H條:あの、編集部のみなさん、「+J」の発売日は11月12日(金)に正式決定ですって!


昨年の秋冬に9年ぶりの復活を遂げた「UNIQLO(ユニクロ)」が誇る特別コレクションの「+J(プラスジェイ)」が、今秋冬で3シーズン連続のローンチ。


またもや人気沸騰予想のカプセルコレクションを誰よりも早く試着すべく、4人のウオモ編集部員がユニクロのプレスルームにお邪魔して試着取材を試みた。個性バラバラな一行は、先頭から本誌編集長の池田、WEBプロデューサーのY神、WEB担当のH條



すでにUOMO統括&WEB編集長の山崎が到着済み。10月21日に解禁されたばかりの「+J」2021年秋冬コレクションの公式ヴィジュアルを眺めていた。


H條:山崎さん、公式リリースが続々と届いています。インスタでのティザー投稿に加え、11月12日(金)の発売日情報と特設サイトもオープンです。


山崎:うん知ってる。せっかちなもので。それで結局、記事はもう書いた? いつアップ?


Y神:えっと、それを今、取材中…。


池田:モノクロームでお馴染みのヴィジュアルを見ると、今秋冬もまた「+J」がやって来た感アリ。往年のブルース・ウェーバーがエイリアン出演時のシガニー・ウィーバーを激写したかのような印象。



こちらがメンズのヴィジュアル。シャツジャケットの上にボリューミーなダウンジャケットを着用している。このボリューム感とシェイプが際立つ新鮮なシルエットが、今秋冬の「+J」の魅力らしい。


H條:トレンド筆頭のダウンです。売れそう。


Y神:いかにも。


2021年秋冬の“進化した”「+J」は、控えめな表現と静かな個性をさらに推し進めたカプセルコレクション。洗練されたテーラリングと上質な素材が出会い、最新の機能性を備えた「グローバル・モダン・ユニフォーム」として、力強いパフォーマンスを実現する。



ユニクロのT野プレスの説明を熱心に聞く4人。すぐにでも試着したくてたまらないY神とH條だが、ここでメガトン級に重要なアナウンスが!


山崎:実は今秋冬で「+J」は第2章の終幕。くれぐれも「第2章」の枕詞をお忘れなく。過去にとらわれず、今の時代を反映したエッセンシャルにフォーカスし、グローバルなコミュニティに目を向け、あらゆる人を日常のタスクから解放するという「+J」の根幹は「ユニクロ」の礎として結実し、その精神性は“To Be Continued”なのである。


池田・Y神・H條:はい!(どゆこと!?)



プレスルームに広がったカーキやブラウンのカラーパレットに注目。前春夏はブルーやネイビーが軸だった「+J」だが、今秋冬は土っぽいアースカラーに変化した。この色調は、大人男子の腕の見せ所だろう。


池田:じゃあ、WEBプロデューサーのY神さん、トップバッターでヴィジュアルのやつを試着してみてくださいよ。俺らあんまし慣れていないもので。


Y神:では、お言葉に甘えまして…。




①ダウンオーバーサイズパーカ ¥17,900



秋冬トレンド筆頭のダウンと「+J」のマリアージュ。ミドル丈でヘビロテ必至の「ダウンオーバーサイズパーカ」はフィルパワー640以上のタウンユース。


両肩とスリーブに施された、ハンティングジャケットのような補強をデザインとして主張。フードやポケットヘムなどがバイカラーで配色されているが、同系色でまとめられており派手さは感じられない。



H條:Y神パイセン、どうですか?


Y神:去年と比較して、価格帯は同じだからダウンの量に劇的な変化はないと思うけど、スリーブの内側に吸い付くようなフィット感がある。ボクが着ているブラックと、オリーブはそれぞれ単色使い、ネイビーはバイカラーのデザイン。このまま運転できそう。


池田:Y神さん、こっちもお願いしますよ。




②ダウンオーバーサイズコート(※12月発売)¥19,900



ミドル丈は初日の11月12日(金)から店頭発売されるが、こちらの「ダウンオーバーサイズコート」は約1ヵ月後の12月納品予定となっている。ブラック、ベージュ、ネイビーのワントーン3色展開。


Y神:裾に施されたジップが可動性の助けに。640フィルパワーで、閉じるとふとももまで暖かい。ユニクロ史上最強の防寒性を誇るのではなかばしか。


H條:たしか池田さんは、去年の「+J」でロング丈のダウンを買ってましたよね?



池田:げっ。覚えてるんだ。周りからは箱根駅伝っぽいとか言われたけど、あえてそれがよかったから冬キャンプ用に買った。今秋冬のロングダウンは箱根感は薄いかもだね。また買っちゃいそうではある。




③ライトダウンジャケット(※12月発売)¥9,990



池田:とはいえ、軽めのダウンも気になる。


こちらの「ライトダウンジャケット」もロング丈と同じ12月入荷。コンパクトながら同じく640フィルパワーで、ブラウン、グレー、ブラック、ネイビーなど濃厚色が中心。昨年のようなブルーやホワイトはなく、どの色も大人男子の日常に寄り添ってくれる。




④ウールブレンド オーバーサイズピーコート ¥25,900



池田:加えて、昔懐かしのPコートを旬のアメカジっぽく着こなしてみたくもある。


質実剛健で人気確実のダウンジャケットのほか、90年代ブレンドのアメカジがキーワードの1つである2021年秋冬は、「ウールブレンド オーバーサイズピーコート」が台風の目になりそうな予感だ。



カラーはオリーブとネイビーの2色展開。


“40歳男子”にとって若かりし頃から定番アウターであるPコートが、ドロップショルダー&オーバーサイズという旬のシルエットで再提案された。裏地は中綿キルティングになっており保温性も高い。


軍パンやワークパンツと合わせて“文化系ミリタリー男子”を気取ってみたい。リアルミリタリーならではの硬さや重さは感じられず、風合いはソフト。



どんどんチェックしていく山崎編集長(WEB)と池田編集長(本誌)。見守るT野プレス。


ちなみに今秋冬の「+J」の特徴として、なんと、重衣料のアウターが全ラインナップの半数以上を占めている。シャツ類などの棚物と重衣料がほぼ半々だった前秋冬と比べ、店頭の充実具合は圧巻だろう。




⑤ハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾン ¥12,900



山崎:さすがというか、今秋冬の「+J」に見受けられるアメカジとミリタリーがトレンド予測と合致している。王道の「MA-1」も予想を裏切らずに登場だ。


池田:俺はショート丈はあんまし着ないので、ミリタリーでもPコート派でしたけど。


H條:あの、T野さま、お背中をチラッと見せてください。チラッとでいいので!


T野プレス:えっ。


Y神:えっ。



T野プレス:あ。MA-1のコレですね。(チラッ)


H條:それです。春夏のMA-1のブルゾンにも、背中にワンポイントで「+J」タグがありました。


前秋冬を踏襲した「ハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾン」はさらにリアルミリタリー感が増した。しかも、640フィルパワーでダウンジャケットのカテゴリーに入る。ブラックとグレーの2色展開。



そして、ラストで試着するアウターを吟味する山崎・池田両編集長。もともとはイギリス海軍の士官用だったという、ミリタリー出自のこのコートは…。


池田:やっぱりY神さんにはコレでしょう。


山崎:今さらだけど、我々が山崎と池田で、なぜにY神とH條なのか。整合性がとれていない。が、過去記事に倣っているのか。そうなのか。どうなんだ。



Y神:えっと、お待たせしました!


プレスルームでいそいそと着替えに奔走するY神。着用コートはやっぱりネイビーのダッフルコートだった。同色のニットキャップも探している模様。




⑥ウールオーバーサイズダッフルコート ¥29,900



H條:Y神パイセンが試着している「ウールオーバーサイズダッフルコート」がこちら。ブラックとネイビーがありましてペアで着ようかと思っております。


池田:ついでにH條くんも隣に立ってみてよ。



ネイビー派のY神とブラック派のH條で「+J」のダッフルコート揃い踏み。ハーフブレスト気味に施されたトグルで前方からの風雪をガード。ハンドウォーマーが胸下の位置にあり、両手を仕舞うと具合がいい。


Y神:第2章の終幕ということは、スター・ウォーズで言えばエピソード3「シスの復讐」かしら?


H條:うーん、2009年10月に1stコレクションが発売された「+J」は2011年秋冬で一旦終了し、2014年9月に1度ベストコレクションとして復刻してます。そして2020年秋冬に第2章が始まって今秋冬で終幕。今後、復活するとダース・ベイダーになっちゃう!?



以上、「+J」第2章の終幕となる2021年秋冬シーズンのアウター試着取材は終了。11月12日(金)の発売日に備え、今から買い物計画を立てよう。


と、そのとき…。


山崎:ちょっとアレ、見てみてくれるかな。



Y神:こ、これはぁ…!!


H條:ぷ、「+J」のデニム…!!


山崎:果たして、前春夏からシルエットや素材感に変化はあったのか。アウター編に続く後編は「デニム&小物編」にしよう。もう書いた? いつアップ?


近日公開予定。乞うご期待!




UNIQLO:+J 2021年秋冬コレクション
発売日:2021年11月12日(金)
+J 特設サイト

Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh