このダッフル、前代未聞
ダッフルコートのことを「重たい」「子どもっぽい」という人は多い。そして、それを色やディテールの簡略化で解決しようとする例も見てきた。が、カルの展示会でこのダッフルコートを見て衝撃。レザーで作るという発想はまったくなかった。
レザーならもっと重たくなるだろうし、可愛らしさはディテールやシルエットに起因するから、男くささのあるブラックレザーでの生地替えはバランスが危ういと勝手に想像していた。また、ダッフルコートにアレンジを施すと、肩まわりの補強布やトグルボタン、袖のストラップ、大きなフラップポケットなどをそぎ落とす方向にもっていくが、それらを残して薄い革でバランスを保てていることに驚く。ダッフルコートには、まだ可能性があるのだ。
カル TEL: 03-6441-3661
編集
西坂和浩
クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。
Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takeshi Toyoshima
Composition: Ai Hogami
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Editor's Fav 2026-27FW