たった2日間の店頭販売!


スウェーデン・ストックホルム発のスニーカーショップブランド「SNS(Sneakersnstuff/スニーカーズエンスタッフ)」が、「adidas Originals(アディダス オリジナルス)」とコラボして、レアスニーカーの筆頭である「HRLM(ハーレム)」を見事復刻。




SNS x adidas Originals HRLM
カラー:ftwr white/blue/orbit grey
サイズ:22cm~31.5cm
¥15,400





5月27日(土)・28日(日)の2日間限定で、代官山の「SNS TOKYO」にて“先着順”で販売される。


オープンは11時。2日間で売り切れた場合は、5月29日(月)以降の店頭販売が中止となる。公式ヴィジュアルを見る限り2日間で完売必至に違いない。




キャッチーなネーミングゆえ世界中のスニーカーマニアに認知されている「HRLM(ハーレム)」だが、一方で謎の多いスニーカーとしても知られている。


なぜならオリジナルの現存数が極めて少なく、ドイツにある本国アディダス社のアーカイブ資料室にも生産背景に関する資料がほとんどないのだ。




限定とはいえ、マニア垂涎の幻のスニーカーを量産するという試みは、デザインやカラー別注という通常のコラボとは趣を異にする。もはや歴史の徒花となったスニーカーの発掘プロジェクトに近く、ごく僅かの資料を頼る推測ベースでオリジナルを再現するための復刻作業が行なわれたのだった。




その手掛かりとは、1970年代から1980年代にかけてリリースされていた(かもしれない)「シティシリーズ」と、1980年代初頭に数量限定で発売された「バスケットボールシューズ」の2つ。


両モデルのDNAを辿り日の目を見た「SNS x adidas Originals HRLM」は、目にした瞬間に「アディダスオリジナルス」の系譜を想起させる。




デザインに注目。オリジナルに限りなく近い仕様で復刻された「ハーレム」は、ヌバックオーバーレイのプレミアムレザーアッパーと、異なる色合いのスリーストライプスが特徴。ブルーのグラデーションが美しい。


機能面は現代的にアップデートされており、1980年代を代表するバスケットボールシューズである「adidas Centennial Lo(アディダス センテニアル ロー)」で使用されているミッドソールに変更されている。






Jim Jones / The Diplomats





本コラボのキャンペーンヴィジュアルも、モデル名である「ハーレム」と共振。


ヒップホップ発祥の地であるNYのハーレム出身者で結成されたヒップホップユニット「The Diplomats(ディプロマッツ)」のジム・ジョーンズ(Jim Jones / 1976年7月15日生)を起用し、キャンペーンヴィジュアルはハーレムのスタジオで撮影された。





入手方法は至ってシンプルで、店頭に並ぶこと。2019年12月にオープンした「SNS TOKYO」の所在地は代官山(渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山)。購入チャンスは5月27日(土)・28日(日)の2日間だ。


近隣住民の迷惑にならぬよう11時の開店を待ち、先着順の争奪戦を勝ち抜くべし。





最後に、ごく少数の在庫で期待薄との評判ではあるが、お手軽な購入チャンスとして「SNS(Sneakersnstuff)」アプリでの抽選チャレンジがある。基本情報を登録して5月29日(月)までサインアップを受付中。5月30日(火)に当選者が発表される。


店頭でも抽選でも構わない。手に入れた暁には、1980年代のハーレム地区の喧騒とヒップホップミュージックをスパイスに、スニーカーマニア同志で「ハーレム」の魅力を熱く語り合いたくなるはず。



歴史の重みとオリジナルへのリスペクト、そしてプロフェッショナルなクリエイターたちの情熱が結実した「アディダス オリジナルス」の「ハーレム」は、まさに大人のためのスニーカー。濃すぎるプロダクトの背景とは裏腹に、意外にも夏空に映える。





SNS x adidas Originals HRLM
発売日:2023年5月27日(土)・28日(日)
販売店舗・販売方法:SNS TOKYO・先着順
(※2日間で売り切れた場合、以降の店頭販売なし)
問い合わせ先:SNS TOKYO
渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山 / TEL:03-6868-8801
SNS x adidas Originals HRLM

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Text: Takafumi Hojoh