多くの高級時計ブランドが参加する世界最大の時計の祭典「ウォッチズ アンド ワンダーズ」が今年もジュネーブで開催された。ここで発表された新作時計の中から、注目作を速報リポート。
※文中すべて、SS=ステンレススチール、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド、Pt=プラチナ、Ti=チタンの略です。
ダイヤル素材にひと工夫アリ!
時計がファッション的に楽しまれるようになるにつれて、ある程度の視認性を犠牲にしても、ダイヤルの表現力を追求しようという動きが出てくる。その代表がカラーダイヤルであり、さらに今年はダイヤル素材でひと工夫加えるブランドも目立った。
装飾用のオーナメンタルストーンを用いることが多く見られ、ゼニスは赤い斑点が特徴の「ブラッドストーンジャスパー」を、オーデマ ピゲは「マラカイト」を使用。こうした石には霊的な力があるとされており、一種の護符として楽しむこともできる。
またピアジェのように凹凸デザインを取り入れた例や、H.モーザーではケースと同じ「タンタル」という特別な素材をダイヤルに用いるなど、時計の顔に新しい表情を加える手法も目立った。
時計を眺めるとき、まず目に飛び込むのはダイヤルなのだから、好みの顔で選ぶのも正解なのだ。
01:ZENITH|G.F.J.
昨年話題をさらったドレスウォッチの2026年モデル。美しい手巻きムーブメントを搭載し、天然石を用いたダイヤル表現も独創的。
02:PIAGET|ピアジェ ポロ シグネチャー デイト
特徴的なゴドロン(横縞)模様を強調した、凹凸のあるブルーダイヤルを採用。道具不要で簡単に変更できるアリゲーターストラップも別売りで用意。
03:AUDEMARS PIGUET|ロイヤル オーク オートマティック
ロイヤル オークからは、邪気を払いストレスを軽減するとされる石「マラカイト」をダイヤルに使った、色気あるモデルが登場。
04:H. MOSER & CIE.|エンデバー・パーペチュアルカレンダー コンセプト タンタル
月表示を小針で表す永久カレンダーをベースに、ケースとダイヤルはタンタル製。金属の質感を楽しむ時計だ。