前回のつづき。
日本が誇るグローバルブランド「UNIQLO(ユニクロ)」の特別コレクションとして10周年、しかも今秋冬で“第1章の再終幕”を迎える「Uniqlo U(ユニクロ ユー)」2026年秋冬最新コレクションがいよいよ9月11日(金)に発売される。
黒澤怜慈:第3報で試着した濃いブラウンのセットアップスーツがお気に入りです。
注目アイテムに絞ってピックアップする“短編・小出し”試着ルポ第4報は、前回に引き続き、長らく「ユニクロ ユー」のアイコンカラーとして認知されていた「ブラウン」アイテムの続報だ。
ラムVネックカーディガン[38 DARK BROWN] ¥4,990
モデル・俳優・ミュージシャンの黒澤怜慈が試着したブラウンスーツは上下別売り。ウエストゴム・内ひも・フロントファスナーが付く微起毛ジャージー素材の「ブラッシュドジャージーワイドパンツ」は汎用性が高い今秋冬のマストバイパンツだ。
黒澤:ジャケットの合わせより少しカジュアル。
このジャージーパンツの「38 DARK BROWN」と好相性のトップスが、同色の「38 DARK BROWN」で、ワントーンのミニマルス―チングを印象付けられる「ラムVネックカーディガン」。必ずや、今秋冬の売れ筋ダークホースになる。
フラットな素材感ではなく、ローゲージの天竺編みでふっくらと編まれた「ラムVネックカーディガン」は毛100%。微起毛ジャージー素材の「ブラッシュドジャージーワイドパンツ」に負けないボリュームで、上下のバランスも程よくまとまる。
黒澤:細かい点ですが、1番下のボタンと下から2番目のボタンのピッチが他よりも短いんです。
このボタン配置でカーディガンのスタイリングに奥行きが出せる。クリストフ・ルメールとサラ-リン・トランのこだわりを感じ取れるディテールだ。
黒澤:「ユニクロ ユー」のアイコンカラー、ブラウンに彩られたアイテムは他にもあります!
ブラッシュドフルジップブルゾン[35 BROWN] ¥5,990
黒澤:UOMOに掲載されたブルゾンをください!
色番の「38 DARK BROWN」よりは明るめ。UOMO最新10月号で特集されたミドル丈の「ブラッシュドフルジップブルゾン」はレトロな雰囲気を醸す「35 BROWN」での提案だった。
UOMO本誌の煽りタイトルは「10周年のノスタルブルゾン」。他色に「38 DARK BROWN」と「09 BLACK」があり、このセットアップも上下で色を合わせられる。逆に、「ブラッシュドジャージーワイドパンツ」に「35 BROWN」は存在しない。全体のコーディネートを見据えて購入しよう。
裏地が施されておらず、フリースのように軽快に着こなせるフェルト地のハリントンジャケット。スタンドカラー、ラグランスリーブ、ショート丈とクラシックな要素は押さえつつ、シルエットは旬のオーバーサイズなのだ。クルマの運転時にも最適。
黒澤:ボブ・ディランが「風に吹かれて」(1971年)のジャケ写で着用している茶色のブルゾンを思い出します。ストーンウォッシュのジーンズと合わせたい。隣のパートナーは緑のコートで…。
ユーティリティジャケット[38 DARK BROWN] ¥7,990
“単発・小出し”試着ルポ第4報のラスト試着は「ユーティリティジャケット」、これも「38 DARK BROWN」が存在する。アメリカ陸軍「M43」フィールドジャケットからインスピレーションを得たライトウェイトの1枚仕立てで、先の「ジャージーテーラードジャケット」や「ブラッシュドフルジップブルゾン」より早い時期から着用できそう。
黒澤:第2報で試着した「ブラッシュドコットンシャツ」もアメカジテイストで、このアーミージャケットもフランス軍ではなくアメリカ陸軍仕様…。
これは今後もユニクロパリR&D(Research and development)センター発の特別コレクションとして提案される、「ユニクロ ユー」“第2章”の伏線なのだろうか? 素材構成はポリエステル70%・レーヨン30%の混紡で、軍モノらしからぬ、レーヨンならではの柔らかなトロみが魅力だ。もちろん、本来の「M43」は粗野なコットンベースである。
黒澤:これも、ミリタリーを出自とするジャケットをワンランク上の“LifeWear”として楽しむ提案なのでしょう。あっ。同素材のパンツが!
第3報に続く、クリストフ・ルメールとサラ‐リン・トランの公式コメントを置いておこう。
「優秀なMDやR&Dチームと働きながら、日本人ならではの品質に対する情熱、完璧さと向上を絶えず追求する姿勢に触れ、多くのことを学びました。この10年間は私たちのデザイナー人生における最高の時期のひとつだと感じています」
黒澤:上下で着ても軍モノ特有のラギッドなイメージはないですね。むしろドレスっぽい。
パリ発のエスプリと米国陸軍ミリタリーの邂逅。未だ世界的トレンドとして浸透するノームコア(Normcore)の一翼を担う、そぎ落とされたミニマルデザインはここに極まった。これぞ、「ユニクロ ユー」の現在形であり、第1章の最終形である。
《オマケの1枚》
オマケの1枚。
黒澤:えっ!? 大人ブラウンの「ユーティリティジャケット」には黒もあるんですか?
否。紹介したアウターのすべてに「黒」が存在するのだ。“短編・小出し”試着ルポのオーラスとなる第5報では、“買って120%間違いのない”「09 BLACK」に絞って試着。乞うご期待!
Uniqlo U 2026秋冬コレクション
テーマ:Confidence in Form
アーティスティック・ディレクター:
クリストフ・ルメール、サラ-リン・トラン
発売日:2026年9月11日(金)
商品ラインナップ:
メンズ[17]・ウィメンズ[14]・グッズ[2]
販売店舗:[フルラインナップ]国内101店舗、公式オンラインストア/※一部商品は国内全店舗で取扱