夏こそ白スニーカーが映える季節。清涼感あふれる上質な一足を合わせたい。ここでピックアップした6型の新作は、どれも大人にふさわしいクオリティに仕上がっている。
01:GUCCI|Screener sneaker
パーフォレイテッド レザーが新鮮なニューモデル
デムナがブランドのアーカイブとヴィジュアルコードを掘り下げ、異なる世代のデザインを統合する「ジェネレーション グッチ(Generation Gucci)」コレクションから新作スニーカー〔スクリーナー〕が登場。1970年代のクラシックなシルエットに着想しつつ、パデッド仕様で快適な履き心地へとアップデートしている。
ネイビー・レッド・ネイビーのウェブ ストライプを両サイドに配したホワイトのパーフォレイテッド レザーモデルは、アッパーのラバー製インターロッキングG、ヒールカウンターのGUCCIロゴをネイビー×ホワイトでまとめ、全体を上品なトリコロールカラーに。
パーフォレーションをグラデーションにすることで、ただ軽快なだけではなくモードなニュアンスへと昇華。夏スタイルの最適解としてはもちろん、抜け感の演出にも重宝する。何より、履き心地のよさでヘビロテすることは必至。
02:PRADA|Prada Court
コートシューズをハイエンドな仕様で再解釈
バレエシューズスタイルのスニーカーをいち早く打ち出し、スニーカーシーンでも存在感を増すプラダ。最新作はテニスから着想を得たクラシックなコートシューズ。ヒールサイドにあしらわれた幾何学的形状のトライアングルロゴにはPRADAの文字がなく、どこかアノニマスな雰囲気が漂う。
2010年代のプレミアムスニーカーブームを彷彿とさせる佇まいだが、当時と決定的に違うのはその履き心地だ。アッパーには上質でやわらかなレザーを採用し、履き口やタンにパッドをあしらうことで、包み込まれるようなフィット感を実現。インソールのクッショニングも素晴らしく、長時間履いてもストレスを感じさせない。
切り替えやステッチを最小限に抑えつつ、細部にまで職人技が光るミニマルなデザインも魅力。アッパーはホワイトだが、ソールはベージュがかったトーンで落ち着いた印象に。つま先は幅広でヒールが高めのフォルムや、ほどよく厚みのあるソールなど、次のトレンドを牽引する一足であることは間違いない。
03:DIOR|“Dior Hooper” Sneakers
1980年代のバスケットボールシューズをモダナイズ
「ディオール フーパー」は、2026年ウィンター コレクションの最新スニーカー。1980年代のバスケットボールシューズを、ジョナサン・アンダーソンが現代的な感性で再構築した。ホワイトのキャンバスアッパーにソフトカーフスキンのパネルを重ね、革新的な一体型カップソールを融合させた。
テクスチャーのあるホワイトラバーソールにレッドラインを配し、アッパーとソールの縫い目を巧みに隠す設計も秀逸。タンとヒールサイドのロゴは刺繍で表現するなど、メゾンならではの手仕事が息づく。
プレッピーなムードを感じさせるトリコロールカラーの構成も印象的だ。シューレースにデュブレでスニーカーカルチャーのディテールを押さえつつ、アウトソールにはメゾンのヘリテージである「カナージュ」パターンを刻み、スポーツブランドのシューズとは一線を画す佇まいに。ネイビーの替え紐が付属し、ルックスの変化も楽しめる。
04:JIL SANDER|J SNEAKER
70年代のテニスシューズをオマージュした新型
ホワイトレザーのクリーンなアッパーにあえてヴィンテージ感を演出したソールが、どこか懐かしさを誘う。ジル サンダーの2026 プレフォールコレクションでデビューした「J スニーカー」は、70年代のテニスシューズをオマージュしたクラシックなルックス。日に焼けたような色のシューレースが、アッパーのカーフレザーの上質さをさりげなく引き立てる。
端正な佇まいながら、シュータン部分にJIL SANDERロゴを縦に型押ししたネームをあしらい、ひかえめなアクセントに。シューレースのホールはトップのみハトメを採用し、全体をよりシンプルにまとめている。スポーティすぎず、コンサバにも寄りすぎず、あらゆる面でバランスがいい。「新品の真っ白なスニーカーは少し気が引ける」という大人にもうれしい一足だ。
05:Maison Margiela|Future Low-Top Sneakers
名品スニーカーのローカットが登場
フロントのシューレースをフラップでカバーしたデザインが印象的。メゾン マルジェラが2011年春夏コレクションで発表した「フューチャー」スニーカーが、昨年秋に復刻され話題を呼んだことは記憶に新しい。2026年秋冬「アヴァン・プルミエール」コレクションでは待望のロートップモデルが登場した。
メゾン マルジェラの匿名性と抑制というコードを体現するこのモデルは、シューレースをフラップの内側に収めたミニマルなデザインが特徴。シュータンにはナンバリングロゴ、バックにはメゾンを象徴する一本の白いステッチがあしらわれている。
アッパーからソールまでホワイトでまとめつつ、ライニングにはベージュのレザーを採用。シンプルでありながら、モデル名の通りどこか近未来的なムードを漂わせる一足。どんなスタイルにも自然になじみ、モードなエッセンスを添えてくれるのも「フューチャー」スニーカーならでは。
06:COMME des GARÇONS SHIRT × ASICS|GEL-1130
Y2Kデザインをトリプルホワイトでミニマルに
2026年秋冬コレクションのランウェイショーでお披露目されたコム デ ギャルソン・シャツとアシックスのコラボレーションモデル。今回は2021年に新作として登場した「アシックス ゲル1130」をベースにしている。
Y2Kムード漂うこのモデルは、「ゲル1000」シリーズ9代目の系譜を継ぎながら、2008年登場の「ゲルカヤノ 14」の構造を融合したハイブリッド設計が特徴。当時を象徴する網目の大きなメッシュを採用しつつ、素材やカラーリングを変更することでレトロランニングスタイルを現代的に提案した。
コム デ ギャルソン・シャツではアッパーからソールまで潔いトリプルホワイトで表現。近未来的なハイテクデザインを白一色にすることで、よりミニマルで洗練された佇まいに。オーバーレイにリアルレザーを採用し、上質な一足へと昇華した。シュータンにはダブルネーム、アッパー内側にも“COMME des GARÇONS SHIRT”のロゴをさりげなくプリント。土踏まずに心地よくフィットするインソールで、履き心地も快適だ。
グッチ クライアントサービス TEL:0120-99-2177
プラダ クライアントサービス TEL:0120-45-1913
クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947
ジルサンダージャパン TEL:0120-998-519
マルジェラ ジャパン クライアントサービス TEL:0120-934-779
コム デ ギャルソン TEL:03-3486-7611

















