リーバイスといえば501®︎が定番だが、おしゃれな大人たちが愛用するのは意外にも“じゃないほう”。それぞれのこだわりから、モノ選びの秘訣が見えてくる。
01:517のスタプレ
株式会社カタルデザイン エディター/ディレクター。韓国ブランドの日本展開を担い、EC立ち上げからSNS運営、コンテンツ制作までを統括する。スタイリストアシスタントを経てエディターとして活躍。現在はブランドビジネスを主軸に活動中。
ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はエディター/ディレクターの行方淳さんが古着で見つけた、リーバイス「517」のスタプレ。501のような王道デニムとはまた違う、少し野暮ったいムードと端正なシルエットが、今の気分にしっくりくるという。
「正直に言うと、517って少し野暮ったさのあるモデルじゃないですか。でも、そのバランスが今はちょうどいいんですよね。
若い頃からリーバイス自体は履いていましたが、この517を自分の中でちゃんと解釈して履けるようになったのはここ2〜3年くらい。それまではどうしてもコスプレっぽく見えてしまう気がしていて。年齢を重ねて、ようやく気負いなく履けるようになった感覚があります」
02:リーバイス 560
雑誌やカタログ、広告など幅広いメディアから引っ張りだこ。手に入らなくなることを極端に恐れ、気に入ったものはまとめ買いしがち。
ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はスタイリストの片貝俊さんが、数年前に出会って以来、静かに集め続けているLevi’s(リーバイス)の「560」。90年代らしい太さと強いテーパードが生む、独特のシルエットが今の気分にしっくりくるという。
「560を知ったのは数年前です。古着屋で見かけて、“なんだこの形?”と直感的に惹かれました。ヒップ周りはしっかり太くて、そこから裾に向かって一気に細くなる。ここまで極端なテーパードは、ほかではなかなか見ないと思います。
もともとテーパードしたパンツが好きなんですが、560のバランスはかなり特殊。いま履いているのは別ブランドですが、つい似たようなシルエットを選んでしまうくらい、この形が自分の中で基準になっています。
90年代のモデルなので、もちろん現行では作られていません。だからこそ、見つけたときの感覚が強く残っているんだと思います」
03:リーバイス555
モードからストリートまで幅広いジャンルのメンズファッション誌をはじめ、ブランドのルックブックや広告などのスタイリングを手がける。定番品の影に隠れた知られざる名品やジャンルを超えたアイテムのリサーチ力は業界でも評判。
ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。スタイリストの豊島さんがリーバイス®の「555」を推す理由とは? その魅力と着こなし方について聞いた。
「ここ数年またデニムの気分が戻ってきていて、最近はこればかり穿いています。555は501ほどタイトじゃないし、550ほどルーズでもない。その“間”を絶妙に突いたモデルなんです。
シルエットはほぼストレート。テーパードが強すぎないから、脚に自然に落ちてくれる。細すぎず太すぎず、程よく品のあるところに落ち着く。最近のストレート回帰の流れにもマッチしていて、大人が無理なく取り入れられる一本だと思います」








