2023.05.07

【國立外套店・MINTENS】ウェブ限定店が開くポップアップストアが見逃せない!

ウェブを拠点とするヴィンテージショップは以前から増えているが、新しいのはウェブからリアル(ポップアップ)へと直接的な購買体験を定期的に提供する流れ。普段はお目にかかれない服と店主にひと目会おうと、コンタクトをとった。

【國立外套店・MINTENS】ウェブ限定の画像_1

ポップアップ POP-UP

ウェブ限定店が開くポップアップストアが見逃せない!

國立外套店

國立外套店 店内
國立外套店 エルメスのスウェット
2022年にECをオープン。同年8月に、初のポップアップを開催した。フランスのメゾンを中心に稀少なヴィンテージアイテムがめじろ押し。エルメスのスウェット(下)など「こんなのあったの!?」という驚きの連続だ。今年は年6回程度を予定。「いずれは日本全国へ行商に出かけたい」と語る。


國立外套店 店内 2
國立外套店  パンフレット

國立外套店 アイテム

リピーターが絶えない 贅沢なヴィンテージとの邂逅

 東京・九段下。武道館を横目に坂を上ると、松岡九段ビルと書かれた古めかしい建物が見えてくる。築年数はなんと94年。その一室で國立外套店のポップアップストアは開かれていた。らせん階段を上り、重厚な鉄扉を開けると、クラシックが流れる部屋で至高のヴィンテージウェアがお出迎え。立ち込めるお香と古着特有の香りが混ざり、服好きの嗅覚を刺激する。開催場所は一定でないが、店主の審美眼が行き届いた空間は常に贅沢だ。
 名だたるメゾンのヴィンテージを収集してきた店主の佐藤さんは、アルニスへの特別な想いを語る。
「アルニスを扱えることは古物商冥利に尽きます。フォレスティエールが有名ですがビスポークこそ真骨頂。オンラインでは伝えきれない魅力にあふれています」



【5月にポップアップストアが開催決定】

5月12日(金)~14日(日)の3日間、九段下の松岡九段ビルにて 二度目のポップアップストアが開催。今回も店主・佐藤さんが秘蔵する アルニスをはじめ、名だたるヨーロッパメゾンの逸品が目白押し。 全日アポイント制のため、公式インスタグラム(@nationalcoatshop)のDMよりお問い合わせを。



【ポップアップ】
東京都千代田区九段南2-2-8 松岡九段ビル201
13時〜19時


【オンラインストア】
ncs.base.shop


MINTENS

MINTENS 外観
店主の山崎さんは、古着好きが高じて2020年12月にECを開設。「服ではなく、物語を」をテーマに、時間をかけて育てたくなるアイテムを展開。ポップアップは年に8回ほど。5月20、21日に葉山のSUNSHINE+CLOUD、6月24、25日に青山のVESPER CLUB TOKYOで開催予定。


MINTENS アイテム
 翌週末は、晴天のもとクルマを走らせ葉山へ。御用邸から程近いところにあるライフスタイルショップ、サンシャイン+クラウドの駐車場で開かれた、ミンテンズのマーケットに向かった。この日はスウェットやBDシャツ、デニムなどアメカジが中心だったが、開催場所によってラインナップも変わるのが面白い。
MINTENS 青山のスーツサロン

MINTENS ヴェスパークラブ
青山のスーツサロン、ヴェスパークラブで開催された際にはドレッシーなウェアが多く出品された。ある時はフリマ感覚で物色し、ある時はお酒を飲みながらじっくり吟味する。こちらも贅沢な体験だ。

MINTENS アイテム 2
「今回はエルメスのブルゾンや501のビッグEなどを目玉商品として用意しました。良質な古着と出会い、新しい物語を紡いでいってもらえたらうれしいです」(店主・山崎さん)

開催情報はインスタグラム@mintens_storeにて
オンラインストア shop.mintens-tokyo.com



Photos:Mitsuru Nishimura

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