ピコグリル焚き火台

【買ってよかったキャンプ道具】
#1 ピコグリル 焚き火台「398」 ¥14,000
#2 オリキャンプ 「キネティック ウルトラ チタンストーブ」 ¥6,850
#3 エバニュー 「Alu Table/Fire」 ¥5,390
#4 スノーピーク 「シェラ マッチ カップ セットSTW-050T」 ¥2,640
#5 Ptygrace 「Made in TSUBAME チタンシェラカップ」 ¥1,450
#6 EPI 「チタン3点食器セット」 ¥3,217
#7 エバニュー 「チタン シェラカップ」 ¥1,732
#8 プリズム 「CLAYMORE Capon 120H Black」 ¥6,578
#9 MSR 「ステイクハンマー」 ¥4,500
#10 エリッゼ 「64チタンペグ エリッゼステーク 200mm MK-200TI」 ¥5,940(6本セット)
購入者:WEB UOMO 担当 桑原
※全て購入時価格


「“頑丈で壊れないギア”を選ぶことが基本ですが、どれも重たいんですよね(笑)。ソロキャンプで大切なのは身軽感。設営や撤収も仲間とワイワイやるのは楽しいですが、ソロならサッと済ませて、ひとりの時間を楽しみたい。もちろん頑丈なことは大事ですが、ソロ用は“軽いギア”を選ぶようにしています。今回紹介するのは、実際に使う頻度が高く、役立つギアです」



#1 薪をそのまま載せられるピコグリルの焚き火台



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「焚き火台は必須アイテム。『ピコグリル398』は、折りたたむとほぼA4サイズ。紙みたいに薄くて、とにかく軽い。強度はスチールやステンレスにかないませんが、この身軽さを体験すると手放せなくなりました。思ったより強度もあって、キャンプ場などで手に入る薪を割らずにそのまま載せられるのも魅力です。僕は焚き火で料理はあまりしませんが、スピット(串)が2つ付属しています」



#2 小さいのにパワフルなチタン製ストーブ


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「軽くて頑丈な素材といえばチタンです。このストーブを買うまでは正直チタンに関心がなかったのですが、あまりにも軽くて小さいのに、十分すぎるほどパワーもある。小さいので、シェラカップやクッカーなどの隙間に放り込んで持ち運べます。このストーブを入手して以来、チタン製のギアを選ぶことが増えました。チタン製は価格が高くなりますが、結果正解だと思うことが多いですね」



#3 薄くて熱にも強いエバニューのテーブル



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「ミニテーブルを選ぶ時、僕の場合は“軽い・熱に強い・薄い”の3点がポイントです。コンパクトになるギアはたくさんありますが、収納ボックスやバッグに入れるときにテトリスみたいに組み合わせを考えるのが面倒なので、薄いほうがラクなんです(笑)。エイッと隙間に押し込むだけでいいですからね。あと、テーブルの上でストーブを使ったり、熱い鍋を置いたりするので、耐熱性は必須です。脚を開いて地面に直接置いたり、たたんで鍋敷きのようにも使えます」



#4,#5 食器とシェラカップをまとめて収納


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「シェラカップは丈夫で軽いPtygraceのチタン製です。『米1合』の目盛りがあるので選びました。シェラカップは直接火にかけて調理できて便利ですが、当然熱くなります。そのまま食べにくいので、シェラカップと重ねて収納できるスノーピークの『シェラ マッチ カップ セット』を食器に使っています。シェラカップと重ねて、付属のゴムバンドでまとめて収納できます。コンパクトなので持ち運びがラクですね」



#6,#7 クッカーにも食器にもなるEPIの3点セットと折りたためるシェラカップ



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「ちょっとした調理をするときは、クッカーを持っていきます。EPIの『3点セット』はチタン製で、軽くて持ち運びが苦になりません。大650ml,中500ml,小400mlの容量は調理にも食器にも使えて便利です。小さすぎると用途が限られるので、これくらいのサイズ感が使いやすいと思います。あと、このセットを持参する時には、持ち手が折りたためてまとめて収納できるエバニューの『チタン シェラカップ』を持っていきます」



#8 小さくて明るいプリズムのライト


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「サイト全体を照らすライト、夜中のトイレ時に持ち運べるライトなど使い分けることもありますが、ソロのときはコレ1個あれば間に合います。キャップに挟んで使ったり、ストラップを通して首からさげたり、テント内に吊るしてランタンにしたりと大活躍。無段階で明るさが調整できるし、手を振ってオンオフできるセンサー付き。昼光色と赤色光が使えて、充電式バッテリーは1200mAh。明るさによりますが2泊3日程度なら大丈夫かな。いざとなればモバイルバッテリーで昼間のうちに充電しておけます。防水防塵なのも選んだ理由です」



#9,#10 軽くてタフなチタンペグ、ステンレスとアルミのハンマー



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「固い地面にも打ち込めるスチール鍛造ペグをずっと使っていましたが、とにかく重い(笑)。チタンは強度がある素材なので、そこそこ固い地面でも使えます。ちょっと高いけど、思い切って買ってからはこればっかり(笑)。エリッゼのチタンペグを選んだ理由は、打ち込んだ後に地中で回転しにくいように、側面を削ってあることですね。打ち込んだ後にクルっと回り、ロープが外れるのを避けたかったので。ハンマーは軽さ重視でステンレス+アルミのMSRを使っています(ペグの奥にあるのはペグにもなるバーゴのチタン製スコップ)」




Photo&Text:Isao Kuwahara