時間をかける買い物の良さを知る
基本的に何かを買う時は即断即決主義。けれどもさすがに時計となると話は変わる。カルティエの「タンク ルイ カルティエ」に初めて興味を持ったのは20代後半。さすがに今の自分には似合わないなと思い、憧れの時計枠に封じ込めた。しかしある日欲しかったイエローゴールドのLMがなんとサイトから姿を消していた。ディスコン…?そんなこともあるのか…。即断即決主義を突き進んでいればよかったと絶望。そこからしばらく経ち、ようやく傷も癒え、なんなら他のものに目移りしたりもしていた。しかし突然その時は訪れる。久しぶりにサイトを見てみると、サイズ名がミディアムになって再登場していた。ふと、とある号の時計企画のテーマを思い出す。「今日が一番の買い時」。
買うまでの話が長くなってしまい肝心の時計の話しができていないですね。誕生してから100年以上経過しても大きなデザイン変更がなされていないのが個人的にとても魅力的。時計は本来“今”の時間を刻むものだが、タンクルイ カルティエは同じ様相で過去の時間も運んできている気がする。そして今回の買い物にかけた「時間」もなんやかんやとても楽しかった。こうやって時の概念を拡張してくれる存在が文字通り手元にあるのって(今はまだ時計に人間がくっついている状態ですが笑)なんだかいい。
ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。
Movie&Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI