ファッションの現場で働くおしゃれな大人たちが、私的愛用品をレビュー。今回は「NEAT(ニート)」デザイナーの西野大士さんが愛用するLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の「モノグラム ランドネ GM」。ハイブランドのバッグをほとんど持ってこなかったという西野さんが、約2年探して手に入れた一品。雨の日も出張も、気負わず使っている。
1983年、兵庫県淡路島生まれ。ブルックス ブラザーズ ジャパンのプレスを経て独立し、パンツ専業ブランド「NEAT(ニート)」を立ち上げる。現在はPRオフィス「にしのや」のディレクターとして国内外のブランドを手がけるほか、コラボレーションやショップ運営など幅広く活動。
2年探して、ようやく見つかった
「別にルイ・ヴィトンがすごく好きだったわけではないんです。僕はもともとアウトドア系のバッグが好きなので、ハイブランドのバッグってほとんど持っていなくて。もしかしたら、これが初めて買ったハイブランドのバッグかもしれないです。
きっかけは、仲のいい広島の古着屋のスタッフがこれを使っていたこと。それを見て僕も欲しくなって、『同じものが中古で出てきたら買いたい』ってお願いして、ずっと探してもらっていたんです 」
「メルカリやヤフオクを見ればたまに出てくるんですけど、ハイブランドの中古品を自分で買うのはちょっと怖くて。信頼できる人から買いたかったんですよね。
結局、見つかるまで2年くらいかかりました。今年に入ってようやく連絡をもらって、6万円くらいで購入しました」
1〜2泊の出張なら、これひとつで行ける
「ハイブランドのバッグですけど、僕はかなりラフに使っています。国内出張なら1泊2日、荷物によっては2泊3日もこれだけで行けます。今年、札幌に行った時もこれでした。
中古で6万円くらいだったので、雨の日も普通に使っています。こんな感じでかなりラフに扱える。それでいて品よく見えるし、見た目もかっこいい。そのバランスがすごくいいんです 」
「中は大きな一室なんですけど、取り外せるポーチがひとつ付いていて、それが結構便利なんですよ。例えば車で羽田空港まで行ったら、出張中は車の鍵を使わないじゃないですか。そういう移動中に使わない大事なものを入れておく。薬なんかもここに入れています。
斜めがけもできるし、背負うこともできるので、両手を空けられるのも出張では便利ですね。普段は片方の肩に掛けることが多いです」
カジュアルな服に合わせるのがいい
「モノグラムって、すごくわかりやすいルイ・ヴィトンじゃないですか。ちょっとギラッとするアイテムでもあると思うんです。でも、だからこそ今は逆にいいなと思っています。
僕なら、きれいなセットアップに持つより、古着とかアウトドアウェアみたいなラフな服に合わせるほうが好きですね。セットアップにこれだと、自分にはちょっと硬すぎる。ヴィンテージのデニムなんかに合わせて、気負わず持つくらいがちょうどいいんです」
「ヘッドホンを外側に掛けているのも、ちょっとミスマッチな感じがして好きですね。ハイブランドだからといって特別扱いするんじゃなくて、普通のバッグみたいに使いたい。
僕がこれを欲しいと思った古着屋の彼のランドネは、ヌメ革がもっと濃くなって、かなり馴染んでいたんですよ。僕のはまだちょっと中途半端なので、雨の日も使いながら、これからもっと育てていくのが楽しみですね」