京都に本店を構える日本茶専門店、⼀保堂茶舖のお茶をより深く体験できる施設が誕生した。東京・麹町にオープンした、完全予約制のプライベートサロン「Room Ippodo」だ。
1717年創業の一保堂茶舖は、京都本店をはじめ、2025年にオープンした新丸ビル店と⻘⼭店、さらに海外も含め100以上の拠点を展開。お茶を愛する人々に向け、より豊かな⾷体験を提供する場として、同サロンを開設した。
まず頂いたのは、2026年の新茶。すっきりとした爽やかな味わいの中に奥深さがあり、体にすっと染み渡るような1杯だ。
続いて、モクテル「翠苑(すいえん)」。GINZA SIXに店舗を構える「お茶カクテル」をコンセプトとするバー「ミクソロジーサロン」が監修したドリンクで、潰したメロン、大葉、エルダーフラワー、芳泉をブレンド。メロンのフルーティーな味わいとハーブのさっぱり感、そしてお茶の旨みが絶妙に合わさり、軽やかな飲み口に仕上がっている。グラスにはゼリーで作った清涼感ある飾りが添えられている。
一緒に頂くのは、京都で無病息災を願ってこの時期食べられるという伝統的な和菓子「「水無月(みなづき)」で、菓銘「水の月」。本来は外郎で作られるが、今回はカクテルに合うようにと、葛で作られている。形も三角形が一般的なところ、四角い枡(ます)の形を採用。「ますます繁盛しますように」という願いが込められている。
食や器、空間とともにお茶の奥深さを多角的に味わえる、贅沢なペアリングコースだった。
同スペースでは、一保堂のイベントはもちろんのこと、トークショーやポップアップショップ、展⽰会など、⼀保堂と親和性のあるクリエーターやブランドとのコラボレーションも予定。また、特別なミーティングや対談など、貸切利用も相談可能。自由な発想でさまざまな可能性を感じてほしいという。
お茶を「飲む」だけでなく、食や空間とともに味わう。そんな新たな楽しみ方を提案する場所として、今後も注目したい。
住所:〒102-0083 東京都千代⽥区麹町3-7-2 麹町南ビル2F
(東京メトロ半蔵⾨線・半蔵⾨駅6番出⼝、有楽町線・麹町駅1番出⼝より徒歩3分)
オープンイベント
日程:2026年7月4日(土)、5(日)
料金:ペアリングコース ¥7,700
予約:公式サイトより要事前予約
TEL:075-251-1200(一保堂茶舖 教室イベント窓口 ※平日9時~18時)

























