カジュアルながらもエレガンスが漂うオフスタイルを構築するならハイブランドが手がけた黒リュックを背負うべし。ここでは、実用的かつ大人にふさわしい高級感を兼ね備えた逸品をピックアップした。
01:HERMÈS|BOLIDE
品格を備える《ボリード》の実用的バックパック
クラフツマンシップと先見性の両軸がエルメスの真髄だ。バッグ《ボリード》は、馬車から自動車へと移行する1923年に、当時の車の丸みを帯びたトランクに美しく収まるフォルムでつくられた。エミール・エルメスの発案により、バッグに初めてファスナーを採用したモデルとしても知られている。
エレガントなレザーのボストンバッグとして誕生し、その後さまざまなサイズやアイデアを取り入れながら進化してきた。底面にスケートボードやウィールをあしらった、エルメスらしい遊び心あふれるモデルも過去には登場。2026年は、都会的な佇まいとフォーマルな品格を兼ね備えた、実用性の高いバックパックがメンズコレクションに加わった。
カーブを描くフォルム、ステッチ、トップハンドル、施錠できるレザーのプルタプなど、《ボリード》を象徴するディテールを踏襲しつつ、レザー製ショルダーストラップを配してシックなバックパックへと昇華。ボディの外側には貴重品の収納に適したファスナー付きポケットも装備。シボが際立つヴォー・トーゴ(カーフレザー)を使用し、シーンを選ばず愛用できる。縦40×横35×マチ13cm。
02:LOEWE|SQUAD BACKPACK
洗練された実用美を体現するハイブリッドな新型
2026秋冬のランウェイで披露された新ライン「スクワッド(SQUAD)」のバックパック。トートの収納力とバックパックの機能性を兼ね備えた、ハイブリッドなフォルムが魅力だ。伝統的なレザーの職人技によってつくられた、くしゃっとした質感のペーパーカーフを採用し、軽量でやわらかな仕上がりに。
トップはしなやかなサプルレザーのドローストリング式クロージャーで、ロエベを象徴するディテールのひとつ、「フラメンコノット」を取り入れた。開口部は金属製のフックで留めることもでき、巾着部分を内側に収納すれば、オープンスタイルのトートとしても使える。
トップハンドルとショルダーストラップはウェビング素材。レザーのトリミングを施すことでスポーティすぎず、都会的なバランスに。フロントのファスナーポケットの口部分には、さりげなくイエローのロゴが。ジャック・マッコロー&ラザロ・ヘルナンデスらしい感性が息づく一品だ。縦50×横43×マチ16cm。
03:CELINE|BIG BACKPACK SOFT TRIOMPHE
メタルトリオンフが映えるレザーバックパック
「ソフト トリオンフ」は、セリーヌを象徴するトリオンフエンブレムをひかえめなマグネット式クロージャーとして再解釈したバッグコレクション。やわらかな素材とリラックス感のあるシルエットを組み合わせ、2026年春夏コレクションでウィメンズバッグとして発表された。2026年フォールコレクションではメンズにも「ソフト トリオンフ」が登場。注目すべきは、クラシックな佇まいの「ビッグ バックパック ソフト トリオンフ」だ。
上質なラムスキンのしなやかな手ざわりとさりげない光沢が、エフォートレスなフォルムを引き立てる。フラップの留め具には大ぶりのメタルトリオンフをあしらい、上品なアクセントに。ドローストリングクロージャーのメインコンパートメントはシンプルな一室構造ながら、外側にフラップ付きのポケットを配して実用性を高めた。スポーティなデザインを、ショルダーストラップまでレザーで統一することで、エレガントに昇華しているのがセリーヌらしい。縦50×横35×マチ18cm。
エルメスジャポン TEL:03-3569-3300
ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03-6215-6116
セリーヌ ジャパン TEL:03-5414-1401








