NIKE SPORTSWEAR|SHOX TL SE
プレミアムレザーの“大人顔ショックス”
「ナイキのハイテクシューズとして2000年代に誕生したショックスは、これまでも何度か復刻されてきました。近年はY2Kの空気感を体現するスニーカーとして再評価され、インラインでも不定期に、でもわりと頻繁に復活しています。今回紹介するのは、ソール全体にコラム(円柱状のパーツ)を搭載したショックス TLです。復活当初はオープンメッシュのような近未来感のある素材が多かったけれど、今シーズンはプレミアムレザーモデルが登場しました。
ショックスではありませんが、2000年代にもハイテクなデザインをプレミアムなレザーで高級に仕上げた、革靴ライクなスニーカーはけっこうありました。そういうのが僕は好きでよく買っていたものの、当時はあまり刺さっていなかった。でも今はすごく新鮮に見えて、スニーカー自体が革靴に寄ってきている今の感覚からしても面白い一足です。
革靴を愛用している人にも響くスニーカーが増えて、彼らがスニーカーに移行したら時代は変わるんじゃないかと、最近はそんな視点で紹介するモデルを選んでいます。これはまさにそんな一足。ソールユニットではショックスの履き心地を体感できて、アッパーは革靴ライク。シューレースのチョイスやステッチを極力抑えたデザインを見て、このバランスがいいなと感じました。
ショックス TLが2003年に登場したとき、『こんなにボリュームがあるスニーカーをみんな履くのかな?』と疑問に思った記憶があります。僕自身、ショックス R4はよく履いてはいましたが、どちらもスタイリングが悩ましいシューズでした。でも2010年代のボリュームスニーカーブームを経て、今となってはスタイリッシュに見える。昔感じていたショックスの難しさは、もうなくなっています」(小澤)
モカシン風のアッパーにショックス テクノロジーを融合したショックス TLのアップデートモデル。TLはトータルレングスを意味し、ソール全体に円柱状のクッショニングユニットを配置しているのが特徴だ。クラス感のある本革に、通気孔として施されたスウッシュロゴがアクセント。ブラウンレザーのほかに、ブラックレザーの展開もある。
NIKE カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。