箱に魅せられた男たち③

佐藤喜一さん / スタイリスト

メンズ誌を中心に活躍。レザークラフトブランド「kadomaru」を手がける。


Fellowesバンカーズボックスは、大サイズと「SOPH.」の数年前のノベルティ。「大サイズは約8年前から使っています。耐久性が強く、あまり経年劣化しないのが魅力」。


同じデザインのものを大量に揃えたくなる

アトリエは箱だらけです。仕事関連の物は基本的に箱に収納。僕はスタイリストの仕事のほかに革小物のブランドもやっていて、ここで初心者向けのワークショップも行っています。革のハギレや制作のための道具はごちゃつきがちなんですが、同じ箱に収納することで部屋がスッキリ見えることに気づいて。人にはよく几帳面だと思われますが、正直、大ざっぱな性格だからこそ、ばっと詰めて隠せばそれなりに見える箱に魅せられるようになりました(笑)。


Ay Kasaのコンテナは、UNBY GENERAL GOODS STOREで買い足し続けている。「色は3色に絞り、サイズも合わせています。ラベルもオシャレなので、はがさずに見せたい派」。

リサイクルショップで購入した木箱は隣の棚と高さを合わせることで統一感を演出。「木箱は軍放出品で観葉植物用の土の目隠しに。隣の棚はDIY。無印良品の収納ボックスがぴったり収まるよう製作」。


箱選びでこだわるのは、収納力や耐久性などの機能と、手持ちの箱と並べたときに統一感があるかどうか。似たテイストの箱をズラッと並べたいので、シンプルで長く使えて、今後も揃えたくなるかを基準に選ぶことが多い。収納が足りなくなったら都度買い足しをしているので、気がついたら同じ種類の箱がどんどん部屋に増えています。


ムカイ林檎店で購入したりんご箱。「この店では、不定期でユーズドの木箱を1箱500円で販売してくれます。キャスターをつけて色を塗りました」。


DIYも好きなので、既存の箱に手を加えることでインテリアの統一感を出すことも。木箱に色を塗って部屋のテイストに合わせたり、箱がぴったりと収まる棚を作ったり。自分の中でルールを決めて箱を揃えることで、雑然としがちな部屋全体にまとまりをもたせています。いろいろと箱中心に考えがちですね。



Photos:Yuya Wada 
Text:Emiko Hishiyama