2026.09.18
最終更新日:2026.09.18

【おしゃれな大人が着る「黒い服」】写真家・青木ユリシーズ「黒に洗練されたムードを求めるようになってきた」

ものづくりや表現と向き合う5人の男に「黒い服」への思いや、普段どう着こなしているかをインタビュー。彼らの日常に寄り添う、モードでもマスキュリンでもない「黒」の取り入れ方から、自分らしく装うためのヒントが見えてきた。

写真家・青木ユリシーズ「黒に洗練されたムードを求めるようになってきた」

青木ユリシーズ
ジャケット¥121,000(9月上旬入荷予定)/マーガレット・ハウエル ユーズドのシャツ¥23,100/フロント 11201 ジーンズ¥55,000/オーラリー

この夏、自身が影響を受けたマグナム・フォト所属の写真家、モイセス・サマンとともに京都でワークショップを開催した青木さんは、スタイリッシュな私服姿にも定評がある。

「海外でのタフな撮影では、黒い服とミリタリーウェアという典型的な組み合わせで写真家であることを意図的に誇張することもありますが、スタイルのベースにはアメリカントラッドがあるので、黒は珍しく、特別な色ととらえています。20代は単純にカッコいいからと、“全身黒”も経験しました。最近は黒が醸し出す洗練されたムードが欲しいときに選ぶことが多く、きめすぎず少し崩して、自分らしい黒の着方を意識するようになりましたね。フレンチアイビーに興味をもち始めて、昨年から紺ブレを自分なりにアレンジしていたら、今年の春、マイケル・ライダーが手がけるセリーヌが黒のブレザーを打ち出してきた。ブレザーも黒だとデニムを合わせたときにコントラストが出るし、茶のスラックスを合わせても収まりがいい。しかもモダンに見えるから挑戦してみたいと思いました。今自分が持っているフレンチヴィンテージのモールスキンパンツやルメールの黒のワークセットアップも、この秋冬は出番が増えそうです」

「黒のジャケットに色褪せたデニムを合わせたモダンなフレンチスタイル。自分らしく中には古着のワークシャツを。この秋の僕のムードを凝縮した格好です」

写真家
青木ユリシーズ

1992年埼玉県生まれ。モデル時代に写真に興味を抱き、独学で東京を拠点に活動。国内外で作品の展示をするほか、写真表現を用いてさまざまなプロジェクトを手がける。受賞歴も多数。

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