UOMOエディターが「買ってよかった」愛用のスニーカー&シューズを一挙7型ご紹介。どれもひと捻り効いていながらも大人の着こなしにマッチするアイテムばかりだ。
01:FRAGMENT DESIGN×NIKE ZOOM|SPIRIDON
2025年1月号の藤原ヒロシさん連載ページで、光栄にも本人からモデルに指名されて履いたのがこのスピリドンの白。1ページ大の掲載はすごく恥ずかしかったけど、編集長ということで許してほしい。そしてデスク周りを片付けるきっかけになってよかった。散々迷った挙句、自分で履くのは黒にしたらこれが大正解。

身に着けるモノの中では365日かけているメガネが一番大事だが、気分屋で服装には一貫性がなく、白髪に合えばなんでもいい。大阪府出身。お好み焼きと立ち飲みと電車と野球が好き。
02:Maison Margiela|タビブーツ
個人的にワードローブの中には「もう身に着けないけど持っているもの」と「何年たっても一軍で使っているもの」が共存している(もちろんその他もある)。大人になるにつれてどんどんと後者が増えていくのが理想だと勝手に思っているが、私にとってマルジェラのタビはまさにそれに当てはまる物。

ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。
03:Enzo Bonafe×EDIFICE|ローファー
紳士靴の世界では、シャープな造形も、ずんぐりとした不格好さも同様に讃えられる。後者の代表格といえば、オールデン。ラストにもよるけれど、丸っこくてずん胴であることに愛着をもつファンは多い。
僕が最初にこのエンツォ・ボナフェのビットローファーを見たときは「ボナフェにしてはずんぐりしてる」という第一印象だった。聞けば、ペッカリー(イノシシ)の肉厚な革を使った別注だという。しかし横から見ると、マッケイ製法とグッドイヤー製法を巧みに使い分けたボナフェ独自のシェイプと、やや高めのヒールが美しい。

クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。
04:J.M. WESTON|#180コマンドソール
ウエストンの揺るぎない定番であるローファー#180。いっぽうカジュアルシューズとして、強く支持されるヨット。UOMO的にどちらも外せない名品から、ある意味いいとこどりでニコイチにしたのがこの#180コマンドソール。

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。
05:Paul Smith + Reebok|CLUB C 85 VINTAGE
私事ですが、地元の成人式に着ていったスーツも、集英社の面接の勝負スーツもポール・スミスでした。ポール・スミスは10代の頃に憧れた「かっこいい英国カルチャー」を象徴するもののひとつで、30年余りたった今もその思いは変わりません。

ワードローブのほとんどのアイテムがネイビーの“ネイビー男子”。愛犬家、コーヒーより紅茶派。コラボじゃない “素のユニクロ”を研究する「世界一詳しいユニクロ・スタンダード学」を連載中。
06:CONVERSE × Graphpaper|JACK PURCELL LOAFER
実は今までジャックパーセルを履いたことがない。幼少期からコンバースは履いていたが、もっぱらオールスター。意識していたというより、オールスターしか知らなかったというのが正しい。初めて違うラインがあると知ったのは高校に入学してから。学年の中でもイケてる部類に入る友達が履いていたのがジャックパーセルだった。白いソール、トゥの黒ライン、星マークのないコンバース。そんな特別なあしらいはイケてる人の象徴、憧れのスニーカーとして心に刻まれた。今思い返すと気にせず自分も履けばよかったのに、羨望の末、履かないという選択をしたのだ。

2023年入社の編集部最年少。本誌では『プロゴルファー!HIKARU』としてゴルフ連載を担当。ときたまデザインの効いたアイテムを着ると、先輩達にツッコまれがち。真夏生まれだが夏の暑さにも冬の寒さにも弱い。趣味はツーリングと音楽フェス。
07:New Balance|Made in U.K. 991v2
編集長の重要な仕事として校了時に誰よりも早く、UOMO一冊の隅から隅まで目を通すわけだが、その結果、誌面に掲載されているものが気になって、雑誌の発売前に買ってしまうことがたびたび起きる(すみません)。特に多いのがスニーカーで、小澤匡行くんが本誌スニーカー連載で紹介しているモデルを、フォロワーのごとく後追いして入手しているのだ。
このNBは厳密にいうと色違い。小澤くんが買ったのはDSM別注のブラックで(2025年5月号掲載)、それも気になったものの、自分はあえてインラインで展開しているベージュを選んでみた。NBはもちろん、これまでベージュのスニーカーを買ったことなど皆無。

身に着けるモノの中では365日かけているメガネが一番大事だが、気分屋で服装には一貫性がなく、白髪に合えばなんでもいい。大阪府出身。お好み焼きと立ち飲みと電車と野球が好き。