2026.07.03
最終更新日:2026.07.03

【上白石萌音インタビュー】まるで一緒に旅したような絆が生まれました【書籍『Bite! The World 上白石萌音と世界をガブリ!』】

雑誌「メンズノンノ」で連載されていた「Bite! The World 上白石萌音と世界をガブリ!」が一冊の書籍に。見ても、読んでも、楽しく味わえる新感覚のグルメガイド兼フォトエッセイ。

まるで一緒に旅したような絆が生まれました

上白石萌音
ブラウス¥30,800/Uhr(Uhr Online Store) デニムパンツ¥15,950/リーバイス(ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店)

日本にいながら、28の国と地域の料理を、食べに、食べに、食べ尽くした記録が、ピースフルな写真と本人の優しいエッセイで色鮮やかに綴られた本書。本場さながらの美味を食すこと約30食。ズバリ、萌音さんのベスト・バイトは?

「やっぱり連載のラストで実際に訪れたソウルです! 国内じゃなくてごめんなさい(笑)。最終回スペシャルだったので、スタッフの皆さんと初の海外に卒業旅行へ行けた気分で、楽しかったなあ。チュクミもカムジャタンも、市場の屋台で食べたチヂミも、全部おいしかった。その後、舞台の公演でソウルを訪れたときも、同じお店に行っちゃいましたもん(笑)」

今回の書籍は自ら執筆した料理にまつわるエッセイも“読みどころ”の一つ。

「最初は料理の感想を丁寧に書くように心がけていました。でもトルコ料理の回で、ある食材に楊枝が刺さっていて、その先端に『周りからの羨望や嫉妬を跳ね返す』というお守りのモチーフがついていたんですね。そこで『これだ!』とひらめき、その回のエッセイを“ジェラシー”をテーマに書いてみたんです。そこからトピックを絞り、自分の内面にぐーっと潜っていくようなスタイルの文章に変えていきました。編集の方にも『作家性が出てきましたね』と、褒めてもらえて(笑)。そんな内面を映し出したエッセイにも注目してもらえたらうれしいです。
こうやって一冊の本になり、振り返って思い出すのは、撮影後にいつもみんなでテーブルを囲み料理を食べた“あの風景”。同じ釜の飯を食うじゃないですけど、未知の味に出会い、『あの味と似てない?』『わかる!』って、それぞれが何にたとえて、何を思い出すか…その答え合わせをするのが、とても幸せな時間でした。人の味覚って国によって違うかもしれないけど、おいしいと思う琴線は、意外と万国共通なのかもしれませんね」

俳優・歌手
上白石萌音

1998年鹿児島県生まれ。俳優・歌手。近年の出演作に、映画『夜明けのすべて』、ドラマ『ちはやふる-めぐり-』、舞台『ダディ・ロング・レッグズ』『千と千尋の神隠し』など多数。また2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演予定。最新書籍『Bite! The World 上白石萌音と世界をガブリ!』(¥2,420・集英社)が5月26日に発売。

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