「以前は、街着であっても“大は小を兼ねる”的にハイスペックなものを求めていたけど、今は程よく快適であればOK。普段着に取り入れて違和感がないかどうかってことのほうが重要に思えます。ただ、無理やり都会的に寄せたデザインのものにはさほど食指が動かず…。ファッションでもギアでも、ちゃんとそれが『○○といえばこのブランド』と位置づけられた、本来のフィールドで認められているアイテムに惹かれます」


Masayuki Ozawa
1978年千葉県生まれ。ライター・エディター。弊誌にて「教えて! 東京スニーカー氏」を好評連載中。現在『東京スニーカー史』(立東舎)に続く第二作となる著作を鋭意執筆中。


山と道

腹巻き
「寒がりなもので…。年を重ねると身体全体よりも局所的に冷えてくる。使い捨てカイロを入れられるポケット付きでうれしい」。



Salomon

スニーカー
「配色のセンスに見惚れて2色買い。サロモンは革新的なクリエイティングカンパニーだと思う。僕にとってアウトドア界のApple」。


icebreaker

ウールタンクトップ
「もっぱら出張時に重宝しているアンダーウェア。タンクトップなのにウール素材、かつ厚手だから冬にちょうどいいアイテム。冬の出張は荷物が多くなりがちなので、こういうもので軽量化を図っています」。



patagonia

R3ジャケット(左)・R4ジャケット(右)
「ともに2000年頃のモデル。アメリカ製。R3はプルオーバーのデザインがかわいい。R4は自宅でもアイスブレイカーのウールのスウェットの上下によく合わせます」。


Smartwool

ソックス
「メリノウール素材。リブのない、ミニマルかつ都会的なデザインで野暮ったく見えない。ワンポイントがサイドでなくバックについているのも面白い」。



HYKE×THE NORTH FACE

ナイロンパンツ
「THE NORTH FACEのパンツは、インラインのアルパインライトパンツもいいけれど、このHYKEとのコラボレーションモデルはシルエットがとてもきれい。上品なステンカラーコートに合わせようと思って購入しました」。



Photos:Yuya Wada