多くの高級時計ブランドが参加する世界最大の時計の祭典「ウォッチズ アンド ワンダーズ」が今年もジュネーブで開催された。ここで発表された新作時計の中から、注目作を速報リポート。
※文中すべて、SS=ステンレススチール、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド、Pt=プラチナ、Ti=チタンの略です。
名作たちの進化も見逃せない
機械式時計が動くメカニズムは、約400年前に完成した。今から大きく進化する可能性は低いが、まったく変化がなければ過去の遺産となってしまうだろう。大切なのは伝統に敬意を払いながら、時代の要求に合わせて、適切に進化させることだ。
シャネルからはレーシングカーを思わせるスポーティモデルが登場。高耐性セラミックにはポリッシュ、ヘアライン、マットという3種の仕上げ方法を取り入れた。パネライからは原点に立ち返り47㎜サイズが復活。ヴァシュロン・コンスタンタンは、軽くて耐錆性に優れるチタン素材を用いることで“旅の時計”というDNAをさらに強固なものとした。そしてチューダーからは、高精度&高耐磁のムーブメントを搭載して、さらに実用性を高めたモデルが登場している。
どのモデルもブランドの世界観や哲学を補完する形で進化しているので、魅力は深まるばかりだ。
01:CHANEL|J12 SUPERLEGGERA キャリバー 12.1
超軽量スポーツカーをイメージし、スピードメーターを思わせるデザインをベゼルやダイヤルに取り入れた。
02:VACHERON CONSTANTIN|オーヴァーシーズ・デュアルタイム カーディナルポイント –南
旅への情熱を形にしたモデルで、東西南北の4色展開。ベゼルはアンスラサイトのマット仕上げ。ブレスレットやオレンジのラバーストラップも付属する。
03:PANERAI|ルミノール オットジョルニ
イタリア軍にルーツをもつ大ぶりな一本。8日間という超ロングパワーリザーブを誇り、使い込んだ風合いに荒々しく加工したケースも魅力が深い。
04:TUDOR|ブラックベイ 58
人気モデルのムーブメントを刷新。高精度&高耐磁のマスター クロノメーター認定を取得。ケースも11.7㎜へと薄型化し、使い勝手も良好。