走るための? 走らないための?
昨年、俳優の光石研さんとハワイへ取材に行った。光石さんはホノルルハーフマラソンに参加。「一緒に走りませんか」と誘われたのだけど、私は21.0975kmにビビって断った。当日、光石さんが走る姿と完走されている姿を見て、すごく後悔した。
以来、月に2、3度、近所を走っている。とはいえ5キロくらいだし、正直、走るよりもシューズやウェアを探している時間の方が長い気がする。そういう"にわか"だからこそ、気になるのがギアのことだ。
昨年から気になっていたのが、ランニングベスト。最初はウエストバッグを買ったけど、走っていると上にずり上がってきて、結局手で押さえながら走る羽目になった。あれは本当にストレスで、走ることより「このバッグどうにかしたい」という気持ちの方が強くなる。で、辿り着いたのがゴールドウインのスタートレイルパックだった。
これはランニングベストというより、「着るバッグ」に近い。試しに身につけてみると、確かに体にフィットする。でも窮屈じゃない。荷物を入れても、それが体の一部みたいに馴染む。ポケットは至るところにあって、走りながらでも取り出しやすい。ふと思った。これ、ランニングだけに使うのはもったいない。夏フェスとか、野外イベントとか。両手が空いて、必要なものが全部体に密着している状態というのは、すごく自由だ。走るために買ったベストが、走らない日にも活躍する。それって、なんだか私のような"にわかランナー"にぴったりな気がした。
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL:0120-307-560
Photo: Yoshio Kato
Stylist: Takeshi Toyoshima
Composition: Ai Hogami

