2023.02.21

【大人の着こなし講座】ベージュ、ネイビー、ブラウン。あか抜けてみえる「定番色」の着こなし方

冬服のヒントは街だけじゃない。ファッションのプロたちの着こなしにはたくさんのロジックが隠されている。服選びから、一見難しく思えるコーディネートの秘訣まで、トピック別に、細かく、わかりやすく解説します。

定番色をストイックに極める

ボリューミーなベージュ~白のグラデーションを足元で締める

■ BEIGE

ボリューミーなベージュ~白のグラデーションを足元で締める

児玉孝志さん
(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング プレス)

一見オールホワイトっぽいが、主役とするのはオフホワイト寄りのベージュのニット。「リラックスムードが漂うサイズですが、足元にダークトーンをもってくることでコーディネートが一気に締まります」。



奥行きのあるネイビーが気分です

■ NAVY

奥行きのあるネイビーが気分です

高橋正典さん(スタイリスト)
「ベーシックなものしか着ないからレイヤードで単調に見せないように意識。スウェットパーカ、ナイロンベストにマルジェラのコート…テクスチャーを替えて、着こなしに奥行きをもたせるのがうまく着こなすルールです」。


ワントーンは「立体的につくる」に限る

■ BROWN

ワントーンは「立体的につくる」に限る

松岡 歩さん(三越伊勢丹 紳士担当)
「コーディネートに悩んだときの選択肢がワントーン。ただ平面的な見え方になるのは避けたい。トーンは同じだけど素材を替えて、立体的に見せることを意識」。起毛感のあるトップスに質感の違うスラックスを合わせた。




Photos:Kanta Matsubayashi 
Composition&Text:Mayu Yamamoto 
Text:Kohei Horikomi

RECOMMENDED