2026.10.24
最終更新日:2026.10.24

【愛用トートバッグ5選】L.L.Beanは「痒い所にも手が届く」。「買ってよかった」エディターの私物を公開【正直レビュー】

仕事にも使える上品なアイテムから、オフの着こなしに似合うアイテムまで、UOMOエディターたちが普段から愛用している私物トートバッグを公開。理想のトートバッグを探している人はぜひ参考にしてほしい。

01:Felisi|トートバッグ「24/34/LD+A」

Felisi|トートバッグ「24/34/LD+A」
Felisi|トートバッグ「24/34/LD+A」

出会いは試着フェス®︎

UOMO恒例イベントの試着フェス®︎。さまざまな服やファッション小物を試せるブースが並ぶ中に、前回はフェリージの中でも鴨志田康人ディレクターによる特別モデル「フェラレージ」のブースがあった。さらに日本コンセプターの金子恵治さん自ら会場に足を運び、直接説明してくださった。豪華すぎる。金子さんが説明してくれるのを聞いて、欲しくならない人なんていますかね?

というわけで数あるアイテムの中から私が選んだのは、シンプルながら洗練されたフォルムのトートバッグ。2つあるサイズの小さい方をチョイスした。手持ちも肩掛けもできて、容量もノートPC2台、スマホ2台、iPad、水筒とたくさん入れても大丈夫。アスファルト×ブラックというカラーリングは、カジュアルにもフォーマルにもハマり、汎用性は高いが黒一色より軽やか。そしてなんと言っても、革の質感が素晴らしい。触れるたびに良質なレザーに気分が上がる。シボ革なので傷も気にならないし、多少の雨も大丈夫。毎日タフに使えて、それでもその美しさを損なわない。トートバッグの最適解、見つけました。

中島綾子プロフィール画像
副編集長
中島綾子

世界を旅することを愛し、3人の息子たちとともに、これまでに19カ国を訪問。メキシコ、トルコ、モロッコが特にお気に入り。海外の旅行先では必ず料理教室に参加し、帰国後は各国の料理を自宅で再現している。旅好きながらもインドア派で、家に籠もって洋裁やDIYをするのも大好き。

02:ALEX MILL|The Perfect Weekday Tote

ALEX MILL|The Perfect Weekday Tote
ALEX MILL|The Perfect Weekday Tote

「足りない」が全部ある。

普段使いのトートはここ数年L.L. Beanのグローサリートートの一択。軽くて使いやすいのは、完全な一室構造ゆえ。だが鍵やら財布やらはバッグの奥底に沈みっぱなし。もし内ポケットの一つでもあれば。さらに貴重品だけはジッパー付きポケットにしまっておきたい。いや、持ち手も短いから肩にかけられるロングハンドルも欲しい…と希望を言えばきりがないのである。その種の快適装備は潔さとのトレードオフで、何もないからかっこいいという理想から離れてしまう。

昨年秋にMONCLER + JIL SANDERの撮影で写真家の青木ユリシーズさんに会ったとき、彼のトートバッグに目が止まった。真っ黒でシンプルながら、トップを閉じたりシルエットを調節するスナップパーツあり。内部にはポケットとジッパー。そして通常のハンドルの他に肩かけ用の長い持ち手まである。まさにグローサリートートで我慢しているポイントが上手に具現化されている! 思わずどこのバッグが尋ねると「ALEX MILL」との答え。自分は寡聞にして知らなかったがNYの新興ブランドで、トートはここのシグニチャーアイテムであった。

撮影が終わった夜、早速オンライン購入。青木さんのバッグは一番大きな「Weekend Tote」だったが、自分は会社に持って行くため「Weekday Tote」のブラックにした。至極快適。もちろんグローサリートートの潔さは尊いし、それとは対極。便利すぎるものはカッコ悪いけど、アレックス ミルは無骨な見た目のおかげで便利な装備がダサく感じられないのがいい。すでにWeekendの方も買い足そうかと計画中。

山崎貴之プロフィール画像
UOMOブランド統括
山崎貴之

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。

03:須浪亭商店|いかご

須浪亭商店|いかご
須浪亭商店|いかご

おじさんにも似合う“い草”

もうずいぶん前のことだが、ある有名な文化人(男性・俺より年上)が何かの雑誌で「かごバッグを持つことがあります」という話をしていた。いや、どう考えても無しでしょ、おじさんがかごなんて。いくらその人がおしゃれでも、誰も許してくれないよ。有名だったら何を言ってもいいのかよ!

そんな感じで憤慨して、「××はかご持ってるらしいよ。ほっこりおじさん、やばくない?」と友人に同意を求めていたわけだが、時は流れて2025年。1886年の創業以来、岡山県倉敷市でずっとい草のかごを作り続けている、須浪亭商店の「いかご」に出会ってしまった。実は本誌2025年1月号の連載『男子自身』でスタイリストの長谷川昭雄さんが紹介していたもので、ぜひ実物にお目にかかりたいと思っていたのだが、島根県松江市でセンスのいい器や生活道具を扱うショップ「objects」が「東京支店」と称して開催していたポップアップストアで見つけたのだ。

初めて相対した「いかご」は、い草の色味といい、がっしりした武骨なつくりといい、俺が憎んでいる「ほっこり」感はゼロ。い草だけを使い、余計な要素を極限までそぎ落とした潔さに、モードな空気すら感じてしまったほど。これなら、きっと中年男性が持ったって許される。令和のかごおじさん、デビューはもうすぐです。

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UOMOプリント版編集長
池田 誠

身に着けるモノの中では365日かけているメガネが一番大事だが、気分屋で服装には一貫性がなく、白髪に合えばなんでもいい。大阪府出身。お好み焼きと立ち飲みと電車と野球が好き。

04:NICENESS|ショルダートートバッグ「A.LANDS」

NICENESS|ショルダートートバッグ「A.LANDS」
NICENESS|ショルダートートバッグ「A.LANDS」

ひとめぼれした「大人のトートバッグ」

実はずっと気になっていたナイスネスのアイテムを手に入れるのは、ウェアも含めてこのバッグが初めて。はじめは同型で総キャンバス素材の「L.LESH」というモデル目当てで鎌倉のセレクトショップ「KAKINOHAHANARE」に足を運んだのですが、店頭でレザーとのコンビ素材になったこちらの「A.LANDS」にひとめぼれ。

1920s〜50sに登場した米国のツールバッグからインスピレーションを得ており、ボディのキャンバス部分は当時の生地をリファレンスとしたオックスフォード織り。レザー部分にはベジタブルとミネラルのハイブリッドなめしの仔牛革で、9種類のWAXとオイルが使用されたフランスHAAS社のアルザスレザーを使用。とにかく大人な佇まいに痺れました。

そして実際に使ってみると、トートとして持った時はもちろん、レザーのストラップでショルダーバッグにした時もいい感じに身体にフィットしてくれる絶妙さ。開口部が開きすぎないように装備されたフックの造形までエレガントで、大人に似合うデイリートートの決定版をみつけたという感じ。購入早々ヘビロテしすぎて、さっそくやや汚れが目立ち始めてますが、それすらもいい味になってくれるのではないかと期待しているところです。

薬師神和彦プロフィール画像
副編集長
薬師神和彦

ワードローブのほとんどのアイテムがネイビーの“ネイビー男子”。愛犬家、コーヒーより紅茶派。コラボじゃない “素のユニクロ”を研究する「世界一詳しいユニクロ・スタンダード学」を連載中。

05:L.L.Bean for BIOTOP|エクスクルーシブ ガーデン トートバッグ

L.L.Bean for BIOTOP|エクスクルーシブ ガーデン トートバッグ
L.L.Bean for BIOTOP|エクスクルーシブ ガーデン トートバッグ

タフなのに、痒い所にも手が届く

誰もが知る、L.L.Beanのアイコンバッグ「ボート・アンド・トート」。自分も、若い頃からいろいろなカラーを使い、使い潰しては買い替え…と繰り返してきましたが、久々に手にとったのがこのBIOTOPの別注トート。現在は廃番となってしまったガーデン・トート・バッグというモデルにフォーカスし、ガーデニング用途の機能性を兼ね備えたデザインにアップデートされています。いまだにアナログ人間なので、通勤もオフの日も大荷物派。そしてタフなボディもやはり欠かせない要素です。L.L.Beanのトートは、そんな自分にぴったりなのですが、唯一の悩みは小分けのポケットがあまりない、ということ。財布などが、バッグの中で見当たらなくなり、焦ってガサガサと探すあの情けない姿…いい加減に卒業したいものです。いい大人なんだから。

で、このバッグは、ガーデニングツールの持ち運びを想定しているというだけあって、その小分け&高い収納力がとにかく優秀。外側には、前面と背面に計6つ、さらに内側にも1つポケットがついていて、「さすがにもう入れるものないんじゃないの?」というくらい、収納力が魅力的なヤツです。11オンスのコットン地で、ガシガシ使えるラフさもやっぱりイイ。これぞ、L.L.Beanのトートって感じですね。色は4色だったんですが、ベーシックな黒ではなく、あえてチャコールを選択。ワークに、ちょっとミリタリーテイストがミックスされたような空気感にもひかれてしまいました。ツールバッグ然とした、ちょっと武骨なムードも好きです。カジュアルなコーディネートのメイン使いとして、または旅やアウトドアの時には、サブバッグとしても役立ちそう。主役でも脇役でもいい味が出せる、大人にとっての名品バッグだと思います。

稲葉翔プロフィール画像
UOMOプリント版編集長
稲葉翔

2025年よりUOMOプリント版編集長。実は以前にも8年間UOMOに在籍していた。好きなモノは古いカメラとサウナ。昔はまわりに「面白い趣味ですね!」と言われ盛り上がることもあったが、最近は世間にこすられ過ぎて「あ~みんな好きっすよね」で話が終わってしまいがち…。

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