ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回はスタイリストの松川 総さんが愛用する、Champion(チャンピオン)の「リバースウィーブ」。何十着も所有する中でも、最近特に惹かれているのが“ナス紺”と呼ばれる独特なネイビーだという。
スタイリスト
松川 総
福岡の古着店勤務を経て上京し、橋本敦氏に師事。その後独立。古着を起点にしながら、新品もフラットに取り入れたスタイリングに定評がある。ヴィンテージ由来の質感や空気感を生かした、大人のリアルな着こなしを得意とする。
ネイビーの中でも、この“ナス紺”に惹かれる
ロゴよりも、服そのものの空気感が好き
「昔からあまりロゴものを着るタイプじゃないんです。リバースウィーブも、本当は“目なし”のほうが好きでした。とはいえ、リバースウィーブ自体はやっぱり定番ですし、スウェットの完成形みたいな存在だと思っていて。
だからこそ、こういうナス紺みたいな色味とか、古着ならではの個体差に惹かれるんですよね。『それどこの?』くらいの距離感で着られるのが、自分にはしっくりくる」
“育った古着”にしか出せない魅力がある
「このスウェットも、状態がいいかと言われると全然そんなことないんですよ。ほつれもあるし、細かい汚れもある。でも、その感じがすごくいいなと思っていて。
自分で着込んで育てる楽しさもありますけど、これは“誰かが長年着て、ここまで育てた服”なんですよね。どうやったらこんな色になるんだろうとか、そういう背景を想像すると面白いんです」
「1万5000円くらいで買ったんですけど、僕はたぶん3万円でも買っていたと思います。それぐらい、この色は特別でした。これからもガンガン洗って、もっとクタクタにしていきたいですね」


