2023.10.05

バラクータ、カーハート… 大人が選ぶべき「年相応に更新された」ベーシック服6選(前編)

王道のクラシックスタイルに欠かせない名品の色褪せない魅力も好きだけど、この年になってあらためて昔のままの服を着たい、持ちたいわけではない。欲しいのは、今の気分に合うように更新された、知る人ぞ知るベーシックウェア。

バラクータ、カーハート… 大人が選ぶべきの画像_1

ツイードで英国感を高めたバラクータのG9ジャケット

ツイードで英国感を高めたバラクータのG9ジャケット

稀代のハリウッドスターたちが着用して銀幕を彩ってきたバラクータの象徴、G9ジャケットに英国的なグレンチェックのツイードが登場。ワークを感じる立体的なフラップポケットで印象はカジュアルに。往年のフォルムをイメージした“オーセンティックフィット”も懐かしくて新しい。

ジャケット¥107,800/バラクータ(バラクータ カスタマーサービス) ニット¥44,000/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー) パンツ¥63,800/サイ(マスターピースショールーム) メガネ¥29,700/キュービッツ(ブリンク ベース)


初のブラックデニムを使ったカーハート WIPのチョアコート

初のブラックデニムを使ったカーハート WIPのチョアコート

かつては’90年代の東海岸ヒップホップスタイルの鉄板として、武骨でクールなジャケットのポジションを獲得したカーハートのチョアコート。往時のルーズなシルエットに忠実なOGバージョンに、今季初めてブラックデニムが採用された。生地も11.25ozと通常のダック地よりも柔らかく、モダンで、いい具合に丸みを帯びた40歳の体型に馴染むように進化している。例えば、カシミヤのセットアップにもよく似合う。

ジャケット¥38,500/カーハート WIP(カーハート WIP ストア トーキョー) ニット¥88,000・パンツ¥88,000/バトナー


パーツまですべて黒に統一したブレディのフィッシングバッグ

パーツまですべて黒に統一したブレディのフィッシングバッグ

英国バーミンガムで歴史をスタートした老舗ブレディの象徴は、アウトドアバッグの原型ともいわれるフィッシングバッグ。やはり一番人気の「ARIEL TROUT」(左)ともう一つの名品「STOUR」を選ぶべき。黒のボディはお馴染みだが、付属品までオールブラックなのは、これが初の試み。もちろんイングランド製。

バッグ(右) 縦28㎝×横30㎝×マチ7㎝ ¥39,600・バッグ(左) 縦22.5㎝×横35㎝×マチ10.5㎝ ¥64,900/ブレディ(ビショップ) Tシャツ¥12,100/サンスペル(サンスペル カスタマーサービス) ニット¥88,000・パンツ¥88,000/バトナー




Photos:Keita Goto[W]
Hair&Make-up:Yosuke Akizuki
Stylist:Masashi Sho
Model:Kou
Composition&Text:Masayuki Ozawa[MANUSKRIPT]

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