復活、そして円安の憂鬱
ゴーシャ・ラブチンスキーが再始動するというニュースを聞き、オンラインショップを覗いてみた。ゴーシャ節全開かと思いきや、極めてベーシック。トレンチコート、ハリントンジャケット、ボンバージャケット、無地のジップパーカ、バックパック。すべてシンプルでちょうどいい。こちらのユーティリティパンツは、太めのストレートシルエットと素っ気ないデザインに惹かれた。
なんといっても、リーズナブル。たとえば、オンラインショップだとユーティリティパンツは190ドル。ハリントンジャケットはなんと240ドル。クオリティに対して破格だと思う。ただ最近、海外通販を見るたびに憂鬱になる。そういう場でないことは重々承知しているのだが、この円安の状況下で能天気に買い物をしている場合なのか、計算されたシルエットと素材が気持ちよくておすすめです! のようなバカバカしい原稿を書いているだけでいいのか... などと考えてしまう。ペシミスティックなファッションネーム(!)こそがリアルなのだろうか。それはさておき、何を買うかの判断に慎重になる時なので、このユーティリティパンツを推したい。
エムエイティティ info@the-matt.com
カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ(入稿・校了時、1.5倍増)。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。
Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takeshi Toyoshima
Composition: Ai Hogami