ダウンにトゲトゲが!


プレミアムダウンの最高峰「MONCLER(モンクレール)」で2018年2月に始動した外部デザイナー招聘プロジェクト「MONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)」が、今秋冬で4回目のリリース。



新たに若手実力派デザイナーのジョナサン・アンダーソンをメンバーに迎え、「1 MONCLER JW ANDERSON(1 モンクレール JW アンダーソン)」がいよいよ10月1日に発売される。



ジョナサンが掲げたテーマは、ジェンダーの壁を壊すニュートラルな存在としての「Non-Binary Elegance(ノンバイナリーエレガンス)」。


「モンクレール」の機能面にジョナサン独特のハイプレッシャーなツイストを加えた、非常にファッション性の高いコレクションだ。



こちらは今年2月の2020-21年秋冬ミラノコレクションで初披露されたプレゼンテーションより。世界各国の取材陣やバイヤーから絶賛された珠玉のユニークなコレクションが、冬のミラノを闊歩した。



そして発売日直前、ジョナサン・アンダーソンへのメールインタビューが実現!


ダウンが持つ可能性を加速させた天才的(“GENIUS”)なコレクションを、ジョナサンの本人コメントを交えて紐解いてみよう。



UOMO:ゲストデザイナー制をとる「モンクレール ジーニアス」から最初にオファーがあったときの気持ちを教えてください。


JW「とても光栄で興奮しました。当初からジーニアスプロジェクトについては知っていて、とても現代的なアイデアだと感じていましたし、ぜひその一員になりたいと思っていました」


UOMO:「モンクレール」との最初の出会いについて、エピソードを交えて教えてください。


JW「初めてモンクレールに出会ったのは若い頃で、1着欲しいといつも思っていました。ラグジュアリーの象徴であるハイクオリティなダウンジャケットを所有することは、とても大きなことでした」



コレクションでは原色のワントーンで統一されたモデルたちが次々と登場。


デザインのベースは、「JW アンダーソン」で過去に発表されたアーカイヴのコートやブルゾンなど。「ドット」と「スパイク」を象徴的な装飾モチーフに採用した。ファンタジックで荒唐無稽なイメージを具現化する力技は、ジョナサンならではのものだ。



UOMO:デザインに関して、「ドット」と「スパイク」をダウン素材で形作ろうとした気持ちを教えてください。特にスパイクはダウンが破裂しそうなイメージですが、あえての試みでしたか?


JW「私たちが持つ新しい技術的アイデアを使って、スパイクという新しいタイプのパターンメイキングに挑戦したかったからです」



UOMO:“40歳男子”がターゲットのウオモ読者にオススメするならどのアイテムですか?通勤着としてはアリですか?


JW「好きなものを着ることが一番大切だと思いますが、ドットのダウンジャケットが特におすすめです。東京のビジネスマンがそれを着ている風景も想像できます」



UOMO:もし自分が「1 モンクレール JW アンダーソン」を着るならば、どのアイテムをどのようにスタイリングしますか?


JW「すでにブラックのドット柄のダウンジャケットを愛用しています。全身ルックと同じ着こなしをするのは限られた人だけかと思いますが、私はそういうタイプではないようです。Tシャツ、ジーンズ、スニーカーにそのダウンジャケットを合わせて着ています」


UOMO:シグネチャーブランドである「JW アンダーソン」や「ロエベ」では、あまりダウンを使用していないように感じます。今回の取り組みでダウンジャケットの可能性を感じましたか?


JW「ダウンを上手く扱うことは最も難しいデザイン作業の一つなので、もしダウンアイテムを作るならば、最高品質のものを使って作ることが必要だと思っています」



左腕には「モンクレール」と「JW アンダーソン」が融合したロゴマークが。


今秋冬を語るうえで外せないスペシャルコレクション「1 モンクレール JW アンダーソン」は、数量限定のため争奪戦必至だ。モンクレール青山店や銀座店で、まずは試着して楽しんでみたい。



UOMO:最後に、期待しているウオモ読者にメッセージをください。


JW「ぜひコレクションを楽しんでください!」




MONCLER GENIUS:1 MONCLER JW ANDERSON
発売日:2020年10月1日(木) / デザイナー:Jonathan Anderson / 販売店舗:モンクレールブティックの一部店舗、公式オンラインストア、主要セレクトショップ / 特設サイト:https://www.moncler.com/jp/genius/1-moncler-jw-anderson/

Text: Takafumi Hojoh