ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はスタイリストの松川 総さんが最近購入した、デッドストックのLevi’s(リーバイス)505。長年501®と517を愛用してきた松川さんが、ウエスト40インチというオーバーサイズに一目惚れした理由とは?
福岡の古着店勤務を経て上京し、橋本敦氏に師事。その後独立。古着を起点にしながら、新品もフラットに取り入れたスタイリングに定評がある。ヴィンテージ由来の質感や空気感を生かした、大人のリアルな着こなしを得意とする。
505は、自分に合わないモデルだった
40インチをはいたら、急によく見えた
「これはウエスト40インチなんです。なので、かなり絞らないとはけないんですけど、試着した瞬間に『あれ、これめちゃくちゃいいな』って。
505ってテーパードが効いてるので、サイズを上げても裾がちゃんと溜まってくれるんですよ。逆にジャストサイズだと、ちょっと丈感が物足りなく感じることもあって」
デニムはおしゃれ着ではなく作業着
「もともと撮影でブラックデニムを探していたときに見つけたんですけど、途中から『これ、モデルに履かせるより自分で欲しいな』ってなっちゃって(笑)。
僕にとってデニムって、おしゃれ着というより作業着なんですよね。スタイリストって裏方の仕事なので、動きやすくて、自分のワードローブに自然に馴染むものがいい。だからスウェットにも合わせるし、シャツにも合わせるし、本当に何でも合わせています」
「あと、大人だからこそ、こういう極端なサイズ選びって意外と面白い気がしていて。若い子がやるとちょっとだらしなく見えることもあるんですけど、40代くらいの人があえて4〜5インチ上げてはくと、逆に余裕が出るというか。
リーバイスって、年代や時代で同じ505でも全然シルエットが違うので、ぜひ比べてみてほしいですね。たぶん、このデッドストックも持っておけば価値は上がると思うんですけど、僕は服を資産としては見てないので。普通にガンガンはいてます」


