街のためのチノは、これ一択
カルの服は、普遍的でありながら細部に至るまでモダンにデザインされていて、さらに素材にもひと工夫を凝らされたものが多い。個人的には、いまの都会の雰囲気に最もマッチする服のひとつだと思っている。
2026年のSSは、こちらのニドムチノトラウザーズを迎え入れた。軍モノのチノとはだいぶ異なるが、一見してチノと思えるのは、この色味と(それでもだいぶ白みがかっているが)、わずかに起毛した素材感だろう。しかしこのピーチスキンにも似たタッチは、従来のコットンチノを洗いこんで出るものとは明らかに違う。
どうも事前にニドム加工と呼ばれる揉み叩きをして洗わないと、この風合いは出ないらしい。だからニドムチノ。買うときは知らなかったが、やはり素材にひと工夫がなされている。シルエットは美しいワイドストレートの2タック。またひとつ、洗練をきわめたベーシックなパンツに出逢えて嬉しい。
編集
西坂和浩
クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。
Movie&Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI
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Editor Shibutsu