2024.05.27

エルメスから軍モノまで。おしゃれな大人が「買ってよかった」10選

01:SUN/kakkeのRENOMA別注ジャケット

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やっと見つけた大好きな花柄刺繍のジャケット

「ずっと探していた花柄刺繍のテーラードジャケットをアトリエ サンカッケーで見つけて購入。花柄や刺繍のアイテムが大好きなんです。花柄の刺繍って、ある時はエキゾチックに、またある時はメルヘンチックに、まるで映画のワンシーンのような特別なシチュエーションを用意してくれるように感じます。少しパワーが強すぎる印象があるので若い頃は敬遠していましたが、30代も後半を迎えた今、ようやく嫌味なく着られるようになりました」

会社員
綾 瞳さん

服飾専門商社で働く会社員。ハイブランドから気鋭のドメスティックブランド、さらには古着まで取り入れるコーディネートは誌面のスナップ企画や試着フェスなどで大活躍。洋服愛が強すぎるが故に、“6畳の衣装部屋”はすでにパンパン。

02:MOD × Auba Jaconelli のトラウザー「FOUJITA」

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千鳥格子のパンツがこんなに合わせやすいなんて!

「架空の美術館がコンセプトのブランドMOD(Museum of Daily)は、いつもどこか少し知性を感じるものづくりをしていて、その知性も一緒に身にまとえるような気分になるところが気に入っています。このトラウザーは、画家の藤田嗣治がハンドメイドで作っていたパンツをMODの解釈で再現したもの。そんなストーリーに惹かれました。また、太めでストンとしたシルエットですが、パターンの妙なのか少しフレアな雰囲気が出ている点も、今の気分にぴったりハマりましたね」

ディレクター
松岡 歩さん

ブランドのポップアップイベント等、メンズファッションやライフスタイルに関するさまざまなプロジェクトのディレクションやコミュニーケーション設計を行う。本誌企画にもたびたび登場し、ドリス・ヴァン・ノッテンやルメール、ヴィンテージのエルメスなどのハイブランドを取り入れた清潔感のあるスタイリングは多くの読者から支持される。

03:papasのアーガイルソックス

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取り入れ方が難しいからこそおしゃれ心をくすぐる

「コーディネートに取り入れるだけで季節感が出せるので、冬はモヘアソックスに課金しちゃいますが、春先もやはりソックスには目がいってしまう。このパパスのアーガイルソックスは、絶妙なペールトーンと配色が気に入り購入しました。淡い色合いのソックスは、ちょっとコーディネートへの取り入れ方が難しいアイテム。でも、そこが逆に『やってやろう!』と、おしゃれ心をくすぐるんです。意識しているのはグラデーションでまとめること。パンツかシューズに淡い色を持ってくるのが鉄則ですね」

BEAMS プレスチーフ
安武俊宏さん

2005年にビームス入社。銀座店や新宿店でのメンズドレスの販売を経て、2012年よりプレスに。現在はプレスチームを統括する傍ら、「BEAMS AT HOME」シリーズのディレクション、服飾専門学校での講師などマルチに活躍中。

04:T.Tのレザー・ニュースボーイバッグ

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京都まで日帰りで買いに行くほど惚れた

「京都にあるT.Tの旗艦店が誕生2周年を記念して特別に作ったホースレザーのニュースボーイバッグ。今年の正月休み、京都に遊びに行ったときに見つけてビビッときたのですが、そのときは購入せず…。東京に帰ってきてから欲しい思いがどんどん強くなり、気づいたら夜行バスに乗って京都に向かってました。数量限定&店舗限定販売だったので、電話して取り置いてもらい、バッグだけを買いに日帰りしたという(笑)。でも、買いに行って本当によかった。革の質感が素晴らしく、この先長く大切に使いたい相棒バッグになりそうです」

美容師
並木一樹さん

表参道の人気サロンから独立し、2021年に中目黒のサロン「CASI」をオープン。日々のサロンワークから雑誌のヘアスタイリングまで幅広く活躍中。また、自身のインスタグラムやYouTubeチャンネルでも多くを発信。YouTubeナミカズではファッションからライフスタイル、美容にVLOGと多彩なコンテンツが人気。

05:US ARMYのコート

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買い付けのはずが、思わず自分用にも購入したミリタリートレンチ

「淡路島のお店で取り扱う古着の買い付けで、偶然見つけたコート。お店の仕入れ用にサイズさまざまで十何着仕入れましたが、自分用にも欲しいなって。売れ残って気に入ったものを自分用に購入することもありますが、これは我慢できませんでした…。おそらく2000年〜2005、6年ぐらいまで作られていたもので、2016年に日本を撤退したアメリカンアパレル社製というところにぐっと惹かれて。そもそも古着は90年代以前のものしか買いません。特に自分が中学〜高校生だった90年代は超アメカジブームだったこともあり、憧れがすごく強いんです。それ以降のものは古着ではないというマインドが今までありましたが、そんなの関係ないくらいテンションが上がりました。通常のミリタリーコートと違い、身幅と腕周りはゆとりがあって、ハリのある生地と相まって立体的に見える。すごくきれいでした」

NEAT デザイナー
西野大士さん

2015年にパンツ専業ブランド「NEAT」を立ち上げる。2023年には地元である兵庫県・淡路島市に「N&N STORE」をオープン。ニートのオーダーサロンはもちろん、西野さんセレクトの古着を取り扱う。

06:50’sフレンチヴィンテージのメガネ

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ゴダールもかけていたフレンチウェリントン型ヴィンテージ眼鏡

「普段かけているメガネを修理に出そうと羽根木にある眼鏡店を訪れたときに、オーナーさんからおすすめされた1950年代のフレンチヴィンテージの一本。フランスの映画監督ジャン・リュック・ゴダールが若い頃にかけていたといわれるフレンチウェリントン型で、通称ゴダールシェイプとも呼ばれています。フォックス型のフレームほど上がっていないので、そこまでクセが強すぎない。毎日メガネをかける自分にとって、持っていない形で新鮮ですし、ゴダール好きとして買わない理由はなかったですね」

TOMORROWLAND バイヤー
川辺圭一郎さん

トゥモローランド吉祥寺店、トゥモローランド丸の内店などで販売員を経験後、メンズのプレスを経て、2023年からバイヤーに就任。ドレススタイルにフレンチライクな雰囲気を加えるのがマイ定番。

07:UnlikelyのButton Down Shirt

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ありそうでない、まさに「アンライクリー」な柄シャツ

「シャツは札幌の気候では出番が少ないからか、春になると無性に着たくなるアイテム。アンライクリーのシャツは毎シーズンオーダーしていて、お店でも仕入れているほどお気に入り。今のお店をやる前は古着畑に長くいたので、アンライクリーのディレクターである中田さんが作るアイテムはどうしても気になっちゃいます。ただ、今でも古着は好きですが、昔ほど着る機会は減っています。年齢を重ねて、子どもができ、より生活に馴染む服を基準に選ぶようになったからかな…。だから、このシャツならリアルに着ても違和感がないバランスだなって。色味と柄パターンもブランドの言葉通り、古着にありそうでない絶妙な按配に加え、胸ポケットのサイズがやや縦長なのもディテールとして面白い。古着ベースで、デザインをモダンに昇華するのがすごく上手ですね」

WAKE. オーナー
小俣弦也さん

北海道・猿払村出身。9年間アンプラグドでマネージャ兼バイヤーとして経験を積んだのち、2019年に札幌に「WAKE」をオープン。訪れるお客様とファッションの“好き”を共有することを大事にしている。

08:T.Tのカバーオール

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ショート丈とゆったり身幅が自分好み

「春先用にショートアウターが欲しいなと思っていたときに出会ったカバーオール。UOMO4月号の企画で京都にあるT.Tの旗艦店に行ったときに即買いしちゃいました。東京には直営店舗がないので、T.Tのアイテムをフルで見ることができるこの機会を逃しちゃいけないと、たくさんの商品を試着したんですけど、このカバーオールがまさに今の気分で。黒染めの色合いといいサイズといい、自分が求めていたものを見つけたって感じです。本来のブランドコンセプトを考えるとジャストで着るのがT.T流。でも、ゆったりめに着るのが好きなのでワンサイズ上げました」

スタイリスト
豊島 猛さん

モードからストリートまで幅広いジャンルのメンズファッション誌をはじめ、ブランドのルックブックや広告などのスタイリングを手がける。定番品の影に隠れた知られざる名品やジャンルを超えたアイテムのリサーチ力は業界でも評判。日々の癒しは愛猫と過ごすこと。

09:LINDBERGのサングラス「LEX」

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セミオーダーで自分好みに仕上げた「リンドバーグ」のサングラス

「サングラスはほぼ毎日使うほど、ファッションとして好きなアイテム。特にラウンド型はよくかけていて、ジャック・デュランのものを愛用しています。ただ、もう少しモダンな鼈甲のタイプがないかなと探していたところ、ついに理想的なものに出会いました。リンドバーグはデンマークのブランドで、メガネはすでに2本持っていますが、チタニウム製でとにかく軽い。また、鼻や耳など直接肌に触れる部分にはシリコンが採用され、つけ心地が冗談抜きにナンバーワン。その上、ネジやリベットを使用せず溶接をしないことで、緩みなどがめったに起こらないので最近はこればかりかけていますね」

Cale ディレクター
佐藤佑樹さん

2018年春夏から「Cale」のディレクター。ファッションのみならず、音楽やアートに精通し、ギャラリーディレクターとしても活動している。

10:90’s HERMÈSのジャケット

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気負わず着られるマイ・エルメス

「comame(コマメ)という大阪の古着屋が、東京に出店しているタイミングで購入しました。オーナーの方とプライベートでも仲が良く、バーバリーのアイテムをよく買うのですが、今回は半年かけて世界何十カ国まわって買い付けたアイテムがあると聞いていたので、楽しみにしていました。このジャケットには出会った瞬間『なんだこれ!』と唸るほど見たことない形に一目惚れ。昔のエルメスが作るテーラードジャケットは、ボックスシルエットで着丈が短く総裏地で肩パッドが入った、いわゆる背広が多く、自分には合わないなと思っていたんです。これは肩パッドと裄綿なしのアンコン仕立てで、パッチポケットとすべてにおいてカジュアルダウンしていて、気負わず着られてすごく気に入っています」

FOLL デザイナー
平沢幹太さん

2020年にベイクルーズ入社。2020年秋冬からプライベートブランド「FOLL」を立ち上げる。現在では、数々のジャーナルスタンダードの別注企画にも携わる。

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