今回は蛙
前も紹介したことがある、京都の伏見人形の老舗「丹嘉」。「今なら、こんなのもありますよ」と8代目の大西さんが出してくれたのが、この蛙。「帰る」にかけた縁起物として作られていたのか。蛙は大好きなので即決。
昔から蛙好きって結構いたようで、「鳥獣戯画」(指を差しながら走っている蛙、いい!)にも描かれているし、江戸時代の蛙マニアといえば絵師の松本泰時。「蝦蟇図」でお馴染みだが、実際に蛙を飼育したり、いろいろな蛙グッズを集めていたそう。大坂で活躍していたし、この「丹嘉」の伏見人形も知っていたのかなと思ったり…。
そういえば去年、大英博物館を訪れたら、松本奉時の蛙の絵がとても人気で、ゆるキャラのように扱われていた。トボケた蛙の魅力は万国共通。あと、小林一茶も蛙の俳句をよく詠んでいるけど、自分の小便の勢いを蛙に自慢した「小便の滝を見せうぞ鳴蛙」という句も最高。年代、国を問わず蛙好きとは仲良くなれそうです。
編集
中林龍平
カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ(入稿・校了時、1.5倍増)。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。
Movie&Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:RUI
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Editor Shibutsu