圧倒的なオリーブ人気だったグリーン部門。武骨ながらどこか品のあるムードを求める傾向に。素材や加工によるクリーンさも評価されたポイント。
1位|Barbour for green label relaxing
バブアーが2位に10票以上の差をつけ見事1位に。ラフにはおれるソフトな生地を支持する声が多かった。こちらは「トランスポート」をベースに、「スペイ」で使われるDカンや「ビデイル」のポケットデザインを取り入れた一着。
髙谷洋行(会社員)「あえてオイルドじゃない生地にときめいた!」
忽那洋平(会社員)「バブアーはクラシック感が強くて避けてましたが、これは生地がしなやか。ハーフ丈のバランスもよく、Dカンやポケットデザインなど、バブアーの魅力が凝縮されている」
小川敬大(会社員)「特有の武骨さを残しつつ、オイルメンテ不要というラフさに感動。やっぱりバブアーは男心がくすぐられます」
Rencontrant
フランス人デザイナーが手がける日本製のブランド。生地には毛足の長い稀少なブルーフォックスとウールを採用した。
山田恭嗣(会社員)「とにかく軽くて暖かいですし、なんといっても素肌でもチクチクしない! 冬はどうしても黒やグレーなどのモノトーンについ手が伸びてしまうけど、こういう落ち着いた色なら初めてでもチャレンジしやすい」
曽根功起(設備設計士)「フォックスの毛が使われたニットを初めて着ましたが、毛足長めで柔らかく、肌あたりも滑らか。このまま着て帰りたいほど(笑)。ボクシーな形も潔い」
vowels
バウルズのスタジャンはSUPER 100’sウールを使用したメルトン生地で、上質かつミニマムな佇まいに。保温性と軽さも兼ね備えた。
長屋一輝(会社員)「濃い緑×淡いピンクの組み合わせが絶妙。生地は柔らかく肌触りもふわふわ。広めの身幅に、着丈が長すぎないのも今っぽい。インはスウェットでラフに、または白シャツを合わせてキレイに着るのもかっこいい」
土井啓司(遺跡発掘)「スタジャン特有の野暮ったさがなく、むしろ落ち着いていて上品。胸の刺繡もさりげなくきいている。これで10万円だったら、コスパがよいと思います!」
ISSUETHINGS
コットン生地に加工を施すことで、ヴィンテージのような褪せた色味を再現した。パッカリングがデザインのアクセントに。
松谷颯一郎(プロダクトデザイナー)「ぱっと見、形に違和感があるのに、着たらすごくしっくりくるという不思議な感覚…。ボリュームのある腕と身幅に、裾がきゅっと絞られている、この短丈のバランスが抜群。もはや好きを超えました(笑)」
栗田慎太郎(会社員)「ミリタリーアイテム特有の野暮ったさが、ボックスシルエットやパッカリングなどのおかげで抜けている。ジップを閉めずラフにはおるとサマになる」
INSCRIRE
暗くなりがちな冬の着こなしにはアンスクリアのフリースで彩りを加えたい。起毛加工のウール混生地で、ふんわりと暖かい。
小林誠治(会社員)「グリーン×パープルの組み合わせがかわいい! ’90年代のアウトドアウェアを彷彿とさせますが、身幅と袖幅がたっぷりととられているため、今のムードにも合う。友人に「それどこの?」と聞かれそうな一着」
佐野純平(会社員)「生地が柔らかく、しっかりと暖かい。程よくゆとりがあるので快適な着心地。やや値は張りますが、素材やデザイン性を考慮すると納得の価格設定です」
visvim
今季、新開発したナイロンとウールで織り上げた生地を使用し、ホワイトグースダウンを封入。
國吉政廣(会社員)「羽毛布団を彷彿とさせる暖かさ。オーバーサイズに見えて収まりがよく、シルエットが緻密に計算されているのはさすがビズビム。ダウン特有のテック感もドライな質感によって抑えられていて、非常に上品」
塩見直輔(会社役員)「程よく褪せたグリーンのおかげで色ものでも着やすい。ダウンがたっぷりと入っているのに、Aラインのようなきれいなシルエットを担保。素晴らしすぎる」
NOAH
ノアのために作られたオーストリア製の高密度縮絨ウールを使用。ブランドらしい鮮やかなグリーンで仕上げた。
今井秀(製造業)「こういう原色の緑色が好み。しかも、ここまでパキッとした明るい色なのに、シックな空気感もある。シルエットはノアらしく、ややジャストだが窮屈さはいっさいなし。トレンドに左右されないアイテム作りに感動」
柳川一心(会社員)「クラシカルな形ですが、肩はややゆとりがあり心地よい。肌あたりも滑らかなのは、上質な生地の証し。寒くなれば、コートの中に忍ばせ冬を楽しみたい」
MAISON et VOYAGE
内モンゴルのカシミヤを使い、上品な質感とスポーティさを兼ね備えたニット。
鱒渕五紀(会社員)「ラガーシャツとケーブルニットというありそうでなかったコンビネーションにやられました。グリーンの濃淡によるボーダーは、大人が着ても馴染みますね。中にシャツをレイヤードし、襟オン襟を楽しみたい」
吉柳達哉(会社員)「カシミヤらしい最高の着心地! プレッピーな印象がありながらも、どことなく品もある。シルエット、サイズ感は程よくゆとりがあり、汎用性が高い」
MACKINTOSH FOR MARGARET HOWELL
マッキントッシュの「ハンビー SL」をリラックスフィットにアレンジ。
林智之(会社員)「マッキントッシュとマーガレット・ハウエルのコラボと聞いて興味本位で着てみたけど、期待以上のワクワクが!ゆるめのサイジングが新鮮で、背中のベンチレーションやハトメなどの実用的なディテールもツボ」
土屋善直(公務員)「生地の硬さがなくて非常に着やすい。通常のモデルよりも肩や身幅はゆとりがあり、着込めるのも◎。アーミーな色味もハウエルらしく、品のよさも健在」
CHRYSALIS
ブランド定番のハンティングジャケットをライムグリーンに変更。部分的に高級人工皮革を配しメリハリをつけた。
橋本孝哉(会社員)「ライムグリーンのアウターが新鮮。重くなりがちな冬にこそ着たい色。スエードのパイピングや左襟先に配したブランドロゴ、裏地のチェックもかわいい。難易度が高くて着る人を選ぶが、あえて挑戦したい」
岡部豊(フリーランス)「クラシックさとワークなタフさを兼ねた粋なジャケット。丸みのあるフラップポケットや比翼仕立てなど、随所にこだわりを感じる。小ぶりな襟がかわいい」