ハニーゴールドが生む静かな迫力
A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)から、世界限定50本の新作「カバレット・トゥールビヨン ハニーゴールド」が登場。ブランドを象徴するレクタンギュラーウォッチ「カバレット」に、ランゲ独自開発の「ハニーゴールド®750」をケースとダイヤルの双方へ採用した一本だ。
ブラックロディウム仕上げ(黒色にコーティング)のダイヤルには、精緻なレリーフエングレービングを施し、フレームやスケール、ブランドロゴまでもダイヤル素材から直接彫り出した。浮かび上がるハニーゴールドの彫刻的な表情と、ダークトーンの陰影が重なり、工芸品のような趣を漂わせる。
トゥールビヨンを止めるという革新
6時位置の開口部からは、ストップセコンド機構付きトゥールビヨンを覗くことができ、その精巧な動きにも目を奪われる。
A.ランゲ&ゾーネは2008年、世界で初めてトゥールビヨン用ストップセコンド機構を実現。通常は難しいとされてきた秒単位での時刻合わせを可能にした。今回の新作も、その技術を受け継いでいる。さらに、上部のトゥールビヨンブリッジやケージには、「ブラックポリッシュ」と呼ばれる高度な仕上げ技法を採用。見る角度によって鏡のようにも、漆黒のようにも映る独特の表情が、時計全体に静かな緊張感を与えている。
ケースに合わせて設計されたムーブメント
サファイアクリスタルのケースバックからは、手巻きキャリバーL042.1を鑑賞できる。370個の部品で構成され、そのうち84個がトゥールビヨンに使用されている。
長方形ケースに合わせて設計されたムーブメントには、グラスヒュッテストライプ仕上げや、手彫りエングレービング、ブルースクリューなど、ランゲを象徴するディテールを随所に採用。さらに、ツインバレルによって120時間のパワーリザーブも実現した。
華やかでありながら、どこか静か。レクタンギュラーケースの美しさと、ドイツ時計らしい精密な機構が共存する「カバレット・トゥールビヨン ハニーゴールド」は、A.ランゲ&ゾーネの技術と美意識を凝縮した一本といえる。
2026年5月16日(現地時間)、本作はイタリア・コモ湖畔で開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で発表。多くの来場者がその精巧な佇まいに魅了されたに違いない。
カバレット・トゥールビヨン ハニーゴールド
ケースサイズ:29.5×39.2mm
ケース厚:10.3mm
ケース素材:ハニーゴールド®750
風防&ケースバック:サファイアクリスタル(モース硬度 9)
機能:時、分、秒表示のサブダイヤル、アウトサイズデイト、ストップセコンド機構を備えたトゥールビヨン、パワーリザーブ表示 AUF/AB(UP/DOWN)
ベルト:手縫いのアリゲーター レザーベルト、ダークブラウン
限定数:50本、限定番号刻印入り
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