大人のカジュアルスタイルの足元に欠かせないのがアディダスのスニーカー。ここでは、バッシュからサッカーシューズまで、東京スニーカー氏こと小澤匡行さんが注目するモデルを厳選してご紹介。
01:adidas Originals|RIVALRY 86 LOW
![adidas Originals|RIVALRY 86 LOW](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/c2/c248be37-88ab-44e2-a7f4-82be86185faf-1280x1280.jpg)
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![adidas Originals|RIVALRY 86 LOW](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/18/185dd686-cf9a-4833-af18-1fec1cfbd2d9-1280x1280.jpg)
80年代の名品バッシュは細身のラストが決め手
「アディダスの名品バッシュ、ライバルリーの1986年製のオリジナルデザインをベースにしたシリーズです。昨年から買った4足の中でも、この木型がいちばん細いですね。素材の使い方も含めて、レトロな80年代の細身バッシュをいい感じに再現しています。サンバのようなフォルムが好きな人も、トライしやすいのではないでしょうか? 僕は80年代のヒップホップカルチャーが一番好きなゾーンなので、この時代のアディダスのバッシュには弱いんです。ただこの配色を履きこなす自信はなかったんですが、最近、茶色のツイードのセットアップを買ったので、それに合わせたら素敵かも? と思いました」(小澤)
ピンストライプを添えた配色スリーストライプスがアイコニックなライバルリーは、1986年にバスケットボールシューズとして誕生。人気NBA選手のシグニチャーモデルとして登場し、コートからストリートへと進出した。クラウドホワイトのアッパーにカレッジ感のあるバーガンディ×イエローの配色が今また気分。
02:adidas Originals|HAND 2
![adidas Originals|HAND 2](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/92/928ea4cd-d771-41cf-bbbe-756666e15ce1-1280x1280.jpg)
![adidas Originals|HAND 2](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/a2/a2f9332a-6d10-48e3-b93a-616f2d9a2993-1280x1280.jpg)
スケートシューズの雰囲気をまとうハンド2
「ハンド2はアディダスのハンドボールシューズとして誕生したスニーカーです。クラシックなハンドボール スペツィアルの復刻は僕も何足か買っていたので、見慣れないモデルが出てきたなと。このハンド2はスペイン製のアーカイブを忠実に復刻しているとか。あまりレトロな感じがしないのはどうしてだろう? と考えて見てみたら、サイドのスリーストライプスが配色になっていたり、アンクルパッドが厚かったり、ガムシューズのつま先のフォルムも含めてどこかスケートシューズっぽい。クラシック好きよりはストリート好きに響きそうで、特にUKっぽいスタイルに合わせたらハマると思います」(小澤)
スペインでつくられていたHANDBALL Ⅱのリイシュー。スエードアッパーにホワイトとマットゴールドのスリーストライプスがアクセント。カレッジグリーンにガムラバーアウトソールの組み合わせがレトロなムードを演出しつつ、シュータンにはボックスロゴをあしらうなど、ファッション感度の高い一足に。秋冬コーデに華やかさを添えるスニーカーとしても注目。
03:adidas Originals|PREDATOR MUNDIAL
![adidas Originals|PREDATOR MUNDIAL](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/9c/9cc8d9e8-6a92-4026-bc61-cf74d5d85434-1280x1280.jpg)
![adidas Originals|PREDATOR MUNDIAL](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/06/06177720-6397-4d64-a703-74b0db496f99-1280x1280.jpg)
![adidas Originals|PREDATOR MUNDIAL](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/f1/f14c0c2c-263f-491c-ad47-26c50193dd3d-1280x1280.jpg)
メインストリームじゃないほうのサッカーシューズ
「サッカーを愛するNYのアーティストやデザイナーたちがプレイを楽しんでいる様子を収めた、ピーター・サザーランドの『GAME』という写真集が好きです。ムンディアルとかコパといったアディダスのトレーニングシューズをUKっぽく履きこなしているのがすごくカッコいい。サンバが流行っていますが、そうじゃないアディダスでこの写真集の雰囲気にトライしたくなって探していたら、このプレデター ムンディアルが2月に、ライフスタイル向けに発売されると知りました。ベースモデルのプレデターもムンディアルもアディダスを代表するフットボールシューズ。ハイブリッドなこのシューズを、サラッと履いてみたいと思います」(小澤)
アディダスのサッカースパイクの名品、プレデターから着想を得たグラフィカルなスリーストライプスを外側と内側に配し、テラスシューズに近いシルエットに仕上げた新型。キルティングレザーのヴァンプはコパ ムンディアルからサンプリングしている。着こなしに、より“サッカーのムード”を取り入れたい人におすすめ。
04:adidas originals|LAWSUIT atmos “Beef & Broccoli”
![【エディター激推し】大人が選ぶべき「アデの画像_9](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/b4/b41356c7-d310-4217-a336-255c8df45835-1280x1280.jpg)
![【エディター激推し】大人が選ぶべき「アデの画像_10](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/0e/0e259a1a-d539-4eb2-899b-3a3815f322ac-1280x1280.jpg)
![【エディター激推し】大人が選ぶべき「アデの画像_11](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/32/32182a65-2b09-4b12-84e2-f700ddda5d29-1280x1280.jpg)
ヒップホップ文脈でのカラー別注が新鮮
「90年代にストリートシーンで人気を博したロースーツを、アトモスがヒップホップファンにはたまらないビーブロ(ビーフ&ブロッコリー)カラーで別注しました。当時、ロースーツの前進でノートンというモデルがあって、その違いがよくわからずにいました。後でノートンという名前が商標の問題で使えなくなり、ロースーツと名前を変えたということを知りました。つまり配色などの違いはあれ、兄弟モデルだったんです。ちなみにロースーツ(LAWSUIT)は“訴訟”という意味。ヒップホップが好きだった1999年頃に白黒レザーのロースーツⅡをヘビロテしていて、アメリカ留学にまで持っていったのもいい思い出です」(小澤)
90年代半ばにノートン(NORTON)というモデル名で登場し、裏原宿を中心にストリートシーンで支持された。名前をロースーツと変更した後も、アディマティックと並んで90年代~2000年代初頭のシーンを支えた名品。ベージュ、黒のオリジナルカラーに続き、アトモスの別注でビーブロカラーが発売に。
![小澤匡行プロフィール画像](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/cc/cca7bb5d-ca30-4733-8a67-286bea22b71d-1280x1280.jpg)
「足元ばかり見ていては欲しい靴は見えてこない」が信条。近著に『1995年のエア マックス』(中央公論新書)。スニーカーサイズは28.5㎝。
アディダスお客様窓口 TEL:0570-033-033
アトモス カスタマー TEL:03-6629-5075