2020.11.07

215着ガチ試着して選んだ、いま大人が本当に着たい服BEST20【1-5位】

今度の試着フェスはみんなの選ぶ目がちょっと違った。あれだけ好きだったロングコートをスルー!?したり、部屋でいかに快適に過ごせるかを自然とイメージしながら試着&投票した結果、見えてきた「いちばん必要な服」とは? 前の秋冬から顔ぶれが激変したランキングを見よ!

第5位AURALEE カシミヤニット

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個性的だけど着ると落ち着く
速水健朗さん(ライター・エディター)

同柄同素材でニットパンツも展開。セットアップでも楽しめる。

ニット¥68,000/オーラリー カットソー¥19,000/マーガレット・ハウエル(アングローバル) パンツ¥38,000/ギャルリー ヴィー(スーパー エー マーケット 新宿店)

みんなのレビュー

仲田祥さん(TEAM UOMO)
オーラリーの素材はもう言うことなし。作業着のようなラフな加工が逆に大人っぽい。

力石恒元さん(エディター)
最高級のカシミヤに思い切ったペイント加工をしてしまう、オーラリーの遊び心に脱帽。シルエットはいたってオーソドックスで普通に着やすい。

第5位LEMAIRE モヘアカーディガン

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古着のような愛くるしさが最高
山本雄生さん(フォトグラファー)

アルパカとモヘアなどの混紡素材で編まれたゆったりとしたカーディガン。

カーディガン¥70,800/ルメール(エドストローム オフィス) ニット¥40,000/トゥモローランド トリコ(トゥモローランド) パンツ¥22,000/アダム エ ロペ

みんなのレビュー

徳原海さん(エディター)
くすんだキャメルカラーが渋みも色気もあるおじさんっぽくて好き。ゆったりとしたシルエットは包まれているようで気持ちいい。

渡辺賢史さん(会社員)
肉厚なのに軽くて日常的に着やすい。アルパカやモヘアと聞いて、チクチクする感じを想像したけどまったく気にならない。いろいろな繊維が混紡されているため風合いが独特で魅力的だけど、そのぶんケアは大変そう。

第4位Cellar Door ブルゾンセットアップ

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欲しくなる要素がこれでもかと詰まってる
三浦良介さん(URBAN RESEARCH
マーケティングマネージャー)

アウターと同素材のパンツも旬。着丈と裾丈、両方短めでアクティブな印象。

ブルゾン¥105,000・パンツ¥69,000/セラー ドアー(アントリム) ニットポロシャツ¥37,000/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー) カットソー¥14,000/オーラリー ソックス¥3,000/マーガレット・ハウエル(アングローバル) シューズ¥66,000/パラブーツ(パラブーツ青山店)

みんなのレビュー

柳雅幸さん(MAIDEN COMPANY プレス)
パンツブランドのイメージが強いだけあって、さすがにシルエットはきれい。ウールに少しだけシルクが混紡されているためか、肌当たりが心地よい。しいて言えば、ブルゾンの着丈は、冬だしもう少し長くてもいいかな。あと、上着にはやっぱりポケットが欲しかった。

川辺圭一郎さん(トゥモローランド PR)
スイングトップは下手をすると作業着に見えてしまうが、これはパーツ使いも上品でテーラードを着る感覚でいけそう。上着にポケットがないので手持ち無沙汰になってしまうのが少し残念。

霜降高明さん(alpha PR マネージャー)
素材から縫製、どれをとってもクオリティが高いにもかかわらず、けっしてかしこまって見えずものすごく動きやすい。特にパンツに関しては無敵だと思う。トラックスーツ感覚で毎日でも着たくなった。

工藤健さん(アダム エ ロペ プレス)
とにかく短丈が気分。もともと着丈の長いインナーが好きなのでアウターの裾からのぞかせてレイヤードを楽しみたい。パンツ丈も短くてバランスよし。

第3位Cristaseya コーデュロイシャツセットアップ

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こんなに上品な
コーデュロイの服は初めて。
原太一さん(シェフ)

プロフィール画像
今季のトレンドであるシャツとパンツのセットアップ。クリスタセヤの一着は冬の定番素材コーデュロイを採用しながら、ほっこりした雰囲気に振れすぎない。 シャツ¥140,000・パンツ¥150,000/クリスタセヤ(ビオトープ) カットソー¥18,000/トゥモローランド シューズ¥65,000/パラブーツ(パラブーツ青山店)

みんなのレビュー

庄将司さん(スタイリスト)
コーデュロイは単品で差すより、セットアップだからこそ楽しめる。

幸田慧さん(鍼灸師)
モスグリーンの色がとても好き。バンドカラーシャツも、ワイドパンツも、コーデュロイも好き。もう好きな要素しかない。

宮本哲明さん(BOLDMAN PR ディレクター)
コーデュロイの土くささがなくベルベットのようにエレガント。着丈の長さ、テールのラインや開き具合も美しくタックアウトで着てもエレガント。

村上要さん(WWDJAPAN.com 編集長)
シャツの着丈が長くて、いい意味でパジャマっぽいリラックス感があってかわいい。家でも着たいからパンツはベルトではなく、イージー仕様でもよかったかも。

第2位NICENESS コットンコート

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コットンなのに
カシミヤのような着心地に感動
柿本陽平さん(ブルーム&ブランチ ディレクター)

コットンを細かく起毛させたふんわりとした肌触りのチェスターフィールドコート。ジャケットの延長で着られる短めの着丈で驚くほど軽い。

コート¥130,000/ナイスネス(イーライト) ニット¥16,000/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) Tシャツ(3枚セット)¥2,200/ヘインズ(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) ジーンズ¥13,000/アダム エ ロペ

みんなのレビュー

庄将司さん(スタイリスト)
コットンとは思えない肌触り。サイドスリットがもっと広いとより動きやすそう。

豊島猛さん(スタイリスト)
街に出かけるよりも、自宅で寛ぎたくなる…。コートというより、これはリラックスウェアだと思う。

忽那洋平さん(TEAM UOMO)
トレンドに寄りすぎない、適度なオーバーサイズシルエットに好感がもてた。なにより、この渋いブラウンの色に魅了された。

渡辺賢史さん(会社員)
古着っぽい独特のくたっとした感じがかわいいけど、着ると渋い雰囲気になってかっこいい。チェスターフィールドコートは苦手だったけど、これなら着られそう。

第1位COMOLI ウールセットアップ

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色、素材、シルエット、
非の打ちどころがない。
仲田祥さん(TEAM UOMO)

新しい日常の中、みんなが服にいちばん求めていたのは「街着と部屋着の境界線がないこと」と「着ていてどれだけリラックスできるか」。もちろん40歳男子の矜恃としてクリーンさ、上品さも捨てられない。そんな需要に最もフィットしたのがコモリのウールセットアップ。イタリアの人気シャツブランド、サルヴァトーレ・ピッコロが手がける一着は、やわらかな縫製と軽やかな着心地が特徴だ。

ジャケット¥76,000・パンツ¥48,000/コモリ(ワグ インク) シャツ¥20,000/トゥモローランド ピルグリム(トゥモローランド) Tシャツ(3枚セット)¥2,200/ヘインズ(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) シューズ¥38,000/パラブーツ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

みんなのレビュー

児玉孝志さん(BEAUTY&YOUTH PR)
袖口が広く開いているのが堅苦しくなくて好き。

秋山貴紀さん(スタイリスト)
最近はリモート打ち合わせが多いので、これは便利。Tシャツにこのリラックスパンツを合わせて、打ち合わせのときにジャケットをはおればOK。生地がすごく柔らかいからゴロゴロしてもシワが気にならないし、寛げそう。

忽那洋平さん(TEAM UOMO)
形はいつものコモリらしく程よくゆったりとしたシルエット。ピッコロの素材と仕立てのよさが相まって鬼に金棒。オーバーサイズなのにだらしなく見えないから安心して着られる。

高橋正典さん(スタイリスト)
ウエストのドローコードを絞るとタックパンツのようで上品。

藤村雅史さん(アートディレクター)
脱力感はあるけど、肩まわりなど、縫製できちんと立体的に見えるようになっている。ジャケット丈がもう少し長くてもいいかな。

大島裕幸さん(HERILL デザイナー)
これぞ「コモリ」って感じですごくいい。そのよさが生地なのか雰囲気なのか、もう何がいいのかわからないから惹かれるんでしょうね。アームホールが手でまつり縫いされていて絶妙にパッカリングされて見える。生地が薄いのに貧弱に見えないのはさすがのひと言。

福本真士さん(会社員)
滑らかで上品な素材感と安心できる丸みのあるフォルムの両立が素晴らしい。カジュアルなセットアップは初めて着ましたが、パジャマのようにこのまま寝たいくらい気持ちいい。

山崎貴之(UOMO 編集長)
あまりにも人気。みんなが推してるのに、自分も票を入れてて悔しい(笑)。欲しいけど、どこで買えますか?




Photos:Akinori Ito[aosora]
Hair:JUN GOTO[ota office]
Stylist:Toshihiro Oku
Models:Ben Jeremy

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