採点者はこの3名!

クック井上。さん
通称、最強料理芸人。家族全員ポテチ好きで常に自宅に数種類常備している。永遠のナンバーワンはのり塩。凝り性ゆえポテチを自作することもある。

永井ミキジさん
グラフィックデザイナー。『C級スニーカーコレクション』を上梓するなど変わったものに目がない。加齢とともにポテチ愛は高まったが食べる量は減った。

池宮城秀成さん
トランジットジェネラルオフィスでプロデュース部に所属。うすしおコンソメ原理主義だが、沖縄出身で九州しょうゆ味を見ると郷愁を覚える。


ポテトチップス フライドエッグ

90g ¥462 (ルビオ)

クック

9点

これは再現度が高い。確かに目玉焼きの端っこのカリカリの味がする。外国人が好むしっかり焼いた目玉焼きという感じ。どうせならマヨネーズか半熟卵の黄身をつけて食べたい。



永井

7点

フライパンで焼いた卵の白身の味がする。キャラメルコーンのピーナッツみたいに黄身の味も少しだけ混ぜたらいいのに。地味な味だけどオリーブオイルを使っているから胸焼けしない。



池宮城

7点

確かに目玉焼き! 普通に考えたら目玉焼き味ってちょっと弱いけど、これは完成度が高いから「面白いよ」って人に紹介できる。たとえ地味でもここまで再現できれば名人芸。


紅ショウガ天ポテトチップス

100g ¥356 (アイデアパッケージ)

クック

6点

ビールが飲みたくなる味。一般層を狙っているからか、紅ショウガを食べたときのあのインパクト、いい意味での猥雑さがない。大阪感が少なく、小さくまとまりすぎている気もする。



永井

5点

パッケージは紙っぽい仕様で、しゃれている。紅ショウガ天の味はちゃんと再現できているが、串揚げの紅ショウガ天って口直しの意味もあるから、酸味がもっときいていたらよかった…。



池宮城

6点

イメージと違った優しい味。こういう繊細な味つけのポテチは日本ならではの職人技。派手なパッケージだが味はおとなしめ。人当たりがよく今っぽい大阪の男の子のイメージ。


黒トリュフ ポテトチップス

130g ¥594 (キジョー)

クック

7点

トリュフ味のおかきみたいな不思議な食後感。確かに風味は感じるけど、もう少しパンチがあってもよかった。トリュフならではの贅沢さがもっと強調されてもいいと思う。



永井

6点

トリュフ特有の鼻に抜ける感じがあり、インパクトもある。だが、人によってはちょっと塩味が濃いと感じそう。トリュフの魅力を引き出すには塩をもう少し抑えてもいいかも。



池宮城

7点

間違いない味。わかりやすくしゃれているので、ホムパで人が集まるときに出したり、人の家に遊びに行くときに持参したい。たとえるなら万人ウケしそうな塩顔のイケメン。


ポテトチップス イベリコハム

110g ¥572 (ルビオ)

クック

10点

パッケージの色がいいので思わずジャケ買いしそう。味わいはまさに生ハムそのものでびっくり。白い脂身の部分の味がする。星付き店で創作料理として出てきそうな高い完成度。



永井

9点

お店で買った生ハムを食べているみたいで再現度が非常に高い。いいポテチ特有の後味が素晴らしいが、調子にのってたくさん食べたらヤバそう。かなりうまいのでおすすめ。



池宮城

8点

カルディにありそう。思ったよりさっぱりしている。白ワインと合わせてもいい。いつも食べている大衆的な味のポテチとは違い、気取っている感じがすごくする。港区でウケそう。


北のポテトチップ
味噌らーめん味

100g ¥324 (北海道錦豊琳)

クック

6点

味噌ラーメンの香りが確かにする。口に入れて最初に感じたのはまさに北の大地だが、すぐに慣れてしまう。何枚かに一枚の割合でコーン味、バター味が混ざっていたら面白いかも。



永井

6点

うまく味噌ラーメンをまとめたなと思う。食べていると後から味噌の風味がだんだんやってくる。味噌味のおやつは煎餅くらいしかないから貴重。ビールのお供に最適。



池宮城

6点

思ったよりも味噌ラーメンの再現度が高い。袋入りの「サッポロ一番」のみそラーメン、あの粉末スープの味がポテチにかかっているイメージ。ちょい足しでもっとおいしくなりそう。



※価格はすべて編集部調べです。



Photos:Mitsuo Kijima
Text:Masataka Kin
Illustration:Osushi Muroki