頭の中にお宝リストがあって、
サイズが合えば迷わず買います!

(右)1930年代 Town & Countryのハンティングジャケット
(左)1940年代前半ドイツ空軍のフライトジャケット

尾崎雄飛さん/サンカッケー デザイナー

服作りの資料として古着を買うことが多い尾崎さん。このドイツ空軍のジャケットは、十数年かけてようやく手に入れた超お宝だ。「ドイツ軍服は歴史的事情もあって現存数が極端に少ないんです。僕の頭の中には常にお宝リストがあって、その中の服でマイサイズと出会えれば迷わず買いますね」。また、今まで見たことがない服に出くわせば、これも課金は不可避とか。「’30年代のTown & Countryは衝撃でしたね。表がウールで裏がヌバックだなんて、その逆ならまだしも見たことがない。服のプロがこれを見て無視できるのか!って悪魔がささやいて買っちゃいました(笑)。こうしたお宝から先人の発想を解釈して、自分の服作りに生かせたら冥利に尽きますよね」。


やっと出会えた一生モノなら、
お金を出す価値は十分です

(右)1980年代 HERMÈSのオータクロア
(左)HERMÈSのエトリヴィエール

オクトシヒロさん/スタイリスト

さまざまなファッションアイテムとの、出会いと別れを繰り返してきたオクさん。最終的に達した結論は「一生使いたいと思えるモノと付き合うということ。僕の場合はそれがエルメスでした」。中でもバーキンの原型といわれるオータクロアには常に目を光らせていたとか。「エルメスは男が持つならこれ。ただ、いいあんばいにヤレたトワルアッシュのヴィンテージはなかなかない。まさにお宝です」。とはいえ、日常的に使い込むには心もとない。そこで目をつけたのが現行のエトリヴィエール。だが、こちらも店頭で入手できることは珍しいという。「ベージュ×黒の配色は全然見つからないので幸運でしたね。スタッフに聞いたら奥から出してきてくれて。エルメスは、現行品でも宝探し気分を味わえるのが面白いところです」。



掲載アイテムの問い合わせ先はこちら


Photos:Keiichi Ito Kanta Matsubayashi 
Text:Ryo Kikuchi