愛犬と暮らす人物に焦点を当てる連載。UOMO世代のみならず、世間の憧れを集める男の日々の創作や生活に寄り添う、小さな家族との時間を語ってもらう。
第九回|川上淳也とくう
猫のようなツンデレぶり
素直に過ごす姿が癒やし
撮影スタジオを駆け回り、全員に挨拶して回るほど人懐っこいチワワのくう(3歳)。飼い主である川上淳也さんが優しい顔でその様子を見守る。
「人や犬が大好きで、すぐに寄っていくほどフレンドリーだけど、家ではかなりのツンデレ。チワワ、特にブラックタンでは珍しい猫みたいな性格なんです。困ったり驚いたりすると、僕を頼ってくるけど、それ以外はまったく甘えてこない。仕事から帰宅すると、『今日も帰ってきたんだ?』みたいな顔で、毛布の下に潜っていっちゃうし(笑)。だから、こうやって初めて会った人と遊んで満面の笑みを見ると、やっぱりかわいいなって思うんです」
過度の干渉をせずに見守る家族の関係。それは川上さんの、愛犬への変わらない接し方で築かれたものかもしれない。
「束縛もしないし、しつけ的な言葉も言わない。犬も人のことをちゃんと見てるし、飼い主の振る舞いが彼らの性格に影響を与えるから、こちらがどんと落ち着いていればいいと考えていて。実際にそれで困ったことはないですね」
たまに目を合わせてほほ笑む二人。お互いに抱く信頼感が伝わってくる。
「常に一緒にいるわけではないけど、近くにいると思うと安心する。きっとくうも同じはず。飼うと決めた大きな理由は、僕がくうのどこを触っても嫌がらなかったから。最初から相性がよかったんだと思います」
川上 淳也
1978年生まれ。20代をサンフランシスコで過ごし、帰国後の2014年にショップ「7×7」をオープン。翌年、アメリカ文化や古着の要素を取り入れたブランド「セブンバイセブン」を立ち上げる。