2026.10.28
最終更新日:2026.10.28

【おしゃれな大人の愛用品】黒とブラウンを2色買い。伊の名門「グイディ」のバックジップブーツに惚れた理由【買ってよかった】

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ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回は「BODHI(ボーディ)」デザイナーの水谷倫さんが愛用するGUIDI(グイディ)のバックジップブーツ「796Z」。モードな印象の強いブランドを、長年親しんできたワークブーツの延長として取り入れた一足だ。

水谷倫プロフィール画像
BODHI デザイナー
水谷倫

「BODHI(ボーディ)」デザイナー。カシミヤを中心とした上質な天然素材にこだわり、素材本来の魅力を生かしたものづくりを手がける。服だけでなく、靴やアクセサリーにも独自の審美眼を持ち、ワークやアメカジをベースに、モードなアイテムを取り入れたスタイルを好む。

モードなブーツを、ワークの延長で履いてみる

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「グイディって以前は自分とは違う世界のブランドだと思っていたんです。リック・オウエンスやアン・ドゥムルメステールのようなモードだったり、ロックなスタイルだったり。そういう人たちが履く、少しハードコアなイメージがあったんですよね。

でも、今なら普段の格好に自然と取り入れられるんじゃないかなと思って。自分の中で『今まで選ばなかったものに挑戦する』みたいな企画をやっている感覚なんです(笑)」

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「グイディの定番といえば988などの9番台ですけど、僕が選んだのはトゥに丸みのある7番台。さらに『Z』はダブルソール仕様で、通常よりもソールに厚みがあるんです。

昔からホワイツブーツやレッドウィングを履いてきたので、こういうワークブーツらしい形に惹かれました。横から見ると少しくびれがあって、ホワイツブーツのセミドレスにも通じる雰囲気がある。無骨すぎず、ドレッシーすぎない。そのバランスがちょうどよかったんです」

あえてブラウンから挑戦し、黒も買い足した

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「実は、最初に買ったのはダークブラウンなんです。黒なら合わせ方も想像できたんですけど、それだといつもと変わらない。あえてブラウンを選ぶことで、カジュアルに履けるんじゃないかと思ったんですよね。

このブーツは白いステッチが入っているので、そこまでドレスっぽくならないのもいい。デニムにも自然に合わせられますし、実際に履いてみたらすごくよかったので、その後、黒も買い足しました。今はどちらも同じくらい履いていますね」

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「見た目はハードですけど、履き心地は驚くほどいいんです。バックジップのおかげで足にしっかりフィットするし、履き込むほど革が馴染んでくる。出張にも履いていきますし、一日立っていても疲れない。僕にとってはスニーカーの代わりになるブーツです。

買った頃は12万〜15万円くらいだったと思いますけど、今は20万円を超える価格になっていますよね。決して安い買い物ではないですけど、実際に履いてみると、長く愛用されている理由がわかる。だからこそ、もう1足買い足したんだと思います」

磨かず、雨の日も履く。ホースレザーの経年変化

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「素材はホースレザーのバックスキンです。肉厚でしっかりしているのに、履くほど足に馴染んでくる。最初はリジッドデニムみたいに硬さがありますけど、だんだん自分の形になっていくんです。

それに、独特の鈍い艶があるんですよ。光を深く吸い込むような感じというか。履き込むと毛羽が落ち着いて、少しずつツルッとした表情に変わっていく。先に買ったブラウンは毛羽が落ち着いてきましたけど、黒はまだ毛羽が粗いんですよね。こういう変化も好きですね」

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「手入れはほとんどしていません。磨くこともないし、雨の日も気にせず履いています。ソールが減ったら張り替えればいい。道具として長く使えるところも魅力なんです。

僕はカシミヤの仕事をしているので、天然素材はそのときに出会ったものが一番旬だという感覚があります。あとから同じ質感を求めても、環境や原料の違いで手に入らないこともある。だから、いいと思ったときに手に入れて、長く使い続けることが大事なんですよね」

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