高須賀哲さん

ライター・編集者 42歳

大学進学のために四国から東京へ。2017年熱海に移住。結婚を機に、自然豊かな環境で子育てをしたいという思いから20年間暮らした東京を離れた。



東京での仕事もあるため、熱海を選択

「実家から東京に出てきた時に比べれば、移動距離は短く、移住というよりも引越しという感覚でした。東京での取材や打ち合わせが多いため、新幹線で40分かからずに品川に出られるアクセスの良さは理想的でした。現在も月に数回は東京で仕事をしています」



①窓から見える景色が変わった


高須賀さんが現在暮らしているのは、熱海駅近くのリゾートマンション。現在はテレワーク需要でやや値上がりしているそうだが、移住当時は東京に比べるとかなりリーズナブルだったそうだ。


「引っ越して最も変わったなと思ったのは、窓の外の景色です。東京で住んでいた物件は、窓の外の景色は、駐車場と他のマンションの壁でした。しかし、今は海、空、島が視界に広がります。朝は野鳥の声で起こされる。それだけで幸せな気分に浸れます」



②ワークスタイルが自由に選べる


ライターという仕事柄、取材や打ち合わせに行く時以外は、以前から基本的にテレワークだったという高須賀さん。現在は自宅マンションの一室を仕事場にしているほか、コワーキングスペースなども活用しているという。


「ずっと家にこもって原稿を書いているとどうしても煮詰まってしまう時があります。そんな時は海辺に散歩に出かけて気分転換したり、コワーキングスペースで集中するようにしています。周りに仕事をしている人がいると自然と自分も仕事モードに入れるんです」



③仕事で疲れたら温泉でリラックス


夫婦ともに温泉が大好きだったからというのも移住先として熱海を選んだ理由だという。


「熱海のリゾートマンションは温泉付きのところが多いんです。うちのマンションにも大浴場が付いているので、仕事で疲れたら温泉に浸かってリフレッシュします。たまに近くの旅館やホテルの立ち寄り湯に入りに行ったり、車で秘湯のような場所を訪ねたり、伊豆地方ならではの温泉ライフを満喫しています」



④オフの日は遊び放題


「基本的に原稿が手を離れるとオフになります。東京にいた頃は、時間があっても、部屋で映画を観たり、近くの居酒屋に飲みに行くくらいでしたが、熱海に住んでからはライフスタイルは大きく変わりました。サーフィンを始めたのは2年前からです。車で10〜20分程度のところにサーフスポットがあるので、ちょっと空いた時間に1〜2時間楽しんで、気分転換してから仕事に向かうこともあります。波が無い時は夕方頃から歩いて釣りに行ったり。とにかく、家にこもっていたらもったいないと思えるようになりました」



⑤地域の人たちとの交流も楽しい


東京にいた頃よりも“地域に暮らす”ということを意識するようになったという高須賀さん。お祭りなどのイベントにも積極的に参加している。


「厄年の男性が執り行う伝統行事にも参加させていただき、友人がたくさんできました。様々なイベントを通してどんどん人間関係が広がっていきます。仕事柄、原稿を頼まれたりすることもありますが、自分の仕事のスキルで地域に貢献できることを嬉しく感じます」



コロナ禍の影響で多様な働き方が浸透し、都心を離れて暮らす人が増えているという。東京を離れることに踏ん切りが付かない人も、熱海なら可能性が広がるのではないだろうか?