Tシャツは会話のきっかけ

フランスのヌーヴェルヴァーグの旗手である映画監督ジャン=リュック・ゴダールとSTUDIOCANALのライセンスにより制作されたという映画「勝手にしやがれ」とランバンコレクションメンズとのコラボTシャツ。印象的なワンシーンが前面に大きくプリントされている。
手掛けたのはブランドのクリエイティブ・ディレクターを務める祐真朋樹さん。祐真さんとはロケハンや撮影後などにお茶をすることが多く、話題は「最近観た映画の話」が多い。特に、年代ものの映画の衣装やロケ地などについて祐真さんから伺う体験談はロマンチックで、僕はこの時間が大好きだ。お茶の後には関連作品を探したり、過去の作品を観直すと、新しい発見があって楽しい。当然「勝手にしやがれ」も観直した。このTシャツを着て、また祐真さんとお茶しながら映画の話をしたいなあ。
ゴダールといえば、UOMOの映画連載でもおなじみの菊地成孔さん。会話のきっかけに、次号のコラム取材時には、このTシャツを着て行こうと思っている。



編集主任
中野健吾
ファッション担当。映画と韓流ドラマが好き。甘いものと炭水化物が大好きで、運動は嫌い。にも関わらず30歳半ばを過ぎても中学時代と体重が変わらない代謝の良さが自慢。ワードローブは、白、黒、ベージュ。
Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI
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Editor Shibutsu