「4月下旬」の発売日を大胆予想!


昨年9月発売の前秋冬はウィメンズのみの展開だったコラボ特別コレクション「UNIQLO × Theory(ユニクロ × セオリー)」が2022年春夏も登場。注目は、2021年春夏以来の復活を遂げるメンズ商品だ。


そこで、ビジネスマンと洋服好きな大人が確実にターゲットとされる本コラボを発売日前に試着ルポ。リアルな商品情報をどこよりも早くお届けする。



取材担当は本誌でお馴染みのモデル、松本雄司。プレスルームに訪れると、ジャケットとパンツが掛かったラックに真っ先に飛びついた。


松本雄司:フォーマル過ぎずカジュアルにも着回せる、いい感じのスーツを探していました。


カラーは無地の黒。同じファーストリテイリング社の傘下ブランドとなる「UNIQLO(ユニクロ)」と「Theory(セオリー)」のマッシュアップは、社の誇りを懸けたプロジェクト。正解以外、あろうはずがない。



コラボの証、「UNIQLO × Theory」のネームタグ。このジャケットは昨年3月発売の2021年春夏でも隠れた人気商品で、今春夏はその刷新版となる。


ここで本コラボの歴史を辿っておくと、グローバルブランドの「ユニクロ」を擁するファーストリテイリングは2009年3月に株式公開買い付け(TOB)を行ない、同年7月にリンク・セオリー・ホールディングスを完全子会社化。傘下ブランド同士の立ち位置で2012年に初のコラボを発表し、ダウンジャケットを製作。2016年と2017年にはメンズのポロシャツを発売している。



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コラボが本格シリーズ化したシーズンは、3年ぶり4回目のチームアップとなった2020年6月、メンズとウィメンズ各4型が発売された2020年春夏から。翌秋冬はスキップし、2021年3月に2021年春夏が発売されている。前秋冬はウィメンズのみの生産だった。


上掲画像は2022年春夏の公式ヴィジュアルから抜粋。大人男子向けの3ルックを試着して、着心地とディテールを細かくチェックしてみよう。





①リラックスフィットVネックTシャツ ¥1,990



さっそくインナーのTシャツから試着する松本。コットン100%の「リラックスフィットVネックTシャツ」は、浅めのVネックが新鮮だ。バリエーションにクルーネックはなく、今春夏はVネックのみの展開。


松本:シャープな見た目が好みです。初めて着ましたが、もっと前に出会いたかったかも。


鎖骨が見えない程度の開き具合に注目しよう。下着感は薄く、セクシーな印象よりも、リラックスした抜け感を与えてくれるVネックTシャツだ。





②感動ジャケット ¥7,990


③感動イージーパンツ ¥3,990



お待ちかねの「感動ジャケット」を試着。


最大の特徴は、フラップポケットでもパッチポケットでもない、ファスナー付きのサイドポケット。切り替え線に沿っており目立たない。前春夏に評価されたブルゾンライクなディテールが今春夏も踏襲された。


別売りの「感動イージーパンツ」と組み合わせると同素材のスーツになるが、このジャケット1枚でも、ブルゾン感覚でカジュアルに着回せる。



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芯地のないポリエステルのソフトスーツは汎用性の高さが魅力。パンツはゴム入りかつ内ヒモありのイージー仕様で、ベルトループもあるためビジネスシーンでの活用も問題ない。ジャケットの裏地は敷かれておらず、これもブルゾン感覚で羽織える要因だ。



これぞ、「大人のユニクロ」。


上下ともにポリエステル52%・複合繊維(ポリエステル)48%の化繊素材で、4XLまでのサイズ展開。替えのパンツはサイズを変えてもよいだろう。


ジャケットのVゾーンから控えめに覗くVネックTシャツ、その分量のバランスは、今春夏の「ユニクロ × セオリー」で最も試行錯誤を繰り返した箇所だ。



松本:セットアップで12,000円未満とは…。他色のグレーも欲しくなってしまいました。


コストパフォーマンスはまさに感動モノ。サマームードが高まるライトグレーもお勧めだ。


Tシャツの代わりに洗いざらしのシャツとニットタイ、または大胆にアロハシャツを合わせてみるなど、夏のジャケットスタイルを楽しんでみたい。





④感動シャツジャケット ¥5,990


⑤感動イージーショーツ ¥2,990



続いてのコーディネートを検討中。


ライトグレーも気になる松本、端境期に重宝しそうな別型の「感動シャツジャケット」をチョイス。素材はジャケットと同様で、サイズ展開はXXLまで。


ボトムは膝下丈のショーツで季節感を押し引き。前春夏も人気だった「セオリー」らしいシックなデザインの大人向けショーツは、複合繊維(ポリエステル)55%・ポリエステル45%の素材構成。前出の感動スーツと感動シャツジャケットとは生地感が異なる。





⑥感動イージーパンツ ¥3,990



単品・1色展開のチノパン風イージーパンツ。感動スーツや感動シャツジャケットと同素材で、ゴム入り・内ヒモあり・ベルトループありのイージーデザインも同様。この色で上着の展開はない。


松本:同じ素材なので黒のジャケットにも合います。替えのパンツとして揃えておきたい。





⑦スムースコットンポロシャツ(半袖) ¥2,990



早期完売予想の筆頭、コットン100%の「スムースコットンポロシャツ」。過去作の傾向からも、「ユニクロ × セオリー」のポロシャツは常に人気なのだ。


その理由は、カジュアルになり過ぎない肉厚の襟と、3つボタンが織り成す上質な大人感。



加えて、今春夏は変形ラグランスリーブでスポーティーな要素までプラス。胸のワンポイントもなく、フォーマルからカジュアル、スポーツまで様々なニュアンス付けが可能な「化ける」ポロシャツになった。


ブラックとホワイトの他、ライトグレーも用意。感動スーツのインナーに差し込んで、静謐な全身ワントーンコーディネートにも挑戦してみて欲しい。



松本:とはいえ、公式ヴィジュアル通りに。


オーセンティックな黒×ベージュの組み合わせは安心この上ない。2022年春夏のメンズは7アイテムのみのカプセルコレクションだが、実際の印象はそれ以上、アイテムの組み合わせと大人の提案力次第だ。



松本:こういうことでしょうか…。


公式ヴィジュアルには登場しない、上下ブラックのポロシャツ×ショーツスタイルは大人男子向け。第1ボタンまでしっかり留め、ゴム入り・内ヒモあり・ベルトループありのショーツに裾をインしてベルトで締めるならば、カジュアルフライデーくらいは許されそう。



補足だが、「リラックスフィットVネックTシャツ」と「感動イージーショーツ」の2アイテム限定の展開カラーには、美麗オリーブグリーンがある。


クリーンなミリタリーを彷彿とさせる本コラボ随一のレアカラーは、「ユニクロ」のメンズ全体からも、重ねてレアカラー認定。過去の売れ筋傾向から判断するに、早々に完売してしまうに違いないのだ。



試着のラストは「感動シャツジャケット」と「感動イージーショーツ」のコーディネート。Tシャツの浅いVネックが放つ、小粒だがスパイスの効いた存在感にも再度注目。今春夏の肝として認識しておこう。


松本:ところで、発売日は?


期待が高まる「ユニクロ × セオリー」の2022年春夏シーズン、注目の発売日は「4月下旬」と公式アナウンスされているが、日付までは現状未定。



発売日を過去記事から予想してみる。


特別コレクションは金曜日発売が大半で、「初旬」のアナウンスは追加納品以外は例がなく、「中旬」は18日付近、「下旬」は多くのビジネスマンにとっての給料日明けとなる25日以降がほとんど。本コラボで先に発売されたウィメンズも3月25日(金)の発売だった。


以上を踏まえると、メンズの発売日は4月29日(金・祝)に決定か!? 今年の大型連休は感動の「ユニクロ × セオリー」で気分はイージーに過ごしたい。




UNIQLO × Theory 2022年春夏コレクション
発売日:2022年3月25日(ウィメンズ), 4月下旬(メンズ)
型数:WOMEN(6), MEN(7)
UNIQLO

Photos: Hiroaki Horiguchi
Model: Yuji Matsumoto
Text: Takafumi Hojoh