋で服装には一貫性がなく、白髪に合えばなんでもいい。大阪府出身。お好み焼きと立ち飲みと電車と野球が好き。
 

リュニフォーム トウキョウ TEL:03-6812-2930
ジュンカスタマーセンター(BIOTOP) TEL:0120-298-133
シップス インフォメーションメンター TEL:0120-444-099
スキマ 恵比寿 TEL:03-6447-7448
ディー・エル・ティー TEL:03-6412-8211
ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03-6215-6116

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