Y神:「+J」ならぬ、「+S」!


H條;お気に入りですよね、そのフレーズ。


グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」とスウェーデンのトップアスリートが共同開発した本格スポーツ仕様の「+S(プラスエス)」が12月13日(月)に発売。実物をチェックすべく、ウオモ取材陣のY神とH條が銀座3丁目の「ユニクロ TOKYO」を訪れた。



ガチ試着・ガチ購入だからこそ追求できる「+S」の機能美と細かいディテールを、「文化系男子」目線のリアルな買い物ルポで紹介しよう。


H條;あと、撮影はユニクロのプロジェクト担当者と店長の許可済みですので念のため。通常は、お店でバシバシ撮影したりしてはいけませぬ。


Y神:いけませぬ。あっ。「+S」を発見。





①ライトパデッドストレッチジャケット ¥9,990



これが、スウェーデンのオリンピック・パラリンピック委員会とのパートナーシップのもと、2019年1月から共同開発されていた虎の子プロジェクト「+S」。その1番人気、「ライトパデッドストレッチジャケット」だ。


ダウンではなく中綿入り。「+J」のライトダウンジャケットとほぼ同じスタンドカラー。


H條:あ、そうだ。ちなみにブランド名の「+S」の「S」って、なんの意味だと思います?



Y神:えっ、なに? ちょっとハンガーが…。


H條:あいにく両手がふさがっておりまして。答えですが、「S」には「+Sports」「+Sweden」「+Sustinability」の3つの意味が込められているんですって。


Y神:了解です!


第1弾となる「+S」にはビッグサイズ(XXL~4XL)の展開はなく、実店舗とオンラインストアともにXSからXLまでのサイズ展開がほとんど。試着なしの購入が苦手な大人男子は、Y神(身長165cm・体重65kg)とH條(身長185cm・体重89kg)の着用感を参考にしよう。





②ファンクショナルバックパック ¥5,990



大容量の35リットル。H條が背負っている「ファンクショナルバックパック」も「+S」の商品だ。


H條:身長185cmの私には程よいサイズ。ブラックの1色展開で、付属や仕様までブラックで統一されていて大人好みな感じがします。ジムウェアや室内用シューズや帰りの着替えまで全部入りそう。


UVカットウェアやウルトラライトダウンなど、「ユニクロ」のレギュラーアイテムである高機能ウェア「SPORT UTILITY WEAR(SUW)」に属する「+S」。この「SUW」の中で、バックパックのリリースは初。



クッションパッド付きの背面にフォーカス。


注目は、ユニクロ初のファンクションとなる本格的なショルダーストラップ。そこから伸びる胸側のアジャスターベルトの根元は、ショルダーストラップに沿って上下に調整可能になっている。


パンパンに荷物を詰め込んでも、胸板の上でしっかり締めて体とバッグをフィットさせるることで、山登りやトレッキングなどが驚くほどラクになるのだ。



売り場に本格的アウトドアブランドのバックパックが混在したかのよう。ビッグサイズ(縦58cm・横28.5cm・幅19.5cm)のインパクトが異彩を放つ。


Y神:バックパックの説明を補足するなら~。


H條:おお。その声は…!?



振り返ると、ジャケットを着用したY神の姿が。半身ズラシた格子柄が「+S」のパデッドの特徴だ。


Y神:バックパック内部のノートパソコンケースは、ノーパソ本体を私物カバーに入れた状態だと、「MacBook Pro」の13インチでギリギリ。ボクの15インチだとカバー無しじゃないと入らないかもね。


H條:さすがY神パイセン。そういう重箱の隅を突く商品情報こそ、買い物には有益なんですよね。試着されたジャケットの着心地はいかがですか?





③ライトパデッドストレッチショートパンツ ¥5,990



Y神:表面の素材感が、今まで取材した特別コラボコレクションとは違う気がする。「+J」のダウンがシットリだとしたら、「+S」のパデッドはサラサラ。


H條:またもや、商品画像だけではわからぬ肉感のこもった感想。非常に参考になります。


ジャケットに飽き足らぬY神、ボトムスは公式ヴィジュアルのようなタイツonショーツのコンビネーションを目論む。これは是非とも、着用感を知りたい。



公式サイトに掲載されていない小ネタ情報としては、「ウルトラストレッチドライタイツ」のウェストゴムや「ライトパデッドストレッチジャケット」の内側に施されたフックは、配色がスウェーデン国旗色。


青と黄(金)の国旗色は「国王が青空に金十字を見た」という伝説を基にした王家の紋章に由来。この配色モチーフも「+S」(+Sweden)らしいこだわりだ。





④ウルトラストレッチドライタイツ ¥2,990



フィッティングルームにて、Y神が試着中。


「+S」の軸は「ライトパデッドストレッチ」素材のセットアップだが、同素材ではロングパンツは存在せず、ショーツと合わせるユニークな上下になる。


ロードバイクやサイクリングでは、チェーンの巻き込みを防ぐためパンツの裾はベルトで絞るかスキニースタイルが基本だが、タイツであれば問題ない。



H條:む。まだ途中?


Y神:まだ途中。


H條:ジャケットは未着用ですが、カシミヤニットとの合わせが「文化系男子」っぽい。


私服でY神が着てきた「Glenmac(グレンマック)」のカシミヤニットに「+S」のショーツ&タイツを絡めた文化系ミスマッチコーディネート。こんな大人ネイビースタイルに身を包み、会社までチャリ通勤してみては。





Y神①:Jacket【XL】・Shorts【L】・Tights【L】



セットアップでの「+S」トータルコーディネートが完了。サイズ別に2ルックを紹介する。


身長165cm・体重65kgのY神、まずは先ほどのXLサイズのジャケットを着用。スタッフのお勧めでは、タイツにはある程度のフィット感が必要らしく、Lサイズを選択。ショーツも同じくLサイズで揃えた。


H條:ぶっちゃけ、いつものY神パイセンらしいオーバーサイズのスタイリングですよね。


Y神:いかにも。でも、タイツはもっとピッタリめがよいらしい。次は全体をサイズダウンしてみる。



ウエストゴムだけかと思いきや、「ライトパデッドストレッチショートパンツ」の裏側にはドローストリングも備えていた。パデッドが相当暖かいのでショーツ単独の着用は推奨してはいないが、大きめサイズを下着の上に着用する冬の部屋着スタイルもアリかも。


Y神:紐でギュッとウエストを絞れるなら、個人的にはショーツもXLでサイズを合わせたいところ。でもやっぱり、基本はぴったりめを推奨らしい。





Y神②:Jacket【L】・Shorts【M】・Tights【M】



アドバイスに従って1サイズずつダウンした、パフォーマンス重視の2ルックめ。ジャケットはLサイズ、ショーツとタイツはジャストサイズのMを着用。


H條:このまま冬キャンプにも行けそう。ファッション寄りよりも、アウトドアスポーツスタイルかと。


Y神:アウトドアもスポーツもカタチから入る派。パデッドの上下はストレッチ入りで窮屈な感じはしません。タイツに慣れてきたら小走りしたくなるね。



ポケットのディテールにフォーカス。


特徴的なパデッドは、生地を縫い合わせずに表地と裏地を同時に織りながら接点を作る特殊加工で仕立て、綿抜けを防ぎ快適なストレッチ性と軽量化を実現。両サイドのポケットはファスナー付き。持ち手に付属が付き、グローブを着用したままでも開閉できる。





H條①:Jacket【XL】



いつも「ユニクロ」ではオンラインで4XLを購入している身長185cm・体重89kgのH條は、最大サイズであるXLの「ライトパデッドストレッチジャケット」を着用。Y神であればMサイズに相当するフィット感だ。


H條:私の体格ではインナーはカットソー1枚でピッタリ。ファッションとして着たいので4XLまで作って欲しかった。インナーダウンみたいに活用します。


Y神:というか、体型が両極端すぎる。



ダッフルコートのインナーに着用。サラッとした表面の生地感とマットな色彩で、光沢が強めな一般的なインナーダウンよりも目立たず差し込める。


H條:ちなみにニット帽は「+J」。ダウンよりも蒸れず、キルティングジャケットよりも暖かい。このニュートラルな存在感が「+S」の魅力なのかしら。


Y神:ボクもブラックを試着したくなってきた。バックパックも「+S」はブラック1色展開だし。



ネイビー男子の申し子であるY神、2022年は黒に衣替えか。「+S」のウェアカラーはブラックとネイビーの2色。小物はブラックのみなので、完璧なトータルコーディネートを狙うならばブラック一択になる。


Y神:ボクにはバックパックが大きい。


H條:参考になると思います!



スポーツと日常の境目を無くした高機能ウェア「SPORT UTILITY WEAR(SUW)」の新機軸、「+S」は12月13日から発売中。国内限定11店舗と公式オンラインでサイズが揃う状況は、おそらく今週末限りだ。


文化系男子諸君、冬のレジャーやスポーツに備え、本稿を参考に最善の購入計画を立てよう!




UNIQLO:+S 2021年秋冬
発売日:2021年12月13日(金)
販売店舗:ユニクロ TOKYO、銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、御徒町店、吉祥寺店、原宿店、札幌エスタ店、名古屋店、京都河原町店、ユニクロ OSAKA店、キャナルシティ博多店、公式オンライン
SPORT UTILITY WEAR

Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh