2022.06.03

【足元編】スタイリスト3人が指南。大人の夏服がおしゃれに見える着こなしテクニック

暑い季節のスタイリングは、シンプルゆえに面白みに欠ける。個性豊かなスタイリスト3人が独断と偏見で、単調になりがちな夏の着こなしをフレッシュに見せる「ひと手間」のテクニックをレクチャー!

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Stylists

片貝 俊
シンプルスタイルを洗練させた品のいいカジュアルが好評。30〜40代に適切なかわいげの演出も得意。

池田尚輝
天然素材やアウトドアウェアをミックスして、モードを日常に落とし込むスタイリングにファン多数。

松川 総
音楽や映画などのカルチャーに造詣が深く、カジュアルでも奥行きのあるスタイリングを提案する。


アンクルブーツに少し長いソックスを合わせてたるませる

アンクルブーツに少し長いソックスを合わせてたるませる
日本人体型でショーツのバランスをとるには足元の重さが大切。ローカットだとヌーディだし軽いのでアンクル丈のブーツがちょうどよく、ソックスも長め丈をたるませて合わせたい。このコーギーは長すぎない24㎝のロング丈。絶妙なボリューム感を楽しめます。(池田) シューズ¥24,200/クラークス(クラークスジャパン) ソックス¥4,620/コーギー(ホームステッド リミテッド)

デッキスニーカーのひもを縦に結ぶと玄人っぽく見える

デッキスニーカーのひもを縦に結ぶと玄人っぽく見える
ニュートラルなデザインで使いやすいデッキスニーカーですが、足元にもうひとクセ欲しい。これはいわゆる蝶々結びを縦にしただけですが、ファッション業界の先輩方もやっているテクニックで、簡単に玄人感が出せて面白みが生まれます。(松川) スニーカー¥20,900/ワクワ(アナトミカ 東京) ソックス¥3,630/オーラリー

サンダルのソックスはあえて厚手に。馴染みやすいリネン混で涼しく

サンダルのソックスはあえて厚手に。馴染みやすいリネン混で涼しく
ショーツ×ビルケンという定番の組み合わせをファッションとしてこなすには、ソックス選びがカギに。馴染みながらアクセントにもなるのが、厚手のソックス。コットン100%ではなく、涼しげなコットンリネンをクシュッとさせるのがコツです。(松川) サンダル¥15,400/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス) ソックス¥1,760/パラブーツ(パラブーツ青山店)

“オーセンティック”のひもを交差させず平行に通してかわいげを出す

“オーセンティック”のひもを交差させず平行に通してかわいげを出す
ひもを平行に通すだけで足元にグラフィカルなかわいげが生まれ、丸くて平たいアッパーのフォルムにもマッチ。ただこれはシューレースホールの数が少ないVANSでこそ効いてくるワザ。ジョーダンなんかでやると主張が強すぎるのでNG。(片貝) スニーカー¥6,050/ヴァンズ(ヴァンズ ジャパン) パンツ¥24,200/ユニバーサル プロダクツ(1LDK) ソックス¥3,740/パンセレラ(真下商事)

ファティーグパンツは裾上げせず大胆にめくり上げる

ファティーグパンツは裾上げせず大胆にめくり上げる
武骨な印象のファティーグパンツを夏に楽しむなら、あえて裾上げしていないものをガバッとめくり上げて、くるぶしを見せると軽やか。中途半端な折り返しでクッションさせると重さが残るし、半分の幅で2ロールアップするとその丸みがかわいく見える。豪快にターンアップしてこそパンツのタフな雰囲気を生かせるんです。(池田) パンツ¥27,500/エンジニアド ガーメンツ ワーカデイ(エンジニアド ガーメンツ) サンダル¥11,000/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)



Photos:Teppei Hoshida 
Hair&Make-up:Kousuke Hirose 
Stylists:Naoki Ikeda Shun Katakai So Matsukawa 
Models:Yuji Matsumoto Hisaki Hayashi 
Text:Takako Nagai

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