なぜここまで高いのか、何がいいのか。アイテムへ納得できないと投資できないのは当然のこと。メンズ美容の第一線で活躍する3人に、価格の所以と今回最も評価されたアイテムの魅力を聞いた。
化粧品作りって本当に大変なんです
ツルピカ肌だけがおじさんの正解じゃない
価格の裏には壮大なストーリーがある
ラグジュアリーなスキンケアでいい年のとり方をした肌を目指す
UOMO 初の試みとなった「美容フェス Premium」。いかがでしたか?
三谷 ラグジュアリーコスメって、各ブランドが既存のスター製品をアップデートしていくという印象だったのですが、新製品が続々と増えていて、驚きました。
服部 同感です。どれも効能だけでなく、テクスチャーや香りといった触れた瞬間の納得感まで設計されている。作り手として参考になることも多くありました。
KUBOKI 長く美容業界にいますが、もう佇まいから格が違いますよね。パッケージやブランディングを含めて、そこにあるだけで信頼できてしまう。
UOMO 中には10万円超えのアイテムも。価格の高さが物語ることとは?
服部 作り手としても日々痛感しているのですが、主には研究と開発にかかるコストです。化粧品作りって、安全性の担保を含めて何度も微調整を繰り返します。香りやテクスチャーといった感性の部分まで追求するものづくりは、本当に大変だと感じています。
三谷 成分濃度をたった1%変えるだけで、テクスチャーやコンセプトが崩れてしまうって本当なんですか?
服部 そうなんです。毎日駆け引き続き。
KUBOKI 今は、OEM(外部に製造を委託すること)でいくらでも安く化粧品を作れる時代。自社で製造していても必ず値段の制約が生じて、どこかで妥協しないといけないって聞きます。
三谷 一方のハイエンドラインは、そういった妥協や制限が存在しない。掲げた理想像を実現するために、莫大な時間とコストを惜しみなくかけられる。研究開発もとことんできる。
服部 青天井で化粧品作りができることがラグジュアリーコスメの強みですよね。
KUBOKI ラ・メールの美容液「ザ・コンセントレート」は、参加者全員から支持を集めたそうです。
三谷 ラ・メールの核となる独自成分「ミラクル ブロス™」は、12年間で6000回を超える実験を経て誕生した唯一無二の美容成分。いわば秘伝のタレ。
服部 価格(¥86,900)は、妥協なきものづくりの表れですよね。それに、手元のタッチアップだけで10人全員が太鼓判を押したってことは、触れた瞬間からすでに感動と説得力があったという証し。
KUBOKI 保湿力は言わずもがな、エイジングを多角的にとらえた効能も素晴らしい。肌が本来もつバリア機能に着目していて、自前のディフェンス力を高めるという仕組み。他ブランドも共通してハイエンドなコスメは、エイジングを最大の課題にしていることが多いですよね。
三谷 僕、年に一度の同窓会があるんですが、UOMO世代の肌って見事に二分化されるなと感じているんです。それなりのケアをしてきた年相応の肌と、手入れをしてこなかった人特有の老け込みと急激におっさん化した肌(笑)。
服部 わかります。全然年をとらないなって人もいれば、下手したら50代に見えちゃう人もいる。40代の男性って意識の有無で劇的に見た目の違いが出ますよね。
KUBOKI 肌もポジティブな年のとり方が大事だと思っていて。例えば加齢による目元のシワは優しい印象を与えるけど、無駄な小ジワとかはいらないんですよね。その絶妙なあんばいをかなえるのがラグジュアリーなスキンケアだと思うんです。価格面で美容医療と比較されがちですが、シワ・シミゼロの肌は、個人的には少し不自然に感じてしまうんです。
服部 確かにそうですね。われわれの世代って、仕事が軌道に乗って忙しかったり、子どもの勉強を見たりと、どうしても自分のことを後回しにしがち。だからこそ、日々のケアが肌に表れ、ものをいう。
三谷 そんな世代の肌に、本質的なエイジングケアに特化したラグジュアリーなスキンケアがテキメンにきいてくる。正直、若い頃は濃厚リッチな質感が少し苦手だったし、使うと栄養過多になってしまうのかニキビができたのを覚えています。
KUBOKI 年齢と経験を重ねてきて、モノのよさがわかるようになったと信じたいですね。若い頃のように安酒で酔っぱらって騒げればいいや、とは違う。スキンケア選びも同じ考え方ですよ。
服部 それに40代って、ラグジュアリーコスメがターゲットとするジャストな世代。取り入れるほかない、格好のリカバリー手段ですよね。お金のかけどころ。
UOMO 最初に選ぶならオススメは?
服部 最先端の技術が真っ先に投入される美容液だと思います。
三谷 効果実感が得やすいですし。
KUBOKI 美容液なら、普段のスキンケアにプラスワンできて、季節問わず使いやすいのもいい。
三谷 店舗に行って直接話を聞いてみると、面白い体験になりますよね。
服部 実際の説明を踏まえたうえで使うと、愛着が湧いて、モチベーションと肌へのきき方がさらに高まると思う!
KUBOKI UOMO世代は、今までの人生で培ってきた行動力と読解力がある。自分の肌と足で、ラグジュアリーの世界を深掘りして味わってほしいです。