銀座の「ハウス オブ ディオール ギンザ」4階にある「カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック ギンザ」で、新たなアフタヌーンティーがスタートした。店名にもその名を冠するアンヌ=ソフィー・ピックは、女性シェフとして現在世界で最も多くのミシュランの星を獲得した人物だ。そんな彼女が監修するアフタヌーンティーは、ディオールのオートクチュールと美食が融合した逸品。その優雅なティータイムを堪能してきた。
ディオールの世界に浸る、銀座だけのティータイム
今回のアフタヌーンティーは、スイーツ3種とセイボリー3種で構成。クリスチャン・ディオールのファーストコレクションに着想を得たメニューが並び、オートクチュールとガストロノミーが美しく交差する世界観を堪能できる。ドリンクはフリーフローで、ディオールのシグネチャーティーやコーヒーから自由に選べるのもうれしい。
「千鳥格子」を描くラテアートも、このカフェならでは
ティータイムのお供に選んだのはアイスカフェラテ。注文後、一杯ずつ仕上げてくれるラテアートは数種類のデザインから選択でき、今回はディオールを象徴する千鳥格子柄をセレクト。グラスに描かれた繊細な模様は思わず写真を撮りたくなる完成度。アフタヌーンティーが運ばれてくるまでの時間さえも、ディオールらしい美意識を感じさせてくれる。
小さいからこそ、美しい。6つのスイーツ&セイボリー
甘いものより先に、まずはセイボリーから。最初にいただいたのは、クリスチャン・ディオールの革新的なコレクション「ニュールック」にちなんだ一品。薄焼きのタルトレットに、フォアグラを使ったモンブラン仕立てのクリームを重ね、中には貴腐ワインで甘みを加えたゼリーと3種のナッツを使ったヌガーを忍ばせている。
ひと口頬張ると、まず感じるのはタルトレットの軽快なザクザク食感。続いて、なめらかなクリームが口いっぱいに広がり、貴腐ワインの芳醇な香りがふわりと鼻へ抜けていく。今回はアイスカフェラテと合わせたが、ワインやシャンパンと楽しみたくなる大人の味わいだった。
続いては中段へ。並ぶのは、見た目にも印象的な2品だ。一つは、「レオパード」柄が目を引くクロックムッシュ「ル ミッツァ」。クリスチャン・ディオールの永遠のミューズ、ミッツァ・ブリカールを思わせるデザインで、黒トリュフがほのかに香り、ひと口ごとに奥深い旨味が広がる。
もう一つは、マッシュルームのタルト「ル プリッセ」。幾重にも重なったサクサクのパイ生地に、濃厚なマッシュルームの風味が溶け合う。小ぶりなサイズながら食べ応えは十分で、アフタヌーンティーでありながら、一皿の料理としての存在感もしっかり感じられた。
最後はスイーツを。目の前に並んだ3品は、まるでジュエリーのような華やかさ。それぞれ異なる表情を持ちながらも、ディオールらしいエレガンスが共通して漂う。まずは、杏仁がほのかに香るムースケーキ「ラ ローズ デ ヴァン」から。ホワイトチョコレートやオレンジビスケット、みかんとサフランのゼリーなどが相まって、軽やかな口当たりが印象的。さまざまな素材が折り重なりながらも、一体感のある味わいに仕上がっている。
続いては、バラをかたどった愛らしい「ラ ローズ ア ラ フランボワーズ」。アーモンドタルトにフランボワーズの爽やかな酸味を重ね、バラが香るムースを絞った一品だ。さりげなく添えられたチョコレートの蜂も遊び心たっぷりで、思わず写真に収めたくなるかわいらしさ。そして最後は、「ラ タブレット カナージュ」を。ディオールを象徴するカナージュ柄を表現したチョコレートの中に、玄米茶のフィリングをたっぷりと詰め込んだ。これはコーヒーによく合う。
オートクチュールを思わせる美しい佇まいはもちろん、ひと口ごとにディオールの美学とアンヌ=ソフィー・ピックの感性が伝わる全6品。最後まで軽やかに楽しめる、満足度の高いアフタヌーンティーだった。
「LʼINSTANT COUTURE(ランスタン クチュール)」
2名 ¥19,000(数量限定)
提供場所:カフェ ディオール by アンヌ=ソフィ—・ピック ギンザ
住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザシックス4階(ハウス オブ ディオール ギンザ内)
提供時間:14:00~18:00
営業時間:10:30~20:30(L.O 19:30)
カフェ ディオール公式サイト