ウィメンズダウンを着た男子が2人。


Y神:着れた。着れたよH條さん!


H條:御意。冷静に吟味しましょう。


今年の5月に第1弾が発売された「UNIQLO(ユニクロ)」のコラボ特別コレクション「UNIQLO and MARNI(ユニクロ アンド マルニ)」の第2弾は、なんとウィメンズ限定。公式オンラインでは「メンズ」カテゴリーには掲出されないので注意が必要だ。


だがしかし、アイテムによっては大人男子でも着られるという情報を編集部員のY神とH條がキャッチ。プレスルームを訪れて徹底試着してきた。





①ポップコーンニットビーニー ¥1,990




プレスルームには、テーマに据えた「Timeless essentials, remixed.(タイムレスな日常着に遊び心を)」の期待を裏切らない、グラフィカルな配色やサイケデリックなムードをふんだんに取り入れたエネルギッシュなワードローブが勢揃い。


Y神:ふむ。ニット帽ほか、60年代調。


H條:頭が大きい私でも入りましたね。


サンプルは基本的にウィメンズのLサイズ。軸となるダウンアイテムはカラーも交えて詳報する。Y神(165cm・60kg)とH條(185cm・88kg)の2タイプの体型を参考に、12月9日(金)の発売日にはビッグサイズを迷わずオンラインのカートに入れ込もう。





②オーバーサイズダウンコート


DARK ORANGE / ¥17,900




まずは、ウィメンズならではのコクーンシルエットが美しい「オーバーサイズダウンコート」から。首周りにスペースが空くほどのオーバーサイズだ。


Y神:赤鬼のY神です。実店舗に置かれるサイズはLまでで、XLとXXLはオンライン限定とのこと。Lでこのサイズ感ならばボクは店頭で買えちゃう。


間違いなく一番人気がダウン。フード付きのドロップショルダーでダークオレンジとブルーの2色展開。当然だが、フロントは右身頃が上に来る左前。ボタンを拡大すると「MARNI」のロゴ入りだった。





③オーバーサイズダウンベスト


BLUE / ¥9,990




加えて、グリーンとブルーの2色展開のダウンベストもある。H條の私物であるコラボ第1弾のギンガムチェックジャケットはXLサイズ。Lのベストを重ね着してもアームが広い作りになっており窮屈感はない。


H條:青鬼のH條です。デザイナーのフランチェスコ・リッソの提案としては、基本的にタイムレスな日常着に遊び心を持つ女子が着るべきだと思いますし、今回の試着ルポは参考までにのスタンスです。


ダウンコートと同一スペックのダウン90%・フェザー10%の配合。裾幅の調節が可能な裾のスピンドルコード付きでフードレス。


Y神:首もとがフードっぽく見えるけど?





④ポップコーンニットフードストール ¥2,990



H條:実はこれ、フード付きのマフラーです。小物は男女双方から争奪戦必至でしょう。


素材はアクリル40%・ポリエステル30%・ナイロン20%・毛10%の混紡。 同配色のニット帽とセット買いしたい「ポップコーンニットフードストール」は、スタイリングの応用力が問われそう。




H條:マフラーの中央に窪みを用意しただけで、巻いたり被ったり楽しめる一段階上のデザインになる。このあたりのデザイン性は、さすが「マルニ」です。


Y神:ポップコーンって名前も好きよ。


H條:凹凸のある編み地を指した服飾用語ですね。スフレヤーンみたいな。


Y神:ボクも「オーバーサイズダウンベスト」を着てみたい。ネイビーと合いそう。





⑤オーバーサイズダウンコート


GREEN / ¥17,900




Y神:おや。H條さんもお着替え。


H條:春夏にあったような花柄や格子柄は今秋冬はありません。唯一のポップ柄が、手描きタイルのような色彩が刺激的なダウンコートのグリーン。


Y神:うむ。間違いなく、今秋冬の「ユニクロ」全アイテムの中で最も派手なアウターである。


H條:銭湯好きなので湯船のタイルみたいな柄にほっこり。後ろ身頃が長いシルエットもフェミニンでいい感じです。最大サイズのXXLを着こなしたい。



マストバイの「オーバーサイズダウンコート」はH條が手持ちしたブルーを合わせた全3色。


H條:ブルーだけ、ダウンベストと反対の配色でリンクしています。重ね着したら面白いかも。


Y神:3色ぜんぶコンプリートしておこう。





⑥オーバーサイズダウンコート


BLUE / ¥17,900





女子も男子も、着る者みんながポジティブに冬を乗り越えられる渾身の「LifeWear」。フォルムのデザインから作り出した、「ユニクロ」の歴史でも類を見ないオリジナルのコクーンシルエットに惚れ惚れ。


Y神:フードを被ると顔の下まで覆われて防寒面もばっちり。これでダウンコートは全部かな?





⑦オーバーサイズダウンベスト


GREEN / ¥9,990



H條:よし。ベスト2色もグリーンで制覇。


Y神:きゃ! おまわりさんこのひとです!





⑧ポップコーンニットバラクラバ ¥1,990




H條がレイヤードしたアイテムは、フード付きストールではなく、プルオーバータイプの「バラクラバ」。ウィメンズトレンドの旬な防寒小物だ。


H條:頭は入ったけど難しい。いったいどうやってコーディネートしたらいいのか未知すぎる。


Y神:もしくは頭を出してパーカーっぽく着るとか。あと、グリーンもブルーと並んで今秋冬の「ユニクロ アンド マルニ」を象徴するカラーだと思うの。





⑨コーデュロイワイドフィットタックパンツ


(丈長め73cm) ¥4,990



H條:この2タックパンツのグリーンも。濃くも薄くもないエメラルドのような品のある色調です。


Y神:2022年は本当に、グリーンのパンツをはいている女子を街でよく見かけた年でした。トップスはシンプルに白やベージュでノーブルな装い。


H條:これ、レンクスが長め(73cm)と標準丈(66~68cm)の2タイプありますね。もしかしたら、細身男子を想定しているのかも。Y神パイセン!


Y神:タイムレスな日常着に遊び心を!





⑩ミックスカラーニット


オーバーサイズフルジップパーカ ¥5,990





Y神:ウィメンズのLで大丈夫でした。


H條:グリーンじゃないんですかい!


3色展開の「コーデュロイワイドフィットタックパンツ」はネイビーに近いブルーのほか、バレンシアオレンジのようなレッドがある。最大サイズは3XL(ウエストヌード寸法:87~93cm / 仕上がり寸法:90cm)まで。ジーンズだと35~36インチの男子も着用できそう。


Y神:ヒップ周りにボリュームがあるウィメンズらしいシルエットだけど、もともと2タックのテーパードだし違和感もない。しかもウエストゴム入りなので、標準体型の大人男子は絶対に履けると思います。


H條:コーデュロイパンツに合わせたメランジ調のグローブとニットパーカーも大きめかしら?





⑪ミックスカラーニット


ミトングローブ ¥1,990



H條:ダメでした。私、バスケットボールを片手で掴めるくらいに手が大きいもので。Y神パイセンはニットフーディーとコンビで合わせられてて羨ましい。





⑫ミックスカラーニット


フードストール ¥2,990





グローブがダメならと、前出の「ポップコーンニットフードストール」と同様デザインの「ミックスカラーニットフードストール」を被ったり巻いたり試すH條。通常のマフラー巻きスタイルに落ち着いたようだ。


Y神:クルーネックニットを巻いているような錯覚に陥るね。H條さんならばやりかねない。


H條:ストールです。ミックスカラーのほうは端っこにリブのデザインが残されていてシャレが効いています。パーカはLサイズで、私でもドロップショルダーになる。最大サイズのXXLをゲットしたいところ。



揃ってダークオレンジとブルーの「ミックスカラーニットパーカ」を軸に、Y神はグローブとパンツまで全身、H條はストールとのコンビコーディネートにビーニーのレッドを合わせた。ダウンと呼応するツートンカラーが「マルニ」らしい。


Y神:ダウンもいいけどニットとコーデュロイパンツもマストバイ。ウィメンズと聞いてはいたけど、わりとイケちゃう感じでした。試着ルポはこれで終了?


H條:Y神パイセン、完全にウィメンズのアイテムで1つだけ、どうしても試着してみたいものが…。


Y神:どれでしょう?





⑬カシミヤボーダー


タートルネックセーター ¥12,900




ホリデームード満点のカラフルなボーダー柄が目に飛び込む。H條が向かった先は、通常サイズのウィメンズニットのコーナーだった。このラックの大部分が、今秋冬の「ユニクロ アンド マルニ」のキャンペーンヴィジュアルではキーアイテムとして使われている。


Y神:H條さん、さすがにそれは…。


H條:硬派な編集長の「男性はウィメンズを着るべからず」の天の声が脳裏をよぎりますが、最後だけ、わがままを許して…。


Y神:じゃあボクも。


H條:えっ!?





⑭カシミヤボーダーストール ¥9,990




H條:は、入った。


Y神:最大サイズのXXLなのね。


H條:カシミヤ100%の「カシミヤボーダータートルネックセーター」は、全ラインナップで最も美麗カラーリングであると太鼓判を押します。もし着れなくても、第一章の終わりを記念して飾っておきたい。


Y神:さらっと重要なこと言ったよね今。





⑮メリノブレンドボーダー


オーバーサイズカーディガン ¥4,990




Y神:オーバーサイズのニットはパーカともう1つ、ボーダー柄のカーディガンを発見。カラーリングもブルーとブラックベースで使い勝手もよさそう。


H條着用のカシミヤ100%のタートル(¥12,900)と価格が倍以上違い、サイズ感もボーダーレス。「ユニクロ」のコラボ特別コレクションの秋冬シーズンではカシミヤ商品に人気が集中するという前例も多々あり、どちらが先に完売するか判断が微妙なところだ。




細かくニットをチェックするY神とH條。城下町で出くわした同盟軍の2人の戦士が、互いに自慢の武器を披露して健闘を讃え合っているかのようだ。


H條:ほう。ボタンの側面に「MARNI」。


Y神:いい仕事してますな。




さあ、大人男子も着られるアイテムを厳選した「ユニクロ アンド マルニ」2022年秋冬試着ルポは以上。これで、本コラボの第一章は終了となる。


H條:暮れの元気なごあいさつ。


Y神:今秋冬もありがとうございました。


狙い目のウィメンズは今のうちに公式オンラインの「お気に入り」に登録しておくべし。男女入り乱れる争奪戦が予想される発売日の12月9日(金)に向けて、万全の購入計画を立てておこう。




UNIQLO and MARNI(2022年冬)
発売日:2022年12月9日(金)
販売店舗:国内106店舗・オンラインストア(全商品)
/国内全店舗(一部商品)
商品ラインナップ:ウィメンズ(16)・グッズ(10)
UNIQLO and MARNI スペシャルサイト

Photos:Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh