イタリアで着たいユニクロ!
果たして、単発コラボなのか、継続的な新ラインになるのか? 今年1月に「GU(ジーユー)」のクリエイティブ・ディレクターに就任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)が、初めて手掛ける「ジーユー」の2026-27年秋冬コレクションに先んじて、同じファーストリテイリング傘下ブランドである「UNIQLO(ユニクロ)」とコラボ。
メンズ9型・ウィメンズ7型のカプセルコレクションとして、「UNIQLO F.RISSO(ユニクロ エフ・リッソ)」が6月19日(金)に発売される。
この発売日に先んじて、デル・俳優・ミュージシャンの黒澤怜慈が「ユニクロ」のプレスルームにて最速試着ルポを決行。照り付ける太陽と陽気なイタリアの空気がぴったりなメンズ9アイテムの中から、大人男子向けにピックアップして紹介する。
黒澤怜慈:いきなり全身で試着。各アイテムについて、細かくチェックしていきましょう。
コラボ特別コレクションとして誕生した「ユニクロ エフ・リッソ」が掲げるコンセプトは“Made for Dreaming”。オリジナルの手描きプリントや鮮やかなカラーパレットに彩られた、多幸感にあふれるサマースタイルが提案されている。
黒澤:“夢を見るために作られた(Made for Dreaming)”とはロマンティックですね。フランチェスコ・リッソさんの経歴を知りたい。
イタリア出身のリッソは1982年生まれ。「PRADA(プラダ)」のウィメンズコレクションで約10年にわたって経験を積んだ実力派デザイナーだ。前職の「MARNI(マルニ)」では、創業者兼デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)から2016年10月にクリエイティブ・ディレクターの職を引き継ぎ、2017-18年秋冬から2025-26年秋冬まで同職を務めた。
黒澤:タイミング的に、ちょっと前に1年だけ続いた「ユニクロ×マルニ」もリッソさんかな?
①キャップ ¥1,990
黒澤の推察は正しい。「マルニ」時代のリッソは、コラボ特別コレクションである「UNIQLO and MARNI(ユニクロ アンド マルニ)」を2022年春夏(2022年5月20日発売)と2022年秋冬(2022年12月9日発売)の2シーズンに渡って手掛け、いずれも大ヒット。斬新な色合わせや手描きプリントなど、アーティスティックなアティチュードは「ユニクロ エフ・リッソ」でも踏襲されている。
黒澤:気分を変えるなら「キャップ」から。手描きの花柄は派手そうに見えて、使われている色は朱色とグレーベースで意外と落ち着いています。
②シルクプリントスカーフ (各)2,990
グレーの開襟シャツに合わせ、黒澤が冒頭で試着していたていたスカーフがこちら。フラワープリントのキャップと同柄が揃うウィメンズの「シルクプリントスカーフ」は、大人男子にもお勧めだ。
黒澤:さすがリッソさん。シルク100%でクオリティに関しての妥協はない。ジャケットの胸ポケに差し込んだり、バッグに結んだりしてもよさそう。
ラックの手前に掛かるフラワープリントに注目。グレーの開襟シャツと同モデルの色違いだ。
③ブロードシャツ(¥3,990)・④タックショーツ(¥3,990)
黒澤:真夏になったら花柄の上下で着こなしたいところですが、まずはトップスだけで。
クルーズコレクションのようなリゾートタッチの肝となる「ブロードシャツ」と「タックショーツ」が9型あるメンズラインナップの肝。江の島やワイキキビーチよりも、地中海のアマルフィ海岸が似合いそうな“イタリアンアロハ”な趣だ。
色違いも試着。同柄のシルクスカーフも合わせてみる。ちなみに、イエローとピンクで彩られたフラワープリントのメンズは「ブロードシャツ」のみ。よりビビッドなこちらの柄のショーツはないのだ。
黒澤:太陽がいっぱい。地中海を舞台にしたサスペンス映画『リプリー』(1999年)のイメージを気取りたくなりますね。マット・デイモンじゃなくてジュード・ロウのほうですけども。
黒澤:今度は逆に、花柄のショーツを大胆にチョイスしてピンクの開襟シャツを合わせてみました。
上下で7,980円(税込)。半袖開襟シャツの「ブロードシャツ」は全6色展開。花柄が2パターン、ドット模様のグラフィックパターンがイエローとグレー、そして冒頭で試着したグレーのストライプ柄のアザーカラーが、こちらのピンクだ。
黒澤:ストライプは白のみかと思いきや、薄いグレーを隣り合わせた2色使いで柔らかなグラデーションがあります。まさに色彩のマジック。
花柄ショーツはこれ1色。しかも、4年前の「ユニクロ アンド マルニ」2022年春夏では膝下丈のロングショーツのみの展開だった。ここまでにラブリーなショーツはオーセンティックな色柄が主流の「ユニクロ」では珍しく、早期完売が予想される。
⑤スーピマコットンオーバーサイズTシャツ(¥2,990)・⑥ワイドショーツ(¥3,990)
ここで一気に別コーディネートへ。コットンショーツは膝下丈の「ワイドショーツ」なり、トップスはモックネック型の「スーピマコットンオーバーサイズTシャツ」にチェンジした。
黒澤:地中海を経由して中東へ誘われるような…。こんな「ユニクロ」、見たことありません。
トップス、ショーツ、ソックスまで「34 BROWN」で統一。モックネックTシャツのリブにはラインが施され、オリエンタルなムードの中にスポーティーなエッセンスを散りばめた。
⑦ソックス (各)¥390
小物まで抜かりなし。
足首まで隙なく締める「ソックス」は大人買い必至。2本のライン入りのシンプルなデザインで、「34 BROWN」「66 BLUE」「09 BLACK」「30 NATURAL」の4色展開。単品使いでも重宝するが、せっかくなので、これら4色と呼応する「スーピマコットンオーバーサイズTシャツ」とのサンドイッチコーディネートをお勧めしたい。
⑧ドライカノコスリムフィットボーダーポロシャツ ¥2,990
ショーツとソックスはそのままに、トップスを同じ「34 BROWN」の「ドライカノコスリムフィットボーダーポロシャツ」にスイッチしてみる。異なる3種類のボーダーで構成したポロシャツは、昨今のメンズトレンドでは珍しいスリムフィットだ。定評のあるドライカノコ素材で真夏でも快適!
黒澤:カラーコーディネートを意識せずに、ブラウンとブルーを合わせても美しい。街並みとコバルトブルーの海原がアマルフィ海岸を彷彿とさせます。
これぞ、“夢を見るために作られた(Made for Dreaming)”、「大人のユニクロ」。元「マルニ」デザイナー、フランチェスコ・リッソの提案を全身で受け止めよう。
前編のラストコーディネート。「66 BLUE」のソックスと「65 BLUE」のポロシャツで瑞々しい色調を統一し、冒頭で試着していた「05 GRAY」の「タックショーツ」で中和する。
黒澤:膝上丈のショーツにはオーセンティックなツータックが施されています。遊んでいるようで、どこかトラッドに落ち着く安心感がある。
子供っぽく見えない2タック入りショーツ(¥3,990)・ポロシャツ(¥2,990)・ソックス(¥390)の3点セットで7,370円(税込)。異彩を放つデザインとは裏腹の汎用性の高さで、奥行きのある着こなしを楽しもう。
[WOMEN'S]ストライプミニポロシャツ ¥2,990
黒澤:ここまで来たら、ピンクも着てしまいましょう。えっ、ウィメンズ限定カラー!?
試着済みの「34 BROWN」と「65 BLUE」、そして「08 DARK GRAY」の3色はウィメンズの「ストライプミニポロシャツ」とリンクコーディネートが可能だが、「11 PINK」はウィメンズ限定になる。“ミニ”の名が付くように、いくら細身モデルの黒澤でもタイト過ぎれ着られないのだ。
以上で、元「マルニ」デザイナーのフランチェスコ・リッソをゲストデザイナーに起用した初コラボ、「ユニクロ エフ・リッソ」の試着ルポ「前編」は締めとなる。カラフルなリゾートカジュアルを夏のワードローブに取り入れよう。
黒澤:そして実は、黒もあるんです…。
メンズ9型の中で、“買って120%間違いのない”ブラックを厳選した試着ルポ「後編」も6月19日(金)の発売日の前に公開予定。乞うご期待!
《オマケの1枚》
オマケの1枚。
モデルの黒澤怜慈と一緒に「ユニクロ エフ・リッソ」を取材していた編集部員の薬師神。同じフラワープリントのショーツを試着してみた。
薬師神:半袖シャツの花柄には抵抗があるけど、ショーツなら大人男子も取り入れやすそう。
UNIQLO F.RISSO / ユニクロ エフ・リッソ
2026 年サマーカプセルコレクション
発売日:2026年6月19日(金)
ゲストデザイナー:フランチェスコ・リッソ
テーマ:Made for Dreaming
型数:メンズ(9)・ウィメンズ(7)